お気楽極楽ミラクル

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神無月の巫女 第五話 「夜闇を越えて」

2004-11-05 02:54:01 | アニメ感想全般
偏愛アイ発動!!(今期二発目)
…いや、もともと介錯作品は自分的には色眼鏡1.5倍速(意味不明)なのは初回の感想でバレバレでしょうケド^^;。

わっほー(Ⓒシュガー)、来た来た来た来た来たー!(笑)
順番からしたら舞-HiMEか双恋あたりの感想を付けるべきなんだろうけど^^;、コレは書かずにはいられない(メンゴ)。

ってゆーかっ、最終回なんじゃないの?コレ。みたいなー。

元から自分的にはあんまり無かったケド、もう、『百合(っぽい)』とかと『ロボ』だとかとの違和感なんて、全く無くなってしまった。

おそらく、姫子と千歌音を『百合(っぽい)』設定に持っていった背景には、現在自分に分かるだけでも2つの意図があると思う。

1つ目は、おそらく今話の魅力の核となっていると思われる、千歌音とソウマの姫子をめぐるやりとりだろう。いやまぁこれは好意的にこの作品を観てる人ならだいたい感づいていると思う…自分もそういう方向性ではないかとは思っていた。
しかし…しかし! こんな早い時点で、ここまで深いところまで2人の心の描写が炸裂するとは…自分には想像だにできなかった。ツバサが意味ありげに出てきた時点で、勘の良い人は感づいていたかもしれない。(すんません。実はけっこう自分ニブちん^^;)
しかも、それでいて2人(3人)の関係があまりギスギスしすぎたものにならないギリギリのところで纏めている、と思う。まぁ、今回は良かったとして、この先あまりこのパターンをやりすぎると、ともすれば姫子がご都合主義(苦笑)に描かれがちになってしまう危険性もないとはいえないのだケド^^;。
ソウマ、ツバサの出現で惑う→そのせいでという訳ではないが、姫子を危険に→千歌音その事実と髪飾りの件でソウマに憤り→ソウマお前(千歌音)になにができる!、と逆切れ(違う)→千歌音、悔しさは払拭できないものの『言い過ぎた』…と→ソウマも(笑)。
うわー、ナンか、すっごーくツボにハマッテルんですけど、自分。なんといっても、この辺の感情描写に作り手側の気恥ずかしさだとか、付いて来れないヒトが出るんじゃないかとか、そういった妥協が一切無いのが素晴らしい。この傾向は、姫子サイドだけでなく、ソウマ-ツバサ間の描写にも当てはまると思う。

2つ目は…あー、2つとか言っといて良く考えたらコッチはあまり想像が形にならない^^;。
と、とりあえず、太陽と月の巫女であるということ。まー安直に『惹かれそう』だな(ホントに安直だ!)とか^^;。
少し(ハズしを恐れずいうと^^;)、太陽と月の婚姻(爆)と来れば、→日食(ぉぃぉぃ→自分)→OPやオロチ衆が出てくるシーンで日食(っぽい?)のが描かれているのが、なーんか意味深だなー(そうか?)とか。
…あーやっぱコッチダメだ^^;。い、いかにも、苦しすぎる。

まーそれはともかく^^;、ソウマ-ツバサ間の境遇や感情のやり取り…いまいち迷いが断ち切れずにソウマがオロチに染まりかけ→姫子の存在をもって…というくだりは、多分人によっては『なんじゃそら』かもしれません。ただ、前話まで好意的に観てこれた向きには、もう、そういう描写が来るだろうことは多分に感じていた…と思う。ある意味覚悟^^;が出来ていた、作られちゃっていた…というか。その辺の演出力・構成力も含めて上手いなあと思わずにはいられません、自分。

なんか、褒めちぎちゃった(汗)ケド、でも、自分的にココまでだけでも、新たな介錯作品として十分すぎるくらい印象に残るものだったと言えるョ。もちろん、この先も期待大なのは言うまでもありません。
自分的には、かの愛・天使(笑)を超えるようなのを恥ずかしげもなくぶっ放して欲しいなぁ…などと妙な(?)期待をもしてしまうのでありますが^^;。

なんだか勢い任せの感想になってしまい、全然纏まっていなくてコメリンゴなのですが…。
でも、ただ1つハッキリと言える事は、やっぱり、まごう事なき介錯作品だわ、コレ!

(トラックバック追記)
遅ればせながらTB返しさせていただきます。まあ…介錯作品ですとワるQとかも「別に宇宙じゃなくても…」とか(笑)。ただ、ロボなしでは、ベタな鬱々愛憎物語(きゃー)になりそうで、多分自分は観ないでしょうね^^;。自分的には確かに喫茶店…はチョット話の内容に問題アリそうですが^^;、どこか川原ででも生身でやりとりすればいいような事を、ロボ全開で、ムダに(笑)破壊力抜群に盛り上げる介錯のセンスが好きで好きでたまらないんです(笑)。

姫子にとってオロチより千歌音危険説は意外と物語のツボを得ているかもしれません。
オロチ衆の各人にスポットをあてるには、話数がもう少しあれば…というところでしょうか? でも、ギロチ回とか、見てみたいような、遠慮したいような…^^;。