お気楽極楽ミラクル

主にアニメ関連のものを中心とした雑記や感想。サイトの性質上ネタバレあります。(※ 現在ウオームアップ中)

ローゼンメイデン 第6話 「涙」 Trancn

2004-11-18 01:43:55 | ローゼンメイデン
↑ちくしょー。どうしても入らんなぁ、『Tra(¨)ncn』(笑)

クオリティ、落ちないなあ(喜)。

前回の予告で見た時には、いよいよアニメオリジナル要素の比率が高くなって来るか?、と思いましたが、実際には時系列が違っているだけで、多くの部分が原作要素な今話。確か、ホントはこのエピソードに相当すると思われる部分の原作には、翠星石はまだ居ない。

でも、これまた成功してますねー。前話(コメコメ)で大分プリチーに思えるようになったと思う翠星石…効いてるなぁ、前話(笑)。『あざといけど、どこか憎めない』…そんな感触はアニメ版の方が良く出ているかもしれない。
見た目だけなら、真紅よりもお姉さんっぽいんですよね。何番目のドールかは、原作にも書いてなかった気がしますが(書けよ…笑)。でも、自分的には好きですね。一見、不出来なお姉さん(笑)。

冒頭の『くんくん』から始まるコメディ部分の表現、…コメディの見せ方、ホントに秀逸だなぁ。翠星石はもちろん(笑)、真紅まで結構『日常』では恐がりで…意外と冷静なのが雛苺という(笑)。
自分も忘れがちですが、彼女達はとても人間臭いケド、やっぱりアンティークドールであり、やはり、一般的な『人間』の尺度では測ってはいけない部分もある、と思います。全部じゃないですが。雛苺だって、『年齢』だけなら、現在生きているどんな人間よりも年配でしょう。…精神的に育っているかはともかくとして。いや、そもそも『人形』なので『育つ』という概念も当てはめていいものかどうか。アニメでは若干抑えれれていたと思うのですが、原作では、くだんの巴&雛苺の事件の時に、もう少し恐い感じの雛苺が見れると思います。…一歩間違えば、本当に呪いの人形だったりして^^;。

さて、水銀燈が出てくると、一気にシリアスモードになります。そういや原作でも水銀燈のディフォルメって、さすがに(多分)見たこと無いな(笑)。番外編とかならありそうだケド。

で、原作のこの部分(多分)には居ない翠星石がアニメでは居る。上手く絡ませてます。一人残されるのがイヤで「特別に着いてってやるですぅ」、みたいに着いていく(笑)。水銀燈の世界…これはアニメオリジナルだな…でも絶妙の反応を見せる。原作既読の身でも、全く違和感ない。

ただ、豆の来炸裂(?)は、こんなトコロで使っちゃていいのかな?(笑)。まぁ、この世界観なら、『技』なんていくらでも作れそうだケド。

ここぞ、というトコロでの光のエフェクト等も、とてもかっちょいい。この辺、『なのは』といい勝負かもしれない。

そして…ここでようやくジュンの力(?)の片鱗が見えてくるワケか。原作だと、(多分)このエピソードは結構序盤の方で起こるので、かなり水銀燈優勢。退けはするものの、まだまだ本気じゃ無い感じの水銀燈、といった感じなのですが、アニメ版では、すでにかなり焦りが見られる、と。。

正直、『ジュンの指』に関するエピソードはスルーなのか?、と思っていた。もっと序盤の方で、そういう主人公の能力はアピールしておかないと、取って着けたような感じになってしまわないか?、と少し不安に思ったものだ。
…しかし、結果はご覧の通り。イッキに来たけど、違和感なし…脱帽である。

そして倒れる真紅…。
…うー、あー、えーっと。ノーコメントってコトで^^;。

ただ、ちょっと話数的に心配にはなってきたかな?
原作がまだ、そんなに長くないので、そういう心配は要らないと思っていたのだけれども。
第6話で、『真紅、ピーンチ その1』…ですか。

いや、まあ、まだ短くても6話あるわけで…これまでのシリーズ構成・脚本の質の良さを考えれば、余計な心配かもしれない。最後のオチがどうなるかは、やっぱりチョット心配だけどね。
それはどの作品でも、一緒か(笑)。

(トラックバック追記)
5話・6話と、どこまで本気なんだかなが目立つ(?)真紅ちゃん。アニメではより強調されてる?(笑)。すっごくいい感じです。