お気楽極楽ミラクル

主にアニメ関連のものを中心とした雑記や感想。サイトの性質上ネタバレあります。(※ 現在ウオームアップ中)

まほらば ~Heartful Days~ (最終回1時間スペシャル) 第25話「告げる夜」

2005-07-02 07:31:35 | まほらば
まずは、第25話「告げる夜」からいってみよー!
(書きたいこと多ぎて、一気書き無理^^;)

演出勝ち
(^^)

まー^^;、正直、そこかしこに『無理』はあるし、真面目に詳しい方が考察したら、そりゃー^^;、いろいろとツッコミどころは多いかもしれませんが・・・。

でも、1つの物語としてのクライマックス、としては、
大変良く出来ました!
・・・と言っていいでしょう!!

『面白い』物語、というのは、えてして、『ウソ』も吐くものなんですよね・・・。

刑事モノとか、推理モノとか、裁判モノとか ・・・笑。

もちろん! その辺へのツッコミなんかも、それはそれでとても興味深いですし、・・・不謹慎、と言われるかもしれないけど、正直、自分としてはそういうのも『面白い』ので、ゴメンナサイですが、自分もこの後ある程度そういうの、しちゃうかもしれません・・・。
この物語、また、この感想は全てフィクションです、実在の人物・団体・事象とは一切~ (^^);
(尚、基準は全てアニメ版になるのであしからず(爆))

ああ、でもツッコミコメント等は大歓迎ですので(笑)。

・・・
・・・

前話終盤・・・隆士の事故の報(実際は、隆士、無傷 笑)を聞き、倒れてしまうも・・・いろいろあって・・・目覚めた梢。

しかし、おそらく・・・は、本人格であろう『梢』だけが目覚めず・・・他の4人格が目まぐるしく入れ替わるという・・・。

言葉だけは知っている。『ポップアップ状態』 ・・・というやつであろうか。

・・・今まで・・・『梢』が確固として在った・・・その状態では、たとえ『変身』したとしても、その後必ず『梢』に戻っていた。
又、他の人格に入れ替わる場合にも、必ず、『梢』を経由していた。
しかし、隆士の件がよほどショックだったのか・・・目覚めぬ『梢』。
『梢』不在、によって、副人格(?)sが制御を失っている・・・?
恐らく多分、そういいたいのであろう。

でも、25話「告げる夜」冒頭では、1(?)晩明けてからは、『梢』不在は不在のままですが、既にずいぶん安定していましたね。もう、ショックさえ与えなければ(そんなに)変貌しなくなっている?。

(ちょっと後の方で、黒崎親子の内職手伝い中にまたコロコロ変わっているのは・・・これは苦笑するしかないですが^^;。(ツッコミどころの1つ)
まぁ・・・コレは灰原の梢の副人格誕生秘話(注 これも飽くまでも、灰原の推測)にビジュアルを合わせたのだろう。細かい理論よりも、物語的、ビジュアル的『解り易さ』、を採ったのだろうと思う。)

まぁ・・・どちらにしても、あまり・・・否、普通に考えたら、絶対に歓迎すべき事態ではないのですが。

その辺は珠美が後に悲痛な叫びと共に弁じてくれます。
又、鳴滝荘の他の住人も、その辺は一応承知はしていると思います。
「やっぱり・・・何か変だよ・・・梢ちゃん」@恵
・・・いやぁ、『ちょっと』どころじゃないでしょ?^^;。
てか、一目瞭然 (大苦笑)

でも、この辺は梢が倒れてからの、珠美の挙動との対比の意味もあるのでしょう。
梢が倒れてから・・・梢が”一応”・・・そう、切羽詰った状態でないのを(前話で?)確認してからは、自分の部屋に篭りっ放し。
「待っててね・・・『梢』ちゃん」@珠美
・・・その言葉が、まさかそれほどの悲痛な決意の表れだたっとは・・・この時点では思いもしませんでした。

一方、鳴滝荘の他の住人は・・・(恵&灰原&沙夜子)
こらこらこらっ! 多重人格で遊ぶな! (大苦笑)
(ツッコミどころ その2)
隆士ではないが、「ナニやってるんですかーーーっ!」 ・・・である^^;。
・・・いや、決して遊んでいるワケではないのだが・・・と、思う^^;。
要は、『梢』、に戻したいのだ。
この辺も後に珠美が・・・まるで自分が全ての『業』を背負うかのように告げる・・・そう、サブタイの「告げる夜」。

そして、遂に・・・『その時』は来る。
それはあまりに悲壮な告白。
いや、それは私が望んだことだ。正直、ここまでのお話の流れだと、珠に『ソレ』を言ってもらわないと、なんとも後味が曖昧なまま・・・というか、『お話』として、自分にとってはフラストレーションを残したまま終わられてしまう・・・。
冷血漢、と言われても仕方がない。でも、それは甘んじて受けるよ。自分はとにかく『物語』としては、禍根を残されたまま終わられるのが凄くイヤなのだ。

特に・・・このアニメ版『まほらば』は、ここまで・・・ほんとーに、毎話、観終えた後の気持ちが、とても良い作品であったから・・・多分・・・いや、絶対、その辺はスタッフの狙いに違いない。それは、『Heartful Days』のセカンドタイトルが、最初から如実に示していると思う。

・・・そして、この作品は・・・そう。
まさしく、自分がそう信じた通りの作品だったのだ。

「私は梢ちゃんを愛しています。白鳥さん・・・私はあなたが憎い・・・!」

珠よ。
そうだ、それだよ。
私は、そのセリフが聞きたかったのだ。
そう。この作品が始まって以来、ずっと・・・。

真意を!
そう、ずっと、その真意を聞きたかった。

その1言で・・・私がこの作中、始終感じて止まなかった珠美への疑念? ・・・煮え切らないフラストレーション、みたいなもの・・・それはすべて氷解した。
愛せる。そう、それなら愛せるんだ。珠よ。


・・・この時点で、私はこの『まほらば』の登場人物をようやく全て愛せた。

全ての登場人物を愛せる・・・それは、大団円への必須条件である。そう、この時点で、私はようやくこの作品が『大団円』に向かっていることを・・・そして、それを素直に受け入れられることを確信した・・・確信できた。

んー、しかし・・・^^;(急にお気楽に戻る)
こーして見ると、けっこー、隆士と珠美・・・ってーのもお似合いじゃぁないんですかね?^^;。
・・・と、いうか、珠美にも隆士みたいなオトコが必要・・・てか、結構、イイ感じで支え合える・・・補え合える夫婦になるんじゃないんですかね?(苦笑)

「負けちゃいました・・・」@珠美
もしも・・・飽くまでも、もしも、の話ですけれど。
・・・のところに・・・『隆士に』、だけじゃなく・・・あるいは『梢』にも・・・!?
珠美の隆士に対する感情が愛憎、表裏一体な状態になっていて・・・?

もしも、ここまでの『物語』で、その辺まで踏み込めていたら、このシーンは・・・もっともっと感動できたかもしれないな・・・。

話を珠美の『告白』にもどす。

珠美が梢が倒れてから今までずっと部屋に篭って『研究』していた事・・・。
その中には・・・『梢』以外の人格に消えてもらう(!)
・・・そこまで、珠美は思いつめていた!!
「誰も口にしようとしないけど・・・」
・・・そうなんだな・・・。
別に珠美だけじゃなくて・・・隆士以外は・・・少なくとも梢が『変身』するようになる以前から、梢を知っている。
・・・少なくとも、アニメ版では。
そんな『彼ら』、にとっては、『梢』だけが出てこない・・・今の梢。
それは、ゆゆしき問題だ。
梢を『愛している』・・・「私の全て」、とまで言い切る珠美。
『天才』と呼ばれながらも・・・否、『天才』であるが故に、梢と出会うまでは、『人並みの感情』にすら目覚めてなかった珠美。

・・・彼女にとっては、そこは絶対譲れない・・・譲れなかったのであろう。
梢が『変身』するようになってから数年・・・他の『彼女』とも確かに馴れ合った(特に・・・千百合、か)。
しかし! ・・・珠美にとっては『梢』、が『全て』なのだ。・・・否、もちろん千百合も早紀も魚子も棗も『居なくていい』・・・なんて決して・・・今では思えないけど。
でも、珠美が愛しているのはあくまで『梢』だったのだ。
あくまで『梢』が『主人』である今まではそれでも良かった。
でも、『梢』だけが出てこない・・・眠ったまま? 消えてしまった・・・!? ・・・そんな事は信じたくない。信じない。

「あなたのせいで・・・っ! 梢ちゃんは出て来れなくなったのに・・・!」

隆士へのこの『暴言』も、珠美の真意を聴いた・・・やっと聴けた今。
もう、憎めない。憎むなんて、できない。
しかし・・・。

「私には全てを賭けて梢ちゃんを救う・・・その覚悟がある!
あなたにはそれがあるんですか・・・!」

そう問う珠美に。
「あるよ・・・」 ・・・と、あっさり答える隆士。
あっけにとられる珠美。

ははは(またイキナリお気楽に戻る・・・^^;)。
いやまぁ・・・ここから先の隆士のセリフ・・・珠美の反応、ってか、シナリオの流れは、正直、女の子の視聴者には不評、かもしれないな・・・^^;。

珠美のセリフ
「ついこないだ現れたばかりのあなたが・・・っ、梢ちゃんの心に大きく入り込んで・・・っ!」
「あなたが憎い!」
「・・・その覚悟が無いのなら・・・っ、あなたには『梢』ちゃんの心に触れる資格は無い!」

珠美のそんな『抵抗』を・・・これまた即座に・・・一瞬にして・・・ぶっちゃけ『無効』にしてしまう、隆士。(^^);

前話で「白鳥さんは梢ちゃんにとって、とても大切な人なんですね・・・?」と・・・なんとなーくを装って(?)問う珠美に、
「うん!」@梢

・・・同じだ。同じなんだ・・・。と。
・・・駄目だ。敵わない。
・・・『この人たち』には敵わない。
・・・『ソッチ方面』で、自分の入りこむ余地なんて・・・
・・・こんの! はっぴー・ぴーぽーず、があああぁぁぁ・・・っ!!!

あれだけの・・・いわば『挑戦状』を、叩きつけられても・・・ひるむどころか・・・決意をあらわにしてしまった隆士。
それもとても『柔らかな』決意を・・・。
それは23話『紅葉の中で』での隆士の決意でもあった。
・・・それは珠美も聞いていた。
でも、そこまでの『決意』、とは思っていなかったのだろう。
でも、それは隆士の『真意』、であったのだ。
そして・・・それは・・・おそらくは、それを受け取った梢、も。

ひょっとしたら・・・。
眠ったままの『梢』は・・・実は、とうに目覚めていて・・・。
『王子様』が起こしに気てくれるのをいたずらっぽく待っていただけなのかも・・・?
以下、全くの妄想ですが。
魚子が『お掃除やお料理が得意で・・・優しい優しいお姉ちゃん! ・・・になれるかなぁ・・・』
・・・そんな隆士に『梢』を彷彿とさせる(これは妄想じゃない)アピールも・・・?
焦れた(?)『梢』がさりげにアピールしていたんだったりして・・・?^^;。
『私』はここだよ・・・と。
ここにいるよ・・・と。

それを隆士は、「それって・・・(『梢ちゃん・・・!』)」、と解した。
珠美は・・・そんな魚子を真面目に相手にする隆士を・・・あるいは魚子をも? ・・・おそらくは忌々しく思った。

この時点で・・・勝負アリ・・・か

話が前後するけど、早紀への対処もそうだったね。
「こういうのは、みんなで食べねーとなぁ・・・」
・・・そこに隆士はすでに『梢』を見出していた。
・・・多分、隆士だけじゃないだろう・・・。
恵も灰原もなんとなく感じていたんじゃないかな?

ひょっとしたら・・・可能性は低いかもしれないけど・・・。
アニメ版の『梢さん』は、作中でDIDとかMPDとか語っていない通り、ひょっとしたら・・・、ひょっとしたら・・・?^^;。

・・・そんな所感もでてきてしまいますね・・・^^;。

『眠ったままのお姫様は、王子様の語りかけで目覚めましたとさ』
『でも実はそのお姫様は・・・』
『王子様の真意を・・・試していたのです・・・!』

・・・なんてね!^^;

蛇足 ・・・でも書かずには居られない(^^);
そう考えると・・・?^^;、『ツッコミポイント3』^^;
※ 早紀には『大家』としての自覚がある(これは第2話で明らか)・・・なのに、隆士の『(梢さんは)出かけている』発言に異議を唱えなかった・・・!

が、消えますね・・・^^;。
『早紀』のその言動も、『梢』の密かなアピールだったのかもしれないね・・・!
『私』はここだよ・・・と。
ここにいるよ・・・と。

以下、超蛇足&超妄想なので、改行入れ&文字色を変えます。
うっかり読まないように。読むと目が腐るかも・・・!^^;



























梢の本人格は非常に安定しています。
そして・・・それは副人格、も然りです。
『梢』さえ健在(?)ならば、必ず『梢』、に戻ります。
そして、各副人格も・・・クセ(個性)は強くとも・・・それでも・・・ずいぶん『確立された』性格を有していて・・・1人の人間、と呼んでも、全く差し支えないほどで・・・。
まぁ、その辺りは単なる『物語』、としての『脚色』、とも捉えられるのですが、でも、このアニメ版、に限っては、そうとも言い切れない点が脚本中に多々見られます。
梢さんの『ソレ』は・・・障害・・・というよりも、ある種の『天才』なのかもしれません。
・・・『梢さん』自信は・・・傍からみたら、正直、『ありえない^^;』程の天使のような娘です。
でも・・・実は、その『天使』の反面は・・・反面が、自分の中に『他人のような』人格を想像して・・・それはいつしか『創造』レベルにまで達して。
両親の死・・・は・・・彼女にとって『密かな楽しみ』だったそれを表面化させる・・・それが必要になるキッカケだったのかもしれません。
『成り切って演じているのか』・・・はたまた、『成り切る』天才で、その間は記憶さえ分別管理できる・・・!、とか?
ともあれ、そんな『副人格』のお陰(?)で、彼女は『自分の責任』・・・『両親の死』をどうしてもそう思ってしまう・・・本来の責任感の強すぎる『彼女』。
それをそうやって・・・無意識か意識的かは本人にしか解りませんが、とにかく緩和させたのかもしれません・・・。

・・・実は、そんな『逸話』は聞いたことがあるのですよ。
スパイのお話なんですけどね^^;。
ホントかどうかは知りませんケド・・・!^^;

『成り切り』の天才。誰も『彼』がスパイ、だなんて夢にも思わない。
・・・しかし、『成り切』るあまり・・・気が付いたら、いつの間にか(?^^;)・・・敵側の幹部に成っていた!(爆笑)
・・・と、いう・・・^^;。

まほらば ~Heartful Days~ 第23話「紅葉の中で」第24話「すず」

2005-06-23 07:23:52 | まほらば
す、素晴しい・・・

・・・だな~んてコト言うと^^;、

『こ・・・、この冷血漢・・・っ!!!』 →アベニゥとか名乗るヒト

・・・な~んて^^;、責められちゃいそうな展開ではあるのですが。

いやぁ・・・きちんと(?)シリアスして来ましたネ(喜←オイ!)

・・・
・・・

そもそもの『キッカケ』は、すでに第20話『学園祭にて・・・』から始まっていると思います。典型的な『変わり者』(失礼)。数ある鳴滝荘の住人の中でも、最も、『何だか鳴滝荘に居るのが一番しっくり来てしまう』(超失礼)沙夜子さん・・・黒崎親子。

そんな『彼女達』、に、すら、意外な一面・・・生い立ちがあって、今の(鳴滝荘での)姿がある・・・一番、鳴滝荘から離れることは無い、とすら思えた黒崎親子ですら、ひょっとしたら鳴滝荘へ『帰って来る』ことが無くなるかもしれない・・・。
そんな様相を呈した、第21話『親・子・・・』、第22話『大事・・・』。

この時からすでに梢さんの様子が既にちょっと変でしたね。

そして、第23話『紅葉の中で』、のラスト付近では、ついに・・・ついぞ見たこと無い、梢のアンニュイ(←・・・表現が・・・^^;)な表情が・・・。

どうやら彼女は『別れ』・・・家族同然とまで思っているんでしょうね。鳴滝荘の店子を。そんな住人達が・・・あるいは『去って』行くかもしれない・・・そんな思いに囚われた時、彼女は『大家』、としては過剰な不安に囚われる。

「いいんです・・・」
なんとかその場を取り繕うと弁解する隆士に梢はそう答えるが。
・・・どう見たって、平気そうじゃない・・・。
それを本能的に察したか。・・・いや、もともと隆士はそういうところ、とても鋭いのだろう。
・・・それだけじゃぁ、決して無いんだけどね!(^^)。

「ずっと、ずっと一緒に思い出を作っていこう」

あははははははははははははは(^^)

そりゃ、『ぷろぽおず』、だよね!(^^)(^^)(^^)

しかも梢さん、『はいっ!』・・・って!、即答だし!(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)

普段(失礼?)は天然ぜっこーちょーな梢さんだけど^^;、ここだけは、単なる『天然』、じゃない、と私は信じたいね! ・・・ってか、その辺はこの作品を好きで見ているヒトのほとんどで一致する意見かな・・・?^^;。

・・・そもそも梢の隆士に対する想いは、ひょっとしなくても初回以来、全くといっていい程変わって居ないのかもしれないな・・・。
むしろ、隆士と関わる時間が増えて行くにつれて、彼女の隆に対する『好意』は、上がることはあっても、下がることなんて決して無かったんだと思う。

隆士も、『努めて(?笑)』、そういう風に接していたからね。

唯一最大の問題は、『梢さん』は『1人』では無いこと。
正直(爆)本音を言えば、あまり好きな事象ではないんだけれど・・・。

『解離性同一性障害』

・・・いわゆる『多重人格』

自分の拙い知識で言えば・・・(失礼)犯罪絡みでない場合にこの症状が出る・・・出てしまうその人の境遇としては、『まともに受け止めたら』、精神が、『耐えられない』。自我崩壊を招きかねない状況にヒトが直面した時・・・ヒトは・・・そんな自分を、『それは自分ではない!!!』、と信じたいもの。・・・そして、本能的に(?)信じ込むことによって、本来の『自我』が傷つく・・・傷つき過ぎて『壊れる』ことを最悪とし、それを防ぐ。一種の精神防御。

・・・残念ながら(?)、私は・・・たとえどんな精神的ショックを受けても、その時の自分が決して『解離』しない人間だ。
忘れることも決して無いし・・・ある程度年喰ってからは、ある程度『受け流す』、術は身についたかもしれないが、しかし悲しいかな・・・一時的にすら・・・忘れることも出来ない! 記憶は『完璧』に連続している! いっそ、多重人格にでもなれたらどんなに楽か! いっそ! いっそ! 狂えてしまえたら・・・っ!
・・・そんなことを思っても、決して『自分』を見失うことが無い。『もう1人』の自分は、どんな辛い目にあっても・・・苦しくても・・・絶対に出て来てはくれない。

それは果たして『強い』のだろうか?

・・・『自分』が『自分』で無くなる、のが怖いだけではなかろうか・・・。
単に『不器用なだけ』、では無かろうか・・・。

・・・
・・・

よく、まほらばの(アニメだけじゃなく)感想で、『鳴滝荘』を・・・あるいは、この『まほらば』、という世界を・・・(精神的な)『隔離病棟』・・・つまり精神病院(怒)に例える輩の意見を目にすることがあるかもしれない。

しかし、そんな意見を目にすると、腸が煮えくり返りそうな気分になるのは、私だけだろうか?

否。否定はしないよ。そういうのも1つの見解だ。書いて悪いなんて言わない。自分だって別作品の感想では、「好きで観ている人が見たら激怒モノだろうなぁ・・・」、てな感想を幾つも書いている。

人のことは言えない。

ただ、このまほらば・・・『鳴滝荘』を隔離病棟扱いする人間とは絶対にトモダチにはなれないだろう・・・!

・・・ただ、そう言いたかっただけ。

実際、世の中、そんなに精神が安定している人間の方が少ないよ。この『まほらば』のストーリー・設定で、それを『隔離病棟』、なんて捉え方が出来るなんて、そりゃ、とんでもないハッピー・ピーポー、であろう。

私も時々『ハッピー・ピーポー』をネタとして(?)自認することはあるが、しかし、世の中、『梢さんレベル(超メンゴ)』だったら、ぜんっぜん、まったく、マトモである。
もし、梢さんレベル(重ね重ねメンゴ)で病棟行き扱い・・・なのだとしたら、世の中の『マットウ』・・・と一応呼ばれている人間の1/3位は、梢さんよりも重症ではないのか!?

解離気が無ければいいってもんじゃないんだよ。たとえ傍目には『狂って』いたとしても・・・逆に、その点では『マットウ』であろうとも、『こんなヤツ野放しにしといていいのかYo!』、てな人間は世の中にゴマンと居る!

・・・
・・・

すまん。相変わらず言いすぎだな。
自分もかなりキチガイだ。
ヒトのコトは言えないな・・・。

気をとりなおそう!
・・・取り直して・・・お願い・・・^^;。

さて!(←ムリヤリ^^;)。
『紅葉の中で』での隆士の自覚が有るだか無いだかしらない(あるだろう! 笑)がなぷろぽおず(はぁと、はぁと)
意味が解ってるだか解ってないだかしらない(解ってるだろう! 笑)が、即答受けな梢さん(爆笑)。
寝たふりで聴いていた珠実の表情・・・。

次回予告で『赤~い糸~・・・ほいだばチョッキンな~』な恵(爆笑)。
・・・いや、別に本筋で恵が『オラオラ! 男と女の恋路をジャマするもんじゃねぇゼ、オラァ!』
・・・みたいなことは決してするはずも無いんだケド(笑)。

今話『すず』では、とりあえず(?)、珠実の挙動・言動はギリギリのところで収ま(らされ?)っていましたね(苦笑)。

ただ・・・。
自分、実は『いくらなんでも、もう解禁でしょう(笑)』、と、原作の単行本、1・2巻のみ読んでしまったのですが(笑)。

やっぱ、・・・アニメ版の珠って・・・ちょっとキツくない? (笑)

・・・まぁ、単行本でも3巻以降、徐々にソッチ方面にいっている可能性は十分有るワケですが。
(誓ってまだ未読)

特に、梢と隆士の初でぇと(笑)、を見守る(笑)、恵と珠のやり取りには、その辺に大きな差を感じました。


「ブワーァカなコト! 言ってないで!!」@珠 to 恵
・・・は、やっぱりアニメオリジナルのセリフだったみたいですね・・・。
なんかオカシイ、と思ったんだよ。『珠チェック』の時と同様に。

正直、アニメ主体で観ていると、コミックスの1・2巻まででの珠実の印象って、かなり差異を感じます。
確かに・・・梢らぶりん~(はぁと 笑)で、隆士に対してライバル意識が水面下で有ることはアニメ原作双方で確かだとは思いますし、それがこの『まほらば』、という作品をとても面白いものにしている1つの要素で有ることは疑いようも無い事実であるとは思うのですが。

原作ではまだ(誓って)1・2巻しか読んでないのですが、敢えて言わせてもらうと、珠除く鳴滝荘の住人が眠ったままの梢(お姫様)を目覚めさせるには・・・と(爆笑)ス
・・・まぁ、言わなくてもこの辺は察しが付くよネ(笑)

「キタナイもの近づけるなです~」@珠

・・・おいおいおいおいおいおいおいおいおい!(ちょっと怒 笑)

キタナイものってナンだよ! キタナイものって!(ちょっと怒 笑)

そ~ゆ~コト言われると、ちょっと年喰ったかなり(←おい!)ヒネたオヤジとしては、
「おうおうおう! ね~ちゃんよ~! するってーと、ナニかイ? お嬢ちゃん方の唇、って~のは、ナニか? 聖なるエメラスででも出来てるんですかい? お嬢ちゃま方はナニかい? 天使かナニかだとでも仰るんですかい~っ?」

・・・とか、思わず本当なら可愛らしいおにゃにょこに向かっては絶対に言いたくも無いニヒルでイヤミなセリフを吐きたくて堪らなくなってしまうではないか・・・っ!(大苦笑)。

『紅葉の中で』の時に見せたような珠の『抵抗』レヴェルなら、まだ、可愛らしい、と思えるレヴェルなんだけどね・・・。

『紅葉の中で』・『すず』、と、ここまで結構アヤフヤに誤魔化されていた感もある・・・、

しかし、それは前述の通り、そもそも第1話から梢さんは『相当』隆士に心を寄せている・・・、というコトは、多分事実だと思うんだけれども・・・そもそも男女が『恋』に落ちるのには・・・月並みだけど『理由』なんてないしね。要らないしね。

逆に言えば、『同性』で恋に落ちる・・・あるいはそれを貫く、にはそれなりの『理由』が要るんじゃないかな?
・・・まぁ、あくまでこの辺は男視点(しかも私はかなりオヤジだ!)ではあるのだけれども。

そもそも、私自信の恋愛論・・・と、いうほどのものではないケド・・・には、人間ってーのは、基本的にはスキンシップを求めるもの・・・いや、もちろん単なる触れ合い、じゃなくて、ココロの触れ合いってーのが大事だとは思うし、その点に絞れば性別はあまり関係ない・・・ ・・・はずなんだけど^^;。
やっぱり人間も生物には変わりないので、手っ取り早く『ココロを重ねる』のは、身体を重ねるコトではないかと・・・ああっ、石を投げないでっ!

でも、それはやっぱりかなり本質だと思う。人間・・・って威張ってみたところで所詮は動物・・・ウッ、ゴホン、ゴホン!
生物である。

そして・・・皮肉なコトにそうした『人間なんだ! 動物とは違うんだ!』・・・そんな誇りが?、或いは純粋に身体・・・ゴホン!、ココロを重ね合うコトに・・・皮肉なことに大人になればなるほど・・・すなわち『自己』を確立すれば確率してしまう程、他人・・・『他』を受け付け難くなってしまうのではなかろうか?

しかして、『性』・・・性別、というものは、そんな『他』への防壁・・・あるいは嫌悪、と言っても過言ではないものを、相当、緩和する『力』があるのではないかと・・・まぁ、自分はナニをどう足掻いても『オトコ』であるので、この辺は女性にとっては腹立ち、あるいは嘲笑モノのオトコ視点かもしれないけどね。

・・・

ああ、なんだ? 何の話をしてたんだっけ?

> 『紅葉の中で』・『すず』、と、
> ここまで結構アヤフヤに誤魔化されていた感もある・・・、
それだ!!

隆士と梢(敢えて隆士を前に書かせてもらった! 怒れ! 女性来訪者! ・・・居ればだけど^^;)

隆士と梢(←やめろって^^;)の接近に、『紅葉の中で』から、言い訳のしようもなく『焦り』を見せる珠。

逆に言えば、ここまでは運命(?)は珠に見方していたね? ・・・少なくとも、物語上は。

16話『そらのいろ』でも、結局は梢は珠の願い通りの行動をしたワケだし・・・。決して隆士のことを軽んじていたワケでは無いとは思うのだけれども。

そして、『すず』。
ここでもまだ、珠は・・・ハッキリとそう言うワケでは無いけれども、倒れた梢の1番傍に常に居て・・・うっかりすれば隆士に・・・。
『あんたのせいよ!』@妄想珠
・・・とでも、突っ駆りそうな様相さえ呈している^^;。

あー・・・無粋で申し訳ないが、やっぱり珠が梢の多重人格の中でも一番『まい・すい~とは~と』なのは、『梢』、を除いては『千百合』なのね・・・^^;。

やはり『オトコなんて~』@うる☆の後ろの方(笑)、な、トコロが馬が合うのであろうか?(大苦笑)

・・・あるいは、『今となっては』、『自分』に近しき梢の『人格』が、事実上、『千百合』だけ、となってしまっている事実への反動もあるのだろうか?
・・・まぁ、多重人格症の人格で・・・そんな風に考えるのは決して良いことではない・・・とは思うのだけれども、つい、考えてしまう。

魚子・・・は、もう完全に『お兄ちゃ~ん』・・・である。
早紀・・・も、もう、ほとんど『隆士』を認めている。
棗・・・なんか、自分が『観た』感触では、もう、デフォで隆士に反応していたし・・・(笑)。隆士の接し方は、もう圧倒的に珠を上回っていたし・・・。
梢・・・は・・・微妙な部分はあれど、もう、隆士の話になった時のあの頬の染めようは・・・恵じゃなくたって察しは付くし(笑)。珠だってそれは絶対感付いてるし^^:。

最後の『牙城』なのか? 千百合は^^;。 珠にとっては?^^;。

・・・ただ、そういう怨恨(←?)抜きでも、『千百合』の人格・・・ってーのは、『梢』含めた5人格のなかでも、観ている方には、一番、人間として(現状)認識が難しい、・・・それは正直、否定できないんだけれども^^;。

・・・(強制)コスプレネタ・・・は、確かに見栄え、としては、面白いには面白い・・・んだけど・・・ねぇ?^^;。

なんつーか、このー。他人格(含梢)に比べると、『理由』が弱いっちゅーか、彼女の『理念』、『存在理由』みたいなものが弱いっちゅーか・・・?

そこまでして『正しい服飾』を求める『理念』、ってーモンが分からないんだよねぇ・・・

いや、それだけじゃない。他にもこの『千百合』には、他人格と比べて異質な点がある。

例えば、『鳴滝荘』の隆士含む他の住人に、全く思いいれ、みたいなものが無い点。『コレクト』するための対象としてしか思って居ないように見える。
早紀だって魚子だって・・・棗だって、本当は、『自分がつまらないから』、と思い込んでて、関わろうとしていなかっただけなのにね。

・・・その辺、珠と異様に意気投合しているあたりで、何かドンデン返しがあると、とても面白いと思うんだけど!

うーーーーーん。
残り話数と、結局今回もキレ切ることは無かった珠実。・・・びみょーには、かなーり、ヤな女にはなってるんだけど・・・。

やっぱり、この辺は、隆士と梢のやりとりで決着を付けちゃう気なのかな? アニメ版は。

・・・珠実は某『優也』の位置づけ(いや、そこまで雑では既にないけど^^;)・・・でも、なんとな~くHeratful。
隆士のコトは、今まで以上に認めながらも・・・これまでどおり、『暖かく(?)見守』りながらも、時に嫉妬もしたりして~・・・。
そんな状況でいわば『つづく』、な感じで終わってしまうのかな?


・・・正直、自分的には・・・或いは原作に刃を向けてでも、某『アニメ双恋』みたいに、修羅るところはとことん修羅って(爆)・・・別に最終的な結末としてはこれまた『アニメ双恋』みたいに無難なトコロに(ちょっと強引に?)纏めてくれてもいいから、感情ブツケ合うところは、歯軋りまでもして(笑)とことん感情ぶつけ合って欲しいのだけれども・・・(大爆)。a

・・・でないと、ここまであれやこれや珠実に対してなんつーか、こう、煮え切らないフラストレーションみたいなものを、常に持ち続けて来てしまった私みたいな不良視聴者(笑)には、本筋では、感動しながらも、フラストレーションが残ったままで終わられてしまいそうで、ちょっとイヤかもしれないね・・・

いやまぁ・・・ものすごーく、ぜーたくなコト言っているんですが^^;。

・・・ここまでがすっごく面白かったから・・・。
・・・余計にね!^^;。

まほらば~Heartful Days~21「親・子」/22「大事…」なんとか1瞬帰宅…うろ覚え感想

2005-06-06 02:40:08 | まほらば
ほぼ 完・璧 !

素晴らしい、の1言に尽きます(^^)/

泣いた。泣いたよ。これは泣けるよ。
これで泣けない人間になんか、自分はなりたくないよ。
たとえスレても老いても腐っても。
こーいうので泣けない・・・泣かないのが『オトナ』だっていうのなら、自分はオトナになんかなりたくないね。結構だ。間に合ってます。

完璧、と書きつつ、『ほぼ』と付けてしまった^^;、のは、まぁ、全体的に見れば些細なコトにすぎませんが、不満・・・というかほんのちょっとだけ、あれ?(笑)、と、思うところも無いわけでは無かったから。

まず、全体的に『いかにも造られた演劇』を『見せられている』、という感触はありました。いや、実際、すごく言いこと言ってるやってる→感動もする・・・んだけど^^;、どこか、自分は「ああ、あくまで観客なんだな」、と自覚させられてしまう部分が感じられたこと。
・・・完全には感情移入して・・・いや、しては確かにいる(実際泣いてたし^^;)んだけど、登場人物の1人として、画面内にまでは入り込んではいない自分に気づく。

それが顕著だったのが・・・

22話、沙夜子と水無月両親との最終対決・・・もちろん朝美もまひるも橘もサクラも聞いてるんだケド^^;。
つまり、この前項編・・・もちろん1(2)話完結ではなく、これまでのお話あっての、そしてこれからのクライマックスへ向けての、そういったつながりはあるのだけれども。
敢えて21話・22話の黒埼親子の秘密前項編、と限ればクライマックスのこの部分。

圧倒的なまでのセリフ積み。
1瞬、「ん?」とツッコもうと思っても、考えに考え抜かれたセリフ群により、ツッコめなくなってしまう・・・!

しかし、だから故に・・・?、理詰めのセリフ群であるが故に・・・?
・・・そこには『自分』は画面の中にまでは入り込む余地がない・・・そんな風に感じてしまうのであろうか?

・・・う~ん。表現が難しいな^^;。どう言ったら伝わるだろうか? この感触。

『なのは』のクライマックスみたいなヤツには、全くそんな感触は感じず・・・どっぷりと、時にはなのは、ときにはフェイト、ときにはプレシア(・・・っておい!^^;)に『成り切って』画面の中にどっぷりと入り込む感覚で『感動』するものなんだけど・・・。

『理詰め』・・・過ぎる・・・かな?
いや、決して悪くなんか無い。むしろ、それはそれで素晴らしい、そう思う。それは確かではあるのだけれども。

具体的にいうと・・・。
沙夜子が主張する。まひるに『姉さまコワい』とまで言わせた(汗笑)、沙夜子の本質。
いつもビクビク(丑三談)な沙夜子。優しい・・・というよりは、『自分』を主張しなさ過ぎ、な沙夜子。しかし、『娘』、に対しては・・・彼女としては常に考えられないほどのアクティブさ(あくまで『彼女にしては』、だけど^^;)も良く見せて来た沙夜子。

しかし、それとは裏腹に・・・? ・・・いや、だから故に・・・か。
絶対譲れない事象、絶対譲れない1線では、絶対に譲らない。
『恨むわ。呪うわ。』
・・・そう、そうなんだ。『夫』や『子供』に対して、あまりにかいがいしい・・・、
しかし、それは裏を返せば、そういうことなのだ。
近年では化石だの
古臭いだの希少価値だの自立してないだの、オトコが女にそれを求めればセクハラだの男尊女卑だのアホちゃうかだの・・・、もう、散々な言われような『女性』、の姿がそこにはある・・・と思う(^^;、自分は男性なので・・・)。
そんな女性なのだ。沙夜子は。そして、自分はそういう女性・・・正直、ちょっとコワい^^;、が、でも、とても好きだ。尊敬する、と言ってもいい。

この辺のセリフのやりとりは驚くほど『理詰め』であり、先述の通り、ツッコみたくてもツッコめる余地が全く無いほどだ。

沙夜子の主張は、沙夜子のようなタイプでない女性には場合によっては腹立ちモノになりかねないが・・・しかし、セリフ中で、沙夜子は『それは自分がそういう風にしか考えられない人間だから』、としっかりと断言している。

逆に、丑三の主張は、恐らくは全国女性の反感を買いそうな^^;、主張ではあるのだが、しかしこれも、計算ずくのセリフ積みで、完全に男親の身勝手・・・そうは言い切れない主張になっている。
丑三の主張も娘の幸せを真剣に願うが故なのだ。
常識的に?(合理的に?)沙夜子や朝美が幸せになる為には、おそらく丑三の提案がもっとも近道であろう・・・と、若い頃は『自由恋愛』を妄信していたこともある自分も・・・年をとったか^^;、やはり、総合的には、丑三の提案が正しい、と思ってしまう。
沙夜子と朝美を引き離そうとしたことだって、丑三の所感は決して間違ってなんかいない。
なにしろ、まずそもそも、朝美が沙夜子の実の娘ではないことは、最初っから看過している。
・・・それだって、『普通の親』には、普通看過できないポイントである。
丑三はそれは最初から全くと言っていいほど問題にはしていないのだ。それだけでも、世間全体の平均からみたら、ずいぶん心が広い。

さらに橘の報告で、朝美は沙夜子の駆け落ち相手・・・黒崎の実の子で無い事も知っている。それでも、朝美を悪いようにする気は全く無い。

ただ、沙夜子がこれからも今までどおり、再婚せず・・・恐らくその主張を通せば父の加護も受けられず・・・いままで通りの朝美との経済的には苦しすぎる生活を選択する意思をぶつけられた時・・・それはさすがに問題にした。

沙夜子の想い。
話は前後するが、『それでも』沙夜子とのいままで通りの生活を望む朝美の想い。

確かに、そういう想いを抱く人間は多い。・・・しかし、そんな中の98%は・・・と言っていいほど、そんな『想い』は『その場勢い』であったり、『一過性』のものであったり・・・。

悲しいケド、世の中実際そんなモン(哀)。

丑三位の年齢になるとそーいうの、知っちゃってるんだよね^^;。
・・・実際、今まで沙夜子と朝美が貧しいながらも平穏無事に楽しく暮らして来れたのなんて、実際問題、奇跡に近いと思うし^^;。
1歩間違ってたら、超不幸街道まっしぐら、だよ?(笑・・・えない)。
こういう作品に・・・あまりこういうことは言いたくないケド、沙夜子は実際、まだ・・・金に困って生き恥を晒してでも『娘』のために・・・そして自分・・・も『生き延びる』ために、背に腹換えられず、手段を問わずなんでもする状況には陥っていない、と思う。
『我を通して生きる』・・・それはイザとなったら、そういうこともするってことだ。
果たして沙夜子はそんな世界で生き延びられるのだろうか・・・?
内職の期限ですら、必死にも自発的にもならずに縁の下や夢の中(笑)に逃げたり・・・。
・・・とても耐えられるとは思えないな^^;。
笑い事じゃぁないんだよ。

そういう見地からは、やはり結構年喰っている人間な自分としては、丑三の主張が総合的に正しい、と思ってしまう。

でも・・・だからといって沙夜子の『主張』も否定できない・・・ってゆーか、嫌いになれない^^;。某恋太郎のグダグダとまーったく! 男のクセに!、なぜーたくな悩みとは質も重みも全く異次元だしね!

うーん。まとまらないんだけど^^;。
強引に纏めると、沙夜子の主張は感情的には共感できる・・・っていうか、とても『女性』らしく、決して、憎めない。否定もできない。

でも、相互的にはやはり年の功か、丑三の主張が正しい、と思う。

ただ、丑三が失敗した(?)のは、『朝美』を沙夜子から・・・最良の策、とはいえ、沙夜子から引き離そうとしたこと。
でも、決して朝美のことをないがしろにしていたワケじゃぁ無い。ゆーちゃんのように、優しい言葉こそかけなかったけど、ちゃんと水無月家の1員としてあつかっていた・・・全く血のつながりも、駆け落ちとはいて娘の夫の実の娘ですら無い、と知りながらも・・・だ。

丑三の最後のセリフ。若干意訳も入れれば・・・、
『勝手にしろ! 我を通したければ通してみろ!』
・・・でも、帰りたくなったら・・・辛くなったら・・・いつでも遠慮せず帰って来い。

そういっているんだよ。丑三は。
わがまま・勝手・親の意見の否定・完全(?)な言い負かされ・・・

・・・『娘』にそれだけされても、それでも・・・そっぽを向きながらも、『帰ってきたければ・・・いつでも帰ってくればいい!』
・・・そう告げ加えずには居られないんだ。そう、これが父親流の『愛』なのだ。これはこれでとても・・・とてつもなく深い・・・場合によっては母親よりも深い『愛』なのだ。

このお話・・・恐らく観た半数ぐらいのヒトが、沙夜子の最後の最後での爆発→朝美の感動・・・に胸がスカッ!
・・・ともすれば、丑三は悪役・・・とまでは行かなくても、傲慢な父親、と採られてしまうお話ではなかろうか?

そして半数は・・・もちろん、沙夜子・・・そして朝美の選んだ道、鳴滝荘への帰途。それはそれで1人の女性とその娘の生き方を貫いたんだ・・・と、感動しながらも、しかし、やはり、『若いナァ・・・』、と(笑)。若いっていいナァ・・・と(笑)。
そして、やっぱり、丑三が正論だよね・・・と。
沙夜子の亡き夫や朝美に対しての愛情、そして朝美の自分が血筋的には天涯孤独と知りながらも沙夜子との・・・たとえ貧しくても『お母さん』との今までどおりの生活を望む・・・それも確かに素晴らしいケド 。
でも、全てを知ってもなお『娘』をそっぽ向きながらも慈しむことを、愛情えを決して忘れることの無い丑三の想いに、より共感&感動を感じるのではないでしょうか・・・?

・・・
・・・

あれ? えーっと? 何の話からこういう所感になったんだっけ?(爆)

> 『自分』は画面の中にまでは
> 入り込む余地がない・・・


・・・ああ、それだ!(笑)
なんだかんだいって、メチャメチャ入り込んでる気はするんですが・・・
まぁ、それは置いといて(←おい!)

『理詰め』・・・そう、悪く言えば『説明的』、な部分がセリフ中に在る。
そしてそれは・・・確かに、この作中での『せりふ積み』を、高品位なものにしていて、実に納得できるし、素晴らしい、とも思う。
ただ、多くのヒトに、認識のズレや反感を買ったりするコト無く、『解ってもらおう』としているトコロが、在る程度その辺、不親切といえば不親切・・・でも、見識の多彩なヒトや年代にはそれでも良く解って、なおかつ、自然。
・・・自分的には、この分野なら、もっと不親切でも自然なセリフでまくしたててくれた方が、感情移入しやすい・・・そういうコトではないかと。

『オルタ』の感想とは、言っているコトが矛盾するかもしれませんケド・・・。

でも、明らかに『まほらば』は『オルタ』よりも推奨対象年齢が高い(これは事実!)作品なので、まーあくまで個人的にですけれども、こういう方面なら、解り難くても、『自然』を求めてくれた方が個人的には好みだったかな、などと。

まぁ、それでも軽く95点は上げられます。

20話では、極端に落ちた画像クオリティー(苦笑)。
でも、この21話、22話では、本作中でも相当高いクオリティーに戻っています。
・・・1話まるまる犠牲(?)にしてまで、このエピソードのクオリティーを上げたのか・・・。
そんな妄想もあながち外れていないんじゃないか? ・・・それくらいレベルの高い作質でしたね!
まるで最終回のようなOPカット、アバンから黒崎親子不在でなんだかギクシャクした鳴滝荘の日常から始まる22話!

うん、大満足!!

スタッフの意気込みが伝わってくる名エピソードでした!!

(蛇足)
あとはあれかな?(笑)
やっぱりこの作品は『まほらば』なので、完全にはシリアスにはならずに・・・一部始終を聞いて(しまった)後、飛び込んでくる朝美が、思いっきりギャグ泣き顔だったり^^;・・・いや、もう、この『まほらば』、という作品世界にどっぷりとハマってしまっている自分なんかには、『ま~そう来るだろうナァ』(苦笑)、とか、『ま~コレはコレでいいか』(苦笑)・・・てな感じで^^;、その辺での違和感や興ざめみたいな感触は全く無いのですが(笑)。
ほぼ 完・璧 !

まほらば ~Heartful Days~ 第20話 「学園祭にて」 簡易感想

2005-05-16 06:07:13 | まほらば
作画クオリティ的には恐らく『底』の『底』・・・。ナニやらEDクレジットに怪しげ(?失礼)な社名も見えた・・・^^;。

でも・・・でもででもでも! 関係無いっス!

キターーーーーーーーーーーーーッ!!
部長さん、キターーーーーッ!!

・・・んじゃなくて・・・っ^^;。いや、確かに部長さんも再臨召されたのですけれども(笑)。

沙夜子さん、キターーーーーッ!!

し、痺れたあああああぁぁぁぁぁーーーーーっ!!

う、う、嬉しい・・・いやー、真面目に見ていてホンッと良かったぁ(あうおう)・・・と、思える瞬間です(笑)。

しかし、ここまで来てしまうと・・・逆に寂しくなったりしてしまうのが、現実的にはどう頑張っても残りあと6話 ・・・という現実(哀)。

終わるな・・・終わってくれるな・・・っ。 ・・・頼む、お願いだから終わらないで・・・。

もう、このクオリティでも構わないからサ○エさんよろしく延々続いてくれよ・・・。いや、ソレは無理でも、せめてあと1クール・・・。

終わって欲しくない ・・・そして、いざ終わられてしまうと・・・終わった事が信じられない。
ナニか、その曜日その時間、そのチャンネルに合わせれば、いつでもその作品がやっていそうな、そんな錯覚。

(『アニメ双恋』もそうだったな・・・)

・・・ホントにそんな所感がピピッタリ来てしまう作風、ではないでしょうか?

まぁ、現実的には無理でしょう・・・だったらせめてあと6話、しかとこの目に焼き付けるのみ!

願わくば、胸躍る展開でありますように・・・。

まぁ・・・「はーとふる」、でもイイんだけどね^^;。

まほらば ~Heartful Days~ 第19話 「みんなの1日」 普通の感想(笑) でも感想前編

2005-05-09 04:24:07 | まほらば
あ、ひさびさの梢さんちぇ~~~っく、フルバージョン(笑)。

作画クオリティ的には恐らく『底』^^;。
でも、崩れているって程じゃないし、十分許容範囲だ(笑)。
・・・もともとその辺、必要以上に(超失礼)クオリティ高いんだよね^^;、この作品。
ま、『女の子いっぱいアニメ』は、キレイに越したことは無いんだケド(笑)。

今話(も?)、ビミョーなお話なんですが(笑)。
難しく注意深く見たら、ナンかありそーな・・・気がしないことも無い気がしないでもない(^^);

・・・しかして、ナニも無いかもしれない(^^);
そんな感じ(笑)。

でも、現在、チョット、そういう気力がないので、普通の感想(笑)。

時間軸がやたら混線してるんですが^^;、・・・そういうオチかっ(笑)。

でも、もう、右下とかに時刻表示が出てきただけで、そんなの関係なくクスクス来ちゃう自分がかなり重症^^;。
アレですね。ド○フなんかで、志○けんが、ちょっと妙な動きしただけで、もう、笑ってしまうという・・・アレな感じ(笑)。

内容そのものは、まさに『みんなの1日』、だったと思います。

先頭バッターは沙夜子さん。

管理人室(?)、炊事室(?)、カギかかってないのかっ(笑)
・・・無用心・・・つーか、平和だねぇ(笑)。(恐らく)東京のど真ん中だろうに・・・^^;。
いや・・・おそらくワザと掛けてないんでしょうね・・・。言い方悪いケド(実際問題として)ごはんたかりに来る^^;、のも容認なんでしょう(笑)。ジョニー、とかもも、とか描いてある食料も冷蔵庫の中に・・・(笑)。
隆士は『ご○んですよ』が好きなんですか? (笑)
・・・そんなに品薄ですか?、アレ(笑)

『ご○んですよ』に『梅干』、かぁ・・・。うん!、相性いいかもね!(何の!? 笑)。いやまぁ、ごはんが手軽に美味しく食べられる・・・ってトコで^^;。
・・・あとは、納豆とかシーチキンとか(笑)
めんたいことかたらことか桜臀部・・・もとい桜でんぶとかしおからとかこんぶとか卵と醤油とかっ。
おむすびネタのオンパレードかいっ(納豆以下、妄想です)
でも、マヨネーズは却下!(爆)

沙夜子さん衣替え! (?)
良かった・・・ちゃんと他の服もあったんですねっ!(←超失礼)
しかも劇マブ! すんごい似合ってる!
・・・どこかのお嬢様みたいだ・・・若いなぁ(笑)

こんなんで街をうろついてたら、ナンパな男どもがほっとかないと思うのですが^^;。・・・いや、ヘンな意味じゃなくてね。

いや、別にうろついているワケではないのですが^^;。夕立につき、朝美のお迎え・・・のハズだったんだけど・・・^^;。

「朝美、迎えに来たわよ?」
ああっ、理想だ! 理想の『お母さん』がここに居ますっ! (^^)。
いいなー(^^)、いいなー(^^)。もー、ホンッと沙夜子さんっていいなー(^^)!
そうですよ。『お母さん』ってーのは、必ずしも『社会的に』、しっかりしてなんていなくたっていいんですよ。
いえ、決してキャリアな『お母さん』も否定する気なんて微塵もありませんが。
沙夜子さんはたとえ社会人的にはダメ人間だとしても、そういう、『母親として』、一番大切なトコロをしっかり持ってますよね。
・・・いやまぁ、『父親』だって、決して他人事じゃぁ無いんですケドね^^;。
でも、自分は人間が古いのか、こういうのがとてもしっくり来てしまう人間です。
『母親』は素直な優しさを。
『父親』は意外な(笑)優しさを。
でも、両者共、ときに『厳しさ』を。愛故の厳しさを・・・。
・・・まぁ、世の中にはいろんな形の親子があってそれもまた良し、ではあるのですけれども。
まあ、そういうのは、自分の『願望』ですね。いち個人としての。
『ウチ』がそうだったから・・・かな?
母の優しさはとても解りやすく・・・無償にすら思えてしまう。だから、つい、過剰に『甘え』を持ってしまう。
父の優しさはとても分かり難い(苦笑)。でも、自分が本当に困ったときに、助けてくれなかったことなんて1度もない。むしろ、母親より必死なコトすらあった。
分かっていたつもりだったけど、結局素直になれなかったな、自分も・・・。

・・・
・・・

話を戻す

そして、そんな街を散歩する(実は迷子 笑)沙夜子さんが、他の『みんな』(含隆士、除く灰原)と、みんなすれ違っているという・・・この辺が今の自分の思考回路の限界だな・・・眠いよ~^^;

ロドPのチョメチョメな『メインテーマ』をニコ目で破り捨てる銀センセー・・・素敵!(爆)

隆士が『ついで』に^^;、作ってもえる事になった、梢さんの愛○弁当。どんな弁当ってそりゃ・・・
日の丸弁当・・・っ! 
と、一瞬思ってしまったのは決して私だけでは無いはずだ。(笑)
さすがにソレは無いか・・・^^;。そりゃ・・・面白いかもしんないケド、あんまりだもんね^^;。

でも、朝美の(猫に図らずも全部あげちゃった 笑)弁当・・・ニア日の丸弁当・・・っ! くぅ・・・っ!
・・・ソレは・・・確かに栄養足りない・・・かも・・・(悲)。

「くぅ~・・・ゆっくり食べな!」@朝美
う゛・あーーーっっっっっ!
コッチはコッチでメチャクチャか~わ~い~い~ (暴走)

みっちゃんは相変わらず『猛虎』。やっぱり好きなプロ野球球団は・・・って、言うまでもないか?^^;。

さっちゃん。「かまへん、かまへん」。
自分、自分の直属の上司(生粋の大阪人・・・多分)の『かめへん、かめへん』(他)・・・が、どうも、伝染ってしまって仕方が無いのですが(笑)。
さっちゃんのは京都寄り・・・なのかな? ぜんっぜん詳しくないケド^^;。
でも、その先輩の『ほな・・・・・・・・たるわ~』、も良く言うな^^;。
まー、その辺は、関西って一言で言っても広いので、きっと地方によっていろいろあるのだろう。
あまり有名でない(でも独特な)自分の実家の方の方言も、同じ県でも北と南ではぜんっぜん傾向が違ったりするもの(笑)。
・・・下手すると、川向こうと、コッチ・・・それだけの差異でも明らかに傾向の違いがあったりするからね。

みっちゃんもいい味出して来てるんですけどね。
(妄想)『気安く名前を・・・名前を・・・気安く・・・』(赤だるま)。
・・・みたいなぐらいになっちゃうと、もっと微笑ましいんだけどね^^;、自分的には(笑)。
さっちゃんの「素直になりな」、への繋ぎはチョットだけ蛇足に思えました(^^);

梢さんのお弁当、買い物での『ご○んですよ』。
「2つ作るのも3つ作るのも同じですから・・・」

「ご迷惑ですか・・・?」
あー(笑)、この辺ある意味『罪』だねぇ^^;、梢さん!(笑)
隆士としては、前者は、正直素直に喜んでいい状況なのか・・・?^^;、でも、後者を言われちゃったら悩殺だし^^;。

桃乃さんの番(笑)

・・・ってか、どこにどれだけカメラ仕掛けられているんだ!?^^;、やヴぁいよっ、鳴滝荘!^^;。

ラヴ(っぽい)面は・・・えー、眠いので敢えてノーコメントに・・・(←おい!)

秋かいっ ・・・いや、イマサラだけどさ・・・コッチはニガテな初夏だってのに(笑)。あ~秋が待ちどうしい(笑)。
ってゆーか、どーゆー夕立だよ、ソレ!?^^;
台風か強烈な集中豪雨レベルだぞっ(笑)。

・・・って、まだ半分かよっ^^;。
なんだかもう、(いい意味で)ツッコミドコロ多すぎて・・・。
ひょっとして、結構名エピソードなのかな!?^^;

ダメ~、もう限界。眠い、眠いです~^^;。



(トラックバック追記)
『伏線』きましたね(^^)。黒崎親子の方だとは思いませんでしたが・・・^^;。これが『アニメ版』の落としどころだったら、それはそれでちょっと寂しい気も^^;しますが・・・さて?


(トラックバック追記)
沙夜子さん☆可愛すぎですね~(笑)。DVD、BGMをしっかり聴く為にだけでもほしいかもしれません^^;。ナンかもう、BGMだけでニヤニヤ来てしまう、重症な人間がここ(→自分)居ます(汗)^^;。

まほらば ~Heartful Days~ 第15話「…かも」

2005-05-03 20:59:04 | まほらば
前に『第1声』とかいってちょびっと書いちゃってるし、順番も前後しているので、ある意味前後編とも言える第14話「夏の終わりに」、とセットで上手く纏めて書きたかったのですが・・・。

纏まらない! or2

・・・ったく・・・どおして・・・おいらは・・・いつも・・・こう・・・

・・・と、いうワケで、第15話からいきます(しかも『後編』からかよ・・・)


本話、自分、意図せず、かなり目頭にキてしまいました(ちょっち 恥 笑)。
弱いんですよね~、こういうの(笑)。
しかもイキナリ露骨に来るんじゃなくて・・・前半はかなりいいテンションの笑い話な展開から、後半、「おおお」と思わせながらもやっぱりまだ笑い・・・イッキに来てくれたよ(笑)

しかも、コレ、本来、前話から曳いてるんですよね^^;。
大事なトコロで観る順番を間違う私・・・。

絵本回しの直後で気付いたケド、面白そうだったんで止められませんでした(笑)。

最後(・・・なのかな?)の人格、紺野 棗。
第一印象はダークネス?、と、つい思ってしまうが(笑)、安直にそっち方面には持っていかないのは流石だと思う。
いや・・・。
「でも、あの子は絶対悪い子じゃない」@隆士
ははは、正直コレはちょっと説明的だな~、と思ってしまった。
『悪い子』って何基準?(笑)。ねえ、隆士クン!(笑)

いやまぁ、棗が花を愛しそうに撫ぜる描写が、コレでもか・・・っ、てーぐらい『分かり易ぅ』・・・だったので(笑)。

でも、まぁ、分かってても面白かった。まぁ・・・隆士が棗の心を開いていくプロセスには若干、脚本的・観念的拙さ(?)みたいなものを感じないでもありませんでしたが(^^);;;。
その辺も、分かってても面白かった。

前にも1度だけ出てきたケド、結局鳴滝荘(隆士不在)の誰にも心を開くことの無かった棗。

『今度こそ!』とリターンマッチを望んでいく鳴滝荘の住人達。
中ではやっぱり(精神?)年齢的に近い(?)、朝美のパフォーマンスがニアピン賞?(笑)
演技力が無いだけかも(ごめん)しれないが、一番わざとらしさが無かったからね!
かなり素直に友達になりたいオーラが出ていた、と思う。
棗もちょっと、普通に反応しかけたよねっ、ねっ(そう思いたい)。

沙夜子さんのは、予定通りのお笑いになってしまったけど・・・^^;。
でもでも、「駄目だったわぁ~」のセリフが、もーーーーー・・・っ(笑)
(くぅーーーーーっ)
やっぱり沙夜子さん、可愛すぎ・・・っ!

珠実と灰原のは・・・隆士じゃないが、やる気あるのか?^^;、・・・ホントに。
灰原のは天然かもしれないけど、珠、おまいまで、ソレは無いだろう・・・ソレは(笑)。

恵には初端っから期待して無いよ(爆)。
・・・いや、作戦自体は間違っていないと思う(笑)。
多分、恵の作戦を朝美がやっていたなら、成功していた・・・かも?

・・・っていうか、棗、デフォで反応してるじゃんっ 隆士に!
(大爆笑)
いやもお、この時点でほとんど勝負アリでわ?^^;。
(特に後ろの褒め褒め軍団がもう、思いっきり、ヤボ(笑))
・・・いやまぁ、もう1押ししないと、話してはくれないワケですが。

・・・
・・・

しかし、棗に対しては、珠実も全く、と言っていいほどアドバンテージ無いのね(笑)。まぁ、珠実ですらもまだ1度しか対面していないらしいが・・・。
アドバンテージどころか、対棗に限り、鳴滝荘の他の面子と同レベル・・・ってのには、少々苦笑したが^^;。

灰原との人形劇の内容なんて・・・本当に、やる気有るのか?^^;、珠実(笑)。

珠実的にも『梢ちゃん』ならば、平等になんでもラブリー&オッケー・・・ってワケでも無いのかな?
千百合とはやけに意気投合していて、隆士だけじゃなく、鳴滝荘の他の住人にまで挑戦的だったのにね!^^;。

そういえば、早紀や魚子とも、そ~んなに意気投合してるっ・・・ってな感じでも無かったかな?

まー、その辺は多分にフィーリングの問題なのかもしれないけど。いや、敢えて誰のフィーリングかは言わない(笑)。

第18話「にゃーにゃーにゃー」
・・・でも思ったんだけど、アニメ主体で見ているせいか、どうも千百合だけビミョーに浮いている気がしてならない(笑)。いや、この場合、珠実の接し方うんぬんでは無くて・・・うーん、なんていうか・・・この・・・。

要は、挙動が奇抜すぎる・・・であろうか?^^;。
梢さんの抱える解離性ナントカから考えても、ここまで奇抜な挙動だと、何の担当なのか分からないゾ!(笑)^^;。
『人格』としてのポリシーみたいなものが、見えにくくなってしまっているというか・・・5人(?)の中で、一番、『人間』、として自分には認識できない。・・・いや、やってるコトは(多少くどさは感じるが)面白いんだけどサ(苦笑)。
「男~~~っ!」の部分でちょっと救われている・・・上述のような見地からは、ソレくらいにしか認識できない。
まぁ、『清廉・潔癖』・・・その辺の象徴だとは思うんだけどサ(笑)。転じて『押し付け・自己満足』、なんてことにもなるのであろうか?

ま、そんなこんなで、本話では珠実が(めずらしく?)普キャラの位置に居る^^;。隆士の独断場である(笑)。

そして・・・(18話までを通せば)(視聴者視点では)魚子・早紀も、大分隆士を認めだしている。

でも、珠実は・・・そんな棗×隆士の状況を間のあたりにしても、意外というか・・・若干「ずるいです~」とか言っただけで、そんなにショックのようなものは受けていない様子。

う~ん・・・。またちょっと珠実の真意、みたいなものが自分にはブレて来たかな?^^;
あるいは計算違い? 余裕カマしすぎ?
いやいやいや^^;、別に『取り合い』をしているワケじゃないんだろうけどさ?(苦笑)。

ただ、個人的嗜好としては、珠実には今後・・・まぁ、その辺りの確執に決着が付いたとして・・・あまり『聖母』のような振る舞いはして欲しくないな^^;。逆にあくまで『なんとな~くはーとふる』で誤魔化されるのも・・・珠実に関しては、あ~んな描写やこ~んな描写を見せられちゃっているので、それはそれで、少しイヤだな^^;。

う~ん、難しいね。この辺、この作品、どう決着を付ける気なのだろう。

・・・
・・・

さて、ここから、棗が隆士に喋りだすまでのプロセスは、書いているとキリがないので省略(爆)。
・・・っていうか、コレ、文章では・・・安直に書いても安っぽい茶番劇としか思えないでしょうから^^;。
文章で書くなら、多少シチュエーション誇張して・・・セリフも推敲して・・・文面もコレでもかっ・・・ってーくらい気合入れて書いて推敲しないと、多分、ぜんぜ伝わらないと思うから・・・。
(そんな文面が書ける気力も自信も、今は無い)

なるほど・・・棗が他人を避けまくっていたのは。
鳴滝荘の住人達が思っていたように、自分達が棗にとってつまらないとか、興味ないとか・・・そうじゃなくて。
逆に棗・・・自分が『つまらない』だろうから・・・と。
折角お話できても・・・勇気をだして関わってみても・・・多分、すぐに失望されるだろうと。

つまり、恵たちの『かまって欲しいオーラ』は、彼女にとっては・・・多分嬉しいには嬉しかったのだろう。

「こっちに興味はあるみたいなんだけどねぇ・・・」(恵談)

でも、そんな好意を、多分自分は無駄にすると。
周りがより好意的接しようとするようになればなるほど、彼女はいたたまれなくなっていた・・・のかもしれない。

自然さが足りなかった。急ぎすぎていた。たとえどれだけ時間が掛かっても、毎日ごく自然に語りかけて・・・無視されても無視されても。
棗側としては無視して無視して・・・多分、そのうち呆れられる。嫌われるかもしれない・・・。
それでも、変わることなく笑顔を自然に向けてくる者には、多分、彼女のような子も、振り向くんじゃないかな?

・・・とはいっても、大問題。『彼女』は、ほんとに稀にしか出てこない・・・少なくとも、今までは。

これじゃぁ、『彼女』にとって普通の存在である者には、どうしようもないじゃないか(苦笑) ・・・と、思っていたのですが!

短期決戦(笑・・・いや、笑い事にしちゃイケナイが)。
そこで隆士が(深く意図してではない様子だが)採った行動は・・・まぁ、ほぼベストに近いのではないでしょうか?(笑)。

自分に自信が無い。それがネックで他人を避ける人間。そんな人間に振り向いてもらう為には・・・。

面白いコトで興味を引く、じゃなくて。(逆効果?)
おべっかまがいで相手の得意技を褒めまくる、でもなくて。

相手の得意分野・・・そして自分の苦手分野。つまり、『相手に自分でも役にたてる』・・・そんなフィールドを用意するコトだった。

・・・で、いいのかな?^^;

つまり鳴滝荘の他の連中がやっていたことは、そもそも棗の性格(?)を、根本的な部分で読み違えていた、と。

まー^^;、でもそう言ってもなぁ・・・^^;。
そんなの、実の親だって、気付いてあげられるかどうか・・・^^;。

隆士だって、意図してやったワケじゃぁないしね(笑)。

でも、棗の得意技(の1つ)トランプ技に挑戦!、でも上手くいかない・・・それに気付いて(思わず)振り向いて・・・。
この辺りの隆士のまるで嫌味のないやり取りには・・・確かに、こんな内向的な少女でも心地良さを感じずには居られないかもしれないな。

・・・と、まぁ、若干『偶然』含み^^;、とはいえ、遂に棗の『言葉』を引き出すことに成功した隆士。

でも、やっぱり、この時点では、まだ、隆士ですら、棗の『本当』は分かっていたワケじゃぁ、ないんだよね。
・・・いや、くどいが、普通はワカラン!^^;。

でも、この辺から・・・来る来るんだよねぇ・・・。何か、目頭に、こう!。

今までの棗の視線・・・興味なさそうな冷たい視線・・・そうとも取れてしまう視線。トランプ技に挑戦する隆士ですら、『出来るかどうか、試されている?』・・・とすら思えた視線。鳴滝荘の他の住人には『見下されている?』・・・とも思えた視線。

でも、違う。違ったんだ。もともと棗は、誰も試してなんか居ない。ましてや、見下してなんか居ない。居なかったんだ。

「もうちょっとだった・・・かも」@棗
ここで全てが氷解する。冷たさなんて微塵もない・・・優しい声。
(いや、そりゃ梢さんだけどサ^^;)

ああっ 止めよう! この辺を言葉で語るなんて、もう、止めよう!
それはあまりに無粋だし・・・無理だし^^;。

とにかく、心を開いた棗の『喜びの表現』と来たら・・・もうっ!(くぅ)。
メチャクチャ可愛いは(^^)、笑えるは(^^)、泣けるは・・・で、

もう、大変です!(^^)


止めに、前回(まだ感想書いて無いケド)、そもそも棗を呼び覚ます発端となってしまった隆士の絵本プラン・・・その悲しい部分の一節。
その続き・・・。くぅっ!

やってくれるじゃあーりませんか!(^^)


間違いなく、現在全18話中のベストエピソード。・・・いや、くどいですが、前の回から曳いているんですケドね^^;。

この演出力があるなら、本作最終話回りには、どーしても多大(過大?)な期待をしてしまうものなのですが・・・。

原作は連載途中か・・・^^;。

惜しい1作(でも自分的には、もう傑作^^;)になってしまうのか・・・それとも!?


どうでもいいことですけど、その一部ペ○ちゃんみたいな朝美の作画は、ワザと? 天然?(笑)。

まほらば ~Heartful Days~ 第18話 「にゃーにゃーにゃー」

2005-05-03 12:08:01 | まほらば
※あらら、全然この第18話と関係ない・・・くもないけど^^;、あまり関係ない話になってしまいました。
この話の本来の内容の所感に付いては、後でちょっと補足するかもしれません・・・。


(全部で)5匹の猫が鳴滝荘に現れるたび、梢さんの別人格も順番に現れ、隆士がてんやわんや(?)するという、意味ありげなような無さげなような(笑)、ビミョーなお話(^^);。

しかも、他の鳴滝荘の住人は都合よく・・・じゃなくて偶然出払ってしまっていて、鳴滝荘には、隆士と梢さん、2人っきりというシチュエーション(笑)。

余談になりますが・・・この作品、梢さんが隆士に対して、一番ビミョーな素振り(^^)、を見せたのは、実は第1話な気がする(笑)。
その後の梢さんのそういう挙動は無くはないけど、減少傾向・・・にすら見える^^;。まぁ、第1話のは『再会』がとても嬉しかった、そんな感情が拍車を掛けていた、とも思える。その後は徐々に『日常』になってしまって行った、と。別に初回の時点から、隆士への気持ちが変化しているわけではないのかもしれないな。と、いうか、隆士の方が『梢さん』に対しては、積極的なアクションを起こさないので(笑)。双方共に、『居る』のが当たり前になってしまっている・・・そんなトコロか。

梢さんの方は微妙な描写しか無い(ある意味、お約束だ 笑)のでアレですが^^;、隆士の方は明らかに好意を持っていると思います。いいんですかぁ~、隆士クン、そんなにのんきにしてて(笑)。

・・・いやまぁ、だからこそ『隆士』だと。そういう風にも思えるんですケドね(笑)。

でも、それでも、じゅ~ぶんすぎる位、『脈』はある、と思いますヨ(^^)。積極的な行動に出れば、多分、梢さんは、少なくとも拒絶はしないと思うヨ(笑)。
まぁ・・・そんなすぐには、進展しないと思いますケドね^^;。お互い、『のほほん』だからねぇ・・・。恵じゃないケド、見ているほうが焦れったくて堪らない(笑)タイプのカップルだろうなぁ・・・やっぱり、どっちにしても(笑)。

ただ、ここまで見た限りだと、梢さんと隆士の『絆』みたいなものは、そんなに強いものがある風でもないので。まぁ、恵みたいに^^;、周りが勝手に盛り上がるのも少々アレだし(笑)。

でも、OPからして既に、隆士と梢さんはもう、自明のカップルなんだよね・・・^^;。やはり、その辺に恵じゃないけど(くどい)、見ている方としては、じれったいことこの上ない(笑)。まぁ、それはこの作品においては、(いい意味での)雰囲気の1部にもなっていると思うんですが^^;。

それに、もし、その辺進展しだしたとしたら、問題は山積みですしね(笑)。
まず、珠実(苦笑)。一応彼女は隆士を認めてはいる、と思います。でも、実際彼女、目の前で梢と隆士が本格的に進展しだしたりなんかしちゃったら、『解っちゃ』いても、正気でいられるだろうか?
・・・そんな一端が、17話「そらのいろ」で見えたかもしれません。
隆士を認めてはいる。解ってもいる・・・つもり。でも、やっぱり心のどこかでは、梢ちゃんは自分を選ぶ・・・と思っている? いや、梢さんのほうに(も?)恋愛感情を求めるとか、『梢ちゃんは私のもの』とか・・・そこまでじゃぁ・・・そんなんじゃぁ・・・無い・・・つもりなんだけど?
でも、梢が『どっちか?』、という局面で隆士を選んだりしたら・・・やっぱり正気ではいられない。ソレは明白だった。
『倒錯』かどうかは抜きにしても、やはり、梢と1番近い場所で、1番長い時間を共有してきたのは自分だ! ・・・やはりそういう想いは隠せないところか(苦笑)。自分の中に眠っていた(?)、『好き』、という気持ちを呼び覚ましてくれたのも梢さんだしね。

『珠チェック』(苦笑)で・・・正直、私にとってははとっても解り難らかったケド^^;、・・・一応、『隆士』を認めた。・・・でも、だからといってそう簡単に『割り切れる』ものでもない・・・それが、ここまでこと有るごとに・・・やっぱり『隆士』を牽制してしまう。それが顕著に見えたのが、まず第17話「そらのいろ」。
「おかいモノ」での、恵の解り易く(笑)そして1貫した『見守り』(笑)、と比べると、珠実のソレは言ってることがけっこう支離滅裂(笑)。
その辺なんかも、多分そんな頭では一応、『認めた』けど、感情が付いて来ん!(苦笑)。そんな彼女の一種アンバランスさの現れだったのであろうか。

「ブワーカな事言ってないで」@珠実→恵
このへんの、ちょっと突飛にも思えた「おかいモノ」でのセリフ・・・。

(妄想)
『付き合うのはいい(?)けど、AとかBとか・・・そんなの(まだ?)認めませ~んっ!』

・・・そんな感じなのかな?(笑)。
若干プラトニック志向なのか^^;。
あるいは、自分がそんなもの梢さんに求めたりしたら、それは明らかに倒錯になってしまう。自分としてはそれもOK(!? 妄想です)だけど、でも、梢ちゃんの方は・・・少なくとも普段は至って真っ当な女の子だし・・・そんなの自分から求めるワケにもいかない・・・。
その辺からくる嫉妬もあるのかもしれないな(妄想です)。

その辺、珠実の・・・頭はこれでもかっ、て位いい。でも、感情部分はひょっとして未発達な部分が残る?
10歳位でようやく目覚めだした(目覚めさせられた?)ヒトナミの感情。
そしてその後も・・・梢さんの存在によって、幸せな日々を送ってきた・・・ように見える。
頭の良さに比べ、感情部分の発達が、ひょっとして少々未熟なのだろうか。
でも、頭脳はとても明晰なので、『理論』としては『解って』しまう。
でも、所詮、『理論』は『理論』。こと感情面に関しては、頭で解ったトコロでどうしようもない。
その辺が成長する為には・・・悲しいけど、痛い目に合って・・・そしてそれを乗り越える・・・それしかない、と思う。頭でいくらかんがえてもラチ明かないんじゃないかと思う・・・そういう領域。

あー、なんかこの辺考え出すと、私、そんなに(ってかぜんぜん)詳しく無いんだけど、解離性なんとか障害の話にも被ってきそうな気はしてくるなぁ・・・^^;。


(トラックバック追記)
『おなかすりすり』は、ほんっと、ギリギリ^^;。何気に江魯いんですよね、このアニメ(笑)。決して露骨じゃないところが、これがまた。『どうなるの?、どうなっちゃうの?』。隆士クンもしっかり男の子です!。


(トラックバック追記)
『そ○ぷ』という直接的^^;な表現に、思わず脳髄砕かれました・・・(笑)。なかな~か進展しない主人公カップルが味の本作。男の子の正直な気持ち^^;、としては、もう『そこだ!、いけ、いっちゃえ~』(どこに!?) ・・・かもしれません(汗)^^;。

まほらば ~Heartful Days~ 1時間すぺしゃる(笑)

2005-04-29 08:52:05 | まほらば
1時間すぺしゃる!

・・・やってくれますね! しかもべッタベタですね!(笑) ・・・1時間すぺしゃる!って・・・ぷっ、ぷくくっ。。

まぁ、実際は単に放送予定が詰まっただけ、なのかもしれませんが^^;。

でも、映像的には使いまわしとはいえ、ちゃんと1時間すぺしゃるの前フリをやってくれたり(音声は新録(喜))。
やっぱり、こういう演出は嬉しい限り、です(^^)。

しかも、『悩殺! 梢さんちぇ~っく』(笑)の映像だし・・・(^^)。

・・・と、いうわけで、順番は前後してしまいますが、この『1時間すぺしゃる』、自分的にはとても楽しめましたし、思うところも多々あったので、いってみたいと思います。

どうやらけっちゃくをつけるときがきたようですね~(棒読み)

珠美・・・!(笑) 

2005-04-29 第16話 「千客万来」 感想 アプしました
2005-04-28 第17話 「そらのいろ」感想 アプしました

まほらば ~Heartful Days~ 第16話 「千客万来」

2005-04-29 08:50:01 | まほらば
ギャグ描写も万来! (笑)

ウワサの(笑)部長さんがついにしょうてん
・・・じゃなくて絶好調! (笑)

ついに私の実力を発揮するときがきましたね・・・

おおう、構わないから思う存分っ、衆人監視(TV放映)の前でイッちゃいなさい!! (爆)^^;。

・・・
・・・

『この番組は・・・』
からして、すでにちょっと変わってますよね?
『スクウ○アエニ○クスと ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
キ○グレコードの・・・』 ってイマの間、ナニ! ナニ! ぷ、ぷくくくくくくっ
・・・とか、もうー好きで見ているとこんな、(恐らくは)意図したワケじゃないだろうトコロでまでなんだか笑ってしまいます(^^)。

・・・こういうのって、『得』ですよね? ナンか、もう、何もかもが楽しい! 多少の不備なんて気にならない。許しちゃう!
・・・そんな気持ちにすらなってしまいます^^;。

冒頭、隆士の家(って鳴滝荘)へ家庭訪問を決め込む(笑)銀センセー。
『家庭訪問ネタか?』・・・つまり前にあった、隆士のクラスメートA,B,C(←おい!)の鳴滝荘訪問(笑)の銀センセー版か・・・? ・・・と思いきや(笑)。

なかなか鳴滝荘へたどり着かない隆士たち一行・・・と、いっても迷ったりしているワケじゃなくて、その間にも千客万来!、なワケね(^^)。

とにかく今話はまほらば的(? 笑)ギャグ描写のオンパレード
・・・常々、自分的には、ギャグの描写やテンション的には「ちょっと弱いかな~」・・・などと感じることの多い本作ではありますが。逆にちょほおっとムリにテンション上げようとしすぎて空回ってる部分があることも否定できないナァ・・・などと^^;。

でも、ここのところ・・・特に2クール目に入ってからは、あまりムリせず・・・いい意味で我が道を行く(笑)、第1話で顕著である種の人間を熱狂させた(笑)、このなんとも言えない絶妙に妙ちきりんな(笑)雰囲気。
その辺が確立されつつありますね? ・・・(多分)

そーいうのが大好きでたまらない自分。本話なんて観ているともー。
私・・・もう、嬉し過ぎて、悶え過ぎてしょうてんしてしまいそうです・・・っ!

そして、そんな妙ちきりんの旗手(笑)、ともいえるのが、『部長さん』こと、オカルト研究会略してオカ研(と、いうか魔女研)の部長さんであったか! ・・・結局、部長さんかよっ(クレジット)

前回登場時は、ちょろっとしか出ておらず^^;、しかも、その本来の性能(笑)を発揮することなく退場^^;。わかったのは妙な発声棒読みイントネーション(笑)で、容姿・趣味的に魔女(そのまんま)、んでもってまぞ ・・・らしい(笑)、と。それくらいであった。

・・・んで、登場テーマが、何故かUndefined Flyng Objectチックな、アタマオカシクなりそうなピポピポであると。(笑)

「急に遊びに来たいとか言い出しまして~」@珠美
遊びに来るのか・・・っ! 部長!(爆笑)

さっちゃんにみっちゃんに・・・謎のツリ目少女に・・・ああ、まひるちゃんね。
そのメイドさん(笑)。
「はっ」 ・・・って・・・どこに消えた!? そんなナニもないトコロで(笑)

しかし・・・みっちゃんは微妙だけど、さっちゃん。うーむ、最近の子は発育いいのう~(←オヤジっ)。
高校生で通るよね。実際パッ見、梢さんと同じくらいだし・・・。12歳って・・・^^;。
前に発育を気にして『にぼし~』とかいってる朝美の姿があったけど、いや、朝美でも12歳にしては十分デカイと感覚的に思ってしまう自分(笑)。

臀部 ・・・(はっ)
桜の臀部で、桜でんぶ・・・
・・・
・・・
はっ 寒っ
しかもかなりセクハラだ・・・っ!
・・・な、なんということだ、私としたことがぁ・・・っ!。こ、これは・・・まさか! 気ずかぬうちに・・・汚染されている!? 何に!?

おそるべし! 部長電波!?
超・毒電波系。(笑)

・・・

いや、珠美肉じゃがて・・・^^;。いや、その材料とナベからなら・・・
いや、よう分からんな、コレだけじゃぁ(笑) 確かに・・・。
直感的にはカレーかシチューだろうけど。でも、なんでもできそな材料だし・・・。

みっちゃんの妄想シーン。愛の共同作業 編
いやぁ・・・コレくらい、ばかっぽくやってくれるとホント、笑えるんだケドねぇ・・・(^^)。いつもこうだとホントに最高なんだけどねぇ・・・(笑)。

アリなのか・・・(笑)。
意外と夢想派なのね・・・みっちゃんも(^^)。いや、だから朝美のトモダチなんて(失礼)やっているワケか^^;。
そんなみっちゃんに「あなたも!」と、詰め寄られるまひるに、それは丁重にお断りしようとする朝美・・・。

朝美ちん?、まひるには・・・多分面識浅いから遠慮しているんだろうけど・・・『私達』のなかにはさっちゃん、みっちゃんは、入ってるんだよね?
だったら、返って疎外されているみたいでイヤかもね?^^;、この場合。
まぁ・・・その後のまひるとメイドさん(笑)の挙動へと繋がるんだけど・・・ここ、ちょっと違和感を感じたので^^;。

まぁ、とてもらしい、っちゃ、らしいんだケド。

この辺、BGMがずーーーっとエレクトーンだったりして・・・ソレがまた笑えたり(笑)。

「どれくらいかかる」@まひる
ここで、札束ででも、寝こけている沙夜子さんの頬でもペチペチ叩く気かっ! ・・・と一瞬思ってしまった私はやっぱり結構、ヤな大人だ(^^); さらにその後の、

「了解致しました」@橘
ここで、ナンぞトンデモないコトやらかすのかっ? ・・・・・・とも一瞬思ってしまう私は、やっぱりかなり黒い(^^);;;;;
やっぱり、視線の先が沙夜子さんだし・・・。まぁ、結果としては相変わらず、沙夜子さんは沙夜子さんでしか有り得なかったワケですが^^;。

いやまぁ、有る意味『トンデモ』無かったワケだが(笑)。

でも、この辺のまひるの言動は結構意味ありげにも感じますよね?
ひょっとしたら、黒崎家の内職の親方筋だったりするのかな・・・?


アンチガーリック て・・・。
ここで、この作品ではついぞ見たことのないようなエフェクトが疾る(笑)ところが、もう、後半のはっちゃけ具合への狼煙・・・(喜)。

・・・
・・・

後半戦、さぁ、いってみよう!


しかし、この作品・・・部長ですらも・・・^^;。
多分、女性への趣味が、K○JIMA氏とは衝突しまくるだろうな^^;、自分。

ええ、自分、部長さんでも、おっけーッスよ!(核爆)
もー、ぜんっぜんオッケーなので、良かったらどうかボクと付き合って下さい

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・(↑)本気?
ええ、本気。髪の長い美(?)少女は全て正義
黒髪だったら、もう、言うコトナシ。

・・・え?、珠美? ・・・いや・・・まぁ・・・それは、その(もごもご)。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

巨大なセクハラ発言は放って置いて。

で・・・なんでス○シウム光線の構えなの・・・部長さん(笑)。
で、出てますっ ・・・絶対、ナンか出てます・・・っ!
やばいモノが (^^);

一瞬やばいモーション入った部長さんであったが・・・ここは、灰原(&流星ジョニー)がナイス(?)カット。

あれすたーくろーりー?

えーーーっと? 何か灰原とのツーショット(笑)がヤケにサマに見えるんですケド?^^;。

この後の部長さんの挙動不審の数々を見ても・・・。

好きなの? (いかにもな)オッサン (爆笑)

・・・まさか・・・オヤジギャグが好き(?)なのも、その辺から・・・?^^;。

オヤジ好きのまぞ女子高生・・・
き、危険だ・・・っ!(笑) それは確かに、ある意味とてつもなく、危険だ!! (爆笑・・・していいの?^^;)。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

おおお。 ・・・もしかして、ソッコーで振られた? ・・・おいら_| ̄|○(笑)。
でも、おいらも実は似たヨーナオッサンなんだよな・・・って、ことはひょっとして脈アリ・・・ッ! (←えーかげんにせいっ!)


私・・・っ、昇天しそうですぅーーー!!

やば! (^^);;;;;
やヴぁいヨ^^;、やヴぁ過ぎだヨ!^^;;;

そのポーズで、その仕草で、その容姿で、その表情で・・・
そのセリフはやヴぁ過ぎだって・・・っ! (笑 ^^);;;;;

嬉しいんかいっ 結界! (大爆笑)

珠美っ・・・! ばせるゾっ!(笑) その結界は、逆効果だ!(爆笑)


灰原・・・目ぇ明けて、身だしなみ整えていさえすりゃあ、結構、ハンサムですよね?
いや、なんかこの梢さんのナベを眺めながら半目を開けてる灰原が、なんか妙に印象的だったので(笑)。
こういうシーンの背景美術も含めた描写は、この作品、ホント、タフですよね。特にこういう夕暮れ時が強い。
梢さんの着ている服さえ無視すれば、時代がわからない・・・(笑)。
こういうカラーは、素直にいいなーっ、って思ってしまいます。


えろいむえろいむえっさっさー

どこの流派やっ!

おおっ! 珠美が・・・珠美が押されとる・・・っ! (大爆笑)

いや・・・・・・なんか・・・もう、この辺の部長さんの挙動の描写が・・・
もー、イチイチハマってて・・・ハマりまくっていて・・・(^^)。
もう、可笑しくって、可笑しくって! (^^)(^^)(^^)

この辺、結構、新感覚??(笑)

特にこの部長奥義(?)、フラッシュキャンセル(笑)、が好き。思わず何度もリピートしちゃったじゃないか・・・っ(笑)。

でも、部長さんその性癖クセがあると、うっかりしていると、珠美に・・・得意の言葉攻めでうっかりされられちゃうゾ・・・っ!(笑)

でも、あの、珠美が! ・・・珠美が・・・パワー負けしてる!?
いや、『中の人』のパフォーマンスも含めて、『キャラ負け』、すらしてる・・・っ!?

珠美の『中の人』も相当な実力派のハズなんだけど・・・それでも、なんだか・・・この部長さんの前では・・・空ぞらしくすら、聞こえる!?

・・・そもそも、この部長さん、黙ってさえ^^;いれば、恋愛シュミレーションヒロインだって張れちゃうような容姿をしているところが大ポイント(爆笑)ね・・・。

これで、髪がピンクだったら・・・ いや!言うなっ! ここでは言うな! みなまで言うな!(爆笑)


いでよ・・・っ! あすもでーーー・・・っ!!

うわーーーっ!! やりやがった!!!(^^)(^^)(^^)
ホンっとにやりやがったーーーっ!!!!!(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)


・・・前、部長さんが出てきた回で、確か自分、ぼやいてましたよね? ・・・「こうだったらいいな」、・・・みたいに。(笑)

やってくれたヨ!(喜喜喜)(^^)。 それも、かなり (大喜利)(大入り)(大満足)!


部長さん! ・・・やっぱり貴女とは気が合いそうですねっ(はぁと)。
(↑・・・ ・・・ ほんとーに、マジ?

・・・
・・・

・・・しかし・・・どうやらこのバトルは、常人には見えない ・・・らしい(笑)。
銀センセーの瞳には、なんだかしっかりと映ってるんですけどね^^;(爆笑)

・・・つまり銀センセーも同類ってコトか・・・いや、確かにそんな雰囲気は初端っからありましたケド!^^;。

しかもどうやらこの次元のバトルは、それが見えない人や、現実空間には全く影響を及ぼさないようだ(笑)。

・・・ソレって・・・いわゆる・・・妄想バトル? (笑)。
あるいは、そこに出てきた、泥酔者どもな、恵や灰原には見えるのかも知れないな^^;。
・・・ただ、酔いが醒めたら、覚えているかどうかは、甚だしく疑問だけれども(笑)。

ふふふ・・・でも妄想バトル?だとしたら、にもちょっと腕に覚えがあるゾ・・・ッ?
(↑威張れるコトじゃないって・・・)

妄想力だけだったら、その辺の女の子には負けない自身があるゾ・・・ッ!!
(↑だから威張れるコトじゃないって・・・、それに『女の子には』って指定はナニ!?^^;)

「勇気と力と」@部長さん
ふふふっ。やはり、貴女とは気が合いそうですねっ! 
(↑・・・どうやら本気らしい・・・^^;)

部長さん・・・妄想(?)の中じゃぁ・・・飛んでるし・・・(爆笑)。

この辺・・・見せ方としては、いわゆる最初の『朝美回』の「200X年・・・」
・・・と、同じパターンなんだけど、内容次第でこうも違うものか・・・^^;。

「でもまだ・・・ガードが甘いようですね!」@銀センセー
何の!?

手をかざして・・・一体ナニをしようとしたのか。
・・・知りたいような・・・あまり関わりたく無いような・・・?^^;。

・・・この辺のこの系統の女性達には、なんだか共通する特異ワールドがあるようですね・・・(笑)。

・・・と、すれば沙夜子さんなんかにも、その素質は十分、有りそう(笑)、なんだけど・・・?
しかも、何か、天然で強そう(笑)。

でも・・・そういう見地(どういう!?)だったら、やっぱり、作品的に梢さんが最強なのかな・・・とも^^;。

いや・・・だって・・・ある意味、梢さん・・・最強に電波(←どかばきぐけぎしゃめり)

・・・
・・・

戦い終わって(?)日が暮れて・・・。
やっぱり最終兵器梢さんカレーっスか(^^)。

「梅干もそこにいっぱいあるよ~」@隆士
・・・だからカレーだってば・・・(笑)。いや、ぜんっぜん全く合わない・・・ってことも無いけどサ(←ほんとか!?)。
どうやら、この食卓に、福神漬けとか、らっきょとかいう発想は無いらしい・・・^^;。

部長さんは決してニンニクが嫌いなワケじゃないんです。・・・刺激が強すぎるんです・・・ ・・・多分それだけ(笑)。
でも、この娘に妙な刺激は厳禁ですっ!^^;

「うめーよ」@恵
ほら・・・伝染ってる・・・伝染ってる・・・・・・・・・・・・・・・・

でも、カレーにソースをこぼしただけで、ほぼ全員の注目を集める(?^^;)、沙夜子さん。貴女もそうとうなモンですっ。

片手に空になったソースのビンを持ちっぱなしの仕草とか・・・。
ぷくく・・・か・可愛い・・・ってゆーか、こういうところ、えらい細かいですよ、スタッフさん。
もー、こういう細かさって、好きで好きで堪りません(←変?)

うわ。夜の光彩も綺麗だなぁ・・・イマサラだけどさ^^;。
このところ若干作画そのものはとろけ気味ではあるけれども・・・全然気にならないな。

そして・・・。

ラストはやっぱり部長さんが締めてくれました・・・(笑)
だから、伝染るってば・・・^^;。やヴぁいってば・・・^^;。

まほらば ~Heartful Days~ 第17話 「そらのいろ」

2005-04-28 03:12:27 | まほらば
キミとはいちどしっかりきっぱりけりをつけなくちゃいけないようですね~。・・・ねったまみさん?
(棒読み)

さあっ いざ、尋常に勝負!

無差別、無性別(笑)級、30分1本勝負だっ(笑)。
珠美・・・っ! 相手にとって不足なし・・・っ!(笑)

・・・
・・・

ぬうをっ!? いきなり幼女攻撃とは・・・っ くっ (笑) ひ、卑怯な・・・っ
おのれ、私をかなり真性のロ○コンと知っての(←知るかそんなもん)。

・・・
・・・


は天才と呼ばれる存在だった。『神童』とすら呼ばれた。
・・・しかしそれはある種変質狂ともいえる性格からくる『努力』の賜物だった。

最初は何をやっても上手くいかなかった。悔しくて・・・悔しくて、何度でも挑戦した。何度も・・・何度も。そう、『上手くいく』まで。
ただ、それを・・・そんなジタバタもがいている姿を、決してヒトには見せたくないだけだった。隠していた。

そして上手くできる自信がついた所で、まるで今、初めてやったかのように、披露するのであった。

その様を見て、驚く大人の反応が好きだった。『褒められる』ことが何よりの至福だった。・・・そして、それこそが、の存在価値であり、生きる意味ですらあった・・・。

パッと見、何の特徴も無い、ちょっと小太りなよくいるガキであるであった。そういう自覚があった。それがとても悔しかった。・・・いや、不安だった。

・・・いや、最初は、ただ、『上手くいかないこと』が悔しいだけだった。は、最幼少期は、相当親バカに『蝶よ花よ』と育てられた。親は何かにつけて、のやることなすことを褒め、称えているようにすら感じられた

しかし・・・だから逆に、『失敗』は許されないように思い込んむに至ってしまっていた、と思う。

親に失望されたくない・・・それだけは絶対に避けたい。あってはならない。そんなことになったら・・・自分の存在価値なんてなくなってしまうのではないか・・・?

・・・現在思い出せば、なんという思い上がったガキだったことだろう。その1言に尽きてしまうのだが(苦笑)。

だから、『上手くいかないこと』、に出会うと、誰にも見られないように、必死で努力した。親が自分に期待し得ることで、『出来ないこと』なんてあってはならないのだ。

親ですら、そんな(見せかけ)の天才っぷりに感動し、そして絶賛してくれる・・・嗚呼、何という、至福の時!
は必要とされている。ほら、親だって・・・を生んだコトを・・・の存在を・・・ほら、こんなに、喜んでくれる・・・。

は幸せだった。そのための努力なんて、何の苦にもならなかった。それが当たり前だと思っていた。

・・・
・・・

そんなの前に、ある日、1人の少女が現れた。
その少女も『天才』、と呼ばれる類の者だった。

その子を見ていて・・・は徐々に『焦り』を隠し切れなくなっていった。

が苦心惨憺の末、ようやく身につけた『ワザ』を見せ付けると・・・彼女は、「わーすごーい! 面白ーい!」と感心しながらも・・・あろうことか、次の瞬間には、もう、さも、当たり前のように真似して見せた・・・!!

なんという屈辱! ・・・それを体得するまでに、一体何日掛かったと・・・!?

何につけても、そんな日々が続いた。それまでの独断場だった、『先生のちょっと挑戦的な質問』、にも、彼女はよりもずっとはやく『模範解答』を出した。

何をやっても敵わない・・・!?
努力して努力して努力して。
それでも『互角』に持っていくのが精一杯・・・!?

・・・
・・・

・・・現在にして思えば、私は、このとき・・・生まれて初めて『ライバル』、と呼べる存在に出会っていたのだと思う。
しかも、相手の方が、どう考えても素晴しい・・・認めたくは無かったが、ソレは明白なことだった。

しかも、そんな『彼女』は、私にとても好意的だった。『面白いコト』をいっぱい教えてくれる存在としてか。大人のちょっと意地悪な質問に対しても・・・私が苦心惨憺の末、『同じ見解』に到達するトコロに仲間意識のようなものを、感じてもらえていた・・・そんな気もした。

でも・・・違う・・・っ! 違うんだ。『彼女』は一瞬にして『その答え』に到達するのだ。
私のは・・・違う。散々考えた結果。今までの傾向からそうであろう、と思い、気兼ねしない大人(おばあちゃんとか・・・)にも、それとなく聞いてみたり・・・有る意味卑怯だな^^;。
私のは、そういった『状況証拠』を総動員しての、ようやくの解答なのだった。

知力的なものだけじゃない・・・身体を使う(子供にとっては)『ワザ』だって、『彼女』は1回見せただけで、苦も無く真似してみせる・・・。
『コレはどうだ! 難しいぞ~。ボクだってできるまで1週間もかかったんだ! さあ、どうだ・・・っ!』

あっさり
『きゃはははははっ、面白いねー、コレーっ!』

・・・駄目だ。勝てない。
自分は、何をどう足掻いたって、この子には勝てない。

そのとき自分は思い知った。
『彼女』のような子を、『天才』と呼ぶのだろうと。

自分は天才でもなんでもない・・・。そう解った瞬間・・・なんだか・・・悔しいなかにもなんだか・・・肩の荷が下りたような?、そんな心地よい脱力感すら感じた。

・・・
・・・

そう、実在するんだ。この作中の珠美(幼少時 ・・・ょぅι゛ょ・・・くっ(堪えろ! 自分っ(笑)))。

こんな存在は確かに実在する。・・・決して夢物語じゃあ無い。

だから、自分はこのお話(そのもの)には、全く違和感なく、すんなり入っていくことが出来ます。実際、相当楽しめました。

古い作品になりますが『わずかいっちょまえ』(著:星里もちる)のヒロイン(主人公)わずかも、同系の『天才』です。

・教科書なんか、1回ななめ読みしただけで理解し、覚えてしまう。
・特に練習しなくても、身体は、ほぼ、思い通りに動く。

・・・等々。

バンピー(私とか)から見たら、羨ましいことこの上ない能力をデフォで持っている・・・しかし、『彼女』達は、そんな『力』をあまり嬉しく思っていない・・・疎ましく思ってる節すらあると(苦笑)。

このテのお話を観るとき、私などがどうしてもやっぱり感じてしまうのが・・・

『強者の理論』

・・・やっぱり、そういうものを感じずにはいられない部分はあります^^;。

作中で珠美は語ります。
『自分には悔しいだとか、好きだとか・・・そういう感情が希薄・・・あるいは無い、そう思っていた』
・・・と。

旧友が苦心惨憺していることが、自分にはあっさり出来る。他の人がどうして出来ないのかが、逆に不思議。
それでも・・・そんなことは自分にとっては当たり前のコトだから・・・自然に振舞っていた珠美にかかる、ちょっと心無い先生の忠告。

・『あなたは、他の子とは違うんだから。』

うん・・・。これって、結構自分が現在のある種『事なかれ主義』の教育現場に、チョット不満・・・というか、『危険性』みたいなものを感じずにはいられない部分なんですよね(汗)。
(いや、もちろん、例外は多々あると思います。みんなが、みんな、そんなんじゃぁ無いとは思う・・・というか、思いたいのですが。)

・運動会の競争で『手を繋いで、みんなでゴール』・・・とか

一見、平和・平等→教育的(?)指導に見えますが、自分は正直、こういうの大嫌い。
例えば、普段はあまりパッとしない子・・・でもかけっこはとても速い子・・・そんな子が折角『力』を発揮できる機会を奪ってしまってはいまいか?

そもそお、『みんなで一緒にゴール』なんて、そもそも『競争』の意味が本末転倒だし、さらに言えば”コレ”って大人の思いの『押し付け』の極みではあるまいか。

・『子供はみんなで仲良くしていて欲しい。弱肉強食のような概念なんて感じて欲しくない。それは教育的によろしくない』

・・・そうだろうか?

・・・いや、子供だってちゃんとそれくらい感じてるんだよ。「あの子は強い」、「あの子に勝ちたい」、「負けたくない」、「ううん、別にケンカしたいワケじゃないけど・・・」

自分は子供こ頃は、そんな子供の『競争』を大人が割って入って制御するような・・・そんな概念は微塵も無かった。こういうのは、『いじめ』なんかとは、全く別の領域だと思う。子供にだって、競争心もあれば敵愾心(ライバル意識)だって、歴然として在る。そして、そういった感情だって、決して否定されるべきものではないはずだ・・・と、自分は思う。

・・・
・・・

今話を観ていて思ったのが、そんな『天才』っぷりを発揮する珠美に・・・(ある種お約束的な(笑))ライバル心を剥き出しでぶつけてくるような存在は居なかったのかなぁ・・・などと(苦笑)。

もし、そんな男の子(多分・・・笑)が居たとしたら、珠美の『その後』・・・現在に至るまでも、大分変わって来たのではないかと。

『わずかいっちょまえ』、では、そんな『彼女』に対するポジションに居るのが、”やればできる”(笑)血気盛んな男の子! ライバル心剥き出し!(笑) でも、『彼女』に泣かれたりすると、大弱り(爆笑)。

本作では・・・そんな『彼女』・・・珠美の前に現れたのは、誰あろう、ほかならぬ梢さん・・・であった。

これは『珠美』にとっては、果たして吉であったのか・・・それとも?

本作では(少なくともアニメ版では)『吉』にしたがっていると思える(ちょい苦笑)。
『天才』・・・でも『普通の子』(苦笑)が当たり前のように持ち、笑ったり泣いたりしているそんな感情・・・そういうものが自分には無い、そう思っていた彼女が、梢と出会うことで、そんな感情が自分にも確かにある、と気付くと。

初めて、誰かを『好き』、と思った気持ち・・・それを認めた途端、空を一緒に見上げて、そして・・・あふれ出す『想い』。

そして、その後・・・現在に至るまで・・・そう『白鳥さん』が現れるまでは。
幸せな時を謳歌する珠美。してきた珠美。

今話、一見、全くの美談に見えるが、しかし、自分のようなバンピー(苦笑)の筆頭^^;、しかもかなりオヤジ^^;、視点で見ていると、やはり、まだ、『強者の理論』が、珠美の中では解決されていないか、・・・又は、そんなことには思うに至っていない・・・そんな風に思えて仕方が無い。

正直、『珠美』ってのは、『人』として、とても恵まれた子だと思う。
そのあらゆる方面での『才能』もさることながら・・・とにかく、その『落ち着き』。
愛憎・悔蔑・悲喜・焦り・不安・・・・etc.etc...
そんないわば・・・悪く言えば『劣情』に左右されることなく、物事を考えられる・・・そんな領域は、多くの人間からみれば、『ヒト』として、まさに理想・・・羨ましいこと、この上無いのだが(苦笑)。

・・・確かに、『愛』や『喜び』に出会えた時の一般ピープルのソレは、珠美のような『天才』からみたら羨ましく感じる気持ちは解らなくもない・・・というか、バンピーな自分としては、そういうのは精一杯誇りたい(笑)。

しかし、憎・悔・蔑・悲・焦・・・etc.etc... そういった負の感情まで羨ましいというのは・・・いや、言ってないケドサ^^;、でも、普通の子と違ってることに異を唱える、というのはそういうことだ、と思う。

さらに言えば、『愛』を知れば『憎』も出てくる。『喜』をしれば『哀』も出てくる・・・。
出会いがあれば別れも必然なように、それらは表裏一体。光を知れば闇も知る。そういうこと。

・・・幼少時の珠美が、もし、そんな『世界』が羨ましい、と思っていた(そういう描写に見えた)のならば、やはりそれは『贅沢だ』、と言いたくなってしまう。

『正』の感情は確かに眩しい。
しかし、『負』の感情のこの忌々しさと来たら・・・っ!(苦笑)。

『正』の部分ばかりをみて、そういった『世界』に憧れていた(?)、としたら、やはりそれは『強者の理論』だ。
実際のバンピーは、正直『負』が7割、『正』が3割ぐらいではなかろうか?
それでも、たった3割でも・・・『正』の眩しさを求めて、7割を占める『負』を乗り越えていく。そんな『バンピーの世界』が、生まれつき『天才』の珠美に一朝一夕では解るまい・・・解られては・・・バンピーとしては、それはちょっち、たまらない。
いや、むしろ、『そんなの無理に解る必要ない!!』 ・・・とすら叫びたくなってしまう。
折角神様から賜った『才』を無駄にするか(笑)。その『力』が自分に与えられているのは何の為? みんなが羨む『力』を持った存在には、その『力』を全うし、有意義に行使する義務がある・・・ ・・・ ・・・?

いや、それこそ、バンピーの『押し付け』、かもな ・・・^^;

要は、嫉妬なのだ。コレは。いや、いままでの『珠美』という存在にたいする意義主張も。今、ようやく確信したかもしれない。
それは、嫉妬だと。

羨ましいんだ。羨ましすぎる。何でも出来る。誰にも物怖じしない。悩むコトも無さそう・・・あっても贅沢っぽい(苦笑)。 ・・・無敵。無敵すぎる。

そして、今話までをみる限りでは・・・幼少時から『天才』だった・・・でも、何かが足りない、そう感じていた彼女も・・・梢と出会うことによって、さらに無敵超人に・・・さらに羨ましい(苦笑)存在になってしまった・・・それが、現在の珠美であると。

・・・
・・・

それに伴って、今話のラストなんですが。
梢さんが『白鳥さん』と一緒に帰った(しかも、仲むつまじく・・・!? 笑)
そう聞いて、凹む珠美(をを、珍しい)←ばきっ!

このまま、梢さんが珠美の元に駆けつけない方が、話としては面白くなるナァ・・・(ニィタァ)

・・・とかいう黒い妄想を、一瞬してしまったのは、決して私だけではあるまい・・・!?(^^);;;;;

いやまぁ・・・この、今話のここまでの流れだと、それは無い、とも確信していましたけれどもね(苦笑)。
この流れで梢が珠美の前に(その日は)遂に現れなかった、としたら、それはそれで、とてもとえも梢さんらしく無いとも思えてしまうんだケド・・・。

「でも・・・約束したですよ・・・」@珠美
うん・・・確かにそうだ。
でも、待たせ過ぎでもある。
大体、梢さんは『大家』としての仕事もあるから、放課後時間のかかる部活動には入って居ない・・・そのはずだ。それは珠美も解っているはずだ。

いくらなんでもこんな夕暮れまで・・・しかも梢は隆士と会っている、というコトをロドP(まだ言うか! 笑)から聞いていて・・・。
「まぁ・・・白鳥さんと一緒じゃ・・・仕方ないですかねぇ・・・」@珠美
うん・・・自覚はあるんだな(笑)。

でも、それでも『不満』だと。梢は待っていてくれるはずだと・・・自分を。

それはやはりちょっと傲慢だと。『強者の理論』であると。

・・・いや、モチロン、いくら幼い頃、先に出会ったのが隆士だったとしても、『現在』まで、もっとも長い時間、慕い、同じ時間を共有して来た・・・それは確かに珠美である。

そして本話中でも語られている、『本当の珠美の心』を開いたのは、紛れも無く梢である。

さらに言えば、この場所は梢との(運命の? 笑)出会いでもある場所だ。

そんな、梢を珠美が信じたい・・・その気持ち自体は良くわかるんだケド。

この際、何でも(爆)理由を付けて、梢さんは遂にやってこなくて・・・。
それで、珠美には少々考えてもらって・・・かわいそうといえばかわいそうかもしれませんけど。

でも・・・たとえ相手が隆士で無かったとしても(←おい!)、いつかは来るんだよ? 珠美。 ・・・決断を迫られる時が。・・・そこまではいかなくても、考えなくてはならない日が。

・・・
・・・

さて、結局は今回も『は~とふる』なままだった。本作。
最後に梢がアイテム(笑)まで持って、珠美の元へと馳せ参じる結末は、自分的にはあまりに珠美にとってハッピーすぎる・・・綺麗過ぎるエピローグに感じてしまいましたが(苦笑)^^;。

個人的には、これもクライマックスへ向けての伏線であってくれると嬉しいんだけどナァ・・・という願望(^^);;;

この作品を観るたびに常々気になっている珠美の無敵さ。その一端が幼少時からの『天才』っぷり・・・ということで、今話ちょっと明らかになりました。

もう1つの要素として、梢との出会い。それによって、彼女はいわゆるバンピー(苦笑)の持つ、彼女としては不思議だった、・・・あるいは、憧れてすらいた?、・・・そんな感情に出会えた、ということでしょう。

でも、今話を見るがぎり、そんなバンピーの世界に足突っ込んだ(?)珠美にとって、そんな感情は、未だハッピーな・・・『正』の方向にしか、働いていません・・・。

一瞬『負』の方に働きかけた・・・とも思えたシチュエーションも、梢さんの馳せ参じ(苦笑)により、結局は霧散・・・そういう結果になってしまった、と、思います。

さて・・・この辺から連想(妄想?)できる・・・現在の珠美の無敵さ≒境遇のハッピーさ(?)。
この辺の構図が、今後アニメ作中で掘り下げられるかは・・・正直、ビミョーの1言に尽きると思います。 (^^);

このまま『は~とふる』を全うするのか・・・、それとも!?


『西守歌は・・・まだ、幼いんだよ』@お嬢(情報源 兵卒様)
うん・・・その例え、本話をみていたら、とてもよく解るような気がします。

ただ、本文中では綺麗に(?)纏めてしまいましたが、やはり、未だ、『現在の珠美』≒『アニメ作中でここまで描写されてきた珠美』・・・と、本話『幼少時・・・くっ、卑怯なっ(←くどい)の珠美』。
その間を埋めるにはちーょっと、まーだ、紐付けが弱い感は・・・正直、まだ、拭い去れません^^;。

幼少時はあんなに理知的(意図してではないようですが^^;)。そして、梢によって『心を開かれ』・・・いままで幸せな時をすごしてきた珠美。

それが現在ど~して、ああなっちゃうのかな~(苦笑)。・・・と、いうトコロは、やっぱり次回予告アレ(笑)を見ても・・・本文中で上手く(?)纏めてはみても、やっぱりちょっと納得できていない・・・紐付けが弱い、部分は感じずにはいられません^^;。

本話は(アニメ主体のユーザには)遅すぎたエピソードなのか・・・それとも!?


試合結果
面白かった、惹かれたものの、完全な『納得』にはいたって居ない。
『今後』その辺が伏線としてキッチリ繋がってくるのならば珠美の勝ち!
(・・・っていうか、スタッフの勝ち(笑))

・・・その辺、何も無ければ、私の勝ち(笑)。
しかし・・・幼女珠美が可愛すぎておされ気味^^;。

お互い、技あり1本。しかし、幼女で珠美が1歩リード!

・・・くぅ・・・っ!

まだまだ、勝負は続く(笑)。

まほらば 第14話 「夏の終わりに」 への第1声

2005-04-24 05:38:41 | まほらば
ぶわははははははははははははははははあっははははあはっ!
_| ̄|○/_☆/_☆/_☆/_☆/_☆

あひひひひひひひっつひひひひひひっひひひひひひhっひひひひっ!
 ̄|_|○/_☆/_☆/_☆/_☆/_☆

妖精さんがあっ! 妖精さんがあっぁぁぁぁぁぁっっっっっっ!

あー、隆士の15話の絵本にはこんな伏線がっ!(^^);
あーっ、失敗した? ・・・かもなぁ・・・。

有る意味・・・、超・セクハラ ・・・ですけどねっ! 隆士の会心の絵本プラン! ・・・(笑)

詳細はまた後日・・・。

まほらば 第15話 「・・・かも」 への第1声

2005-04-24 04:57:29 | まほらば
あ、やヴぇ! 1話順番マチガエちった!(爆)
止めようと思った・・・でも!

ぶわはははははははははははははははははははっは!

でも、でも!、でも!!

何か、もう、イントロの絵本回しだけでバカ笑い(好意)してるんスけど!(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)

もう・・・コレは・・・望! 出番だぞっ・・・オイ!(爆笑)

・・・って感じですかぁ?^^;(←おまいも、もー、イー加減シツコイな!(苦笑))

多分、望!だったら、隆士の2/3の時間でおとせている(超・激・セクハラは自覚!) ・・・かなっ! ・・・とか・・・。(←やっぱり、ばか?)

望信者! ・・・なのか!?→自分!?(えーっ!?)^^;


いや・・・でも・・・真面目に観てても、泣けてきた!!

真面目に観ていてほんっとーに、良かったー!!

・・・そう、思えるお話でした・・・。

いや・・・泣ける、マジ泣けたヨ! コレで泣けるなんて、おいらはやっぱりすんげー ハッピーピーポー!!

なんて幸せな奴なんだ! おいら!!
・・・と、思わずには居られませんでした(爆)。

詳細はまた後日・・・。

まほらば 第13話 「鳴滝荘のタカラモノ」

2005-04-24 03:34:21 | まほらば
第13話と書いてまだ折り返し地点ととく。そのこころは?

自分、まだ、2クール以上の作品、感想コンプリートしたコトありません!!

てか・・・深夜番組だと、自分、感想コンプリートどころか、試聴コンプリートも怪しいんですが・・・いや、気が抜けるとかじゃなくて、こう、不慮の事故とかね^^;。

こう・・・消すときとかまで、気合入れて「消すぞー!、消すぞー!、消すぞー!」、って感じでやるから。

んで、「あっ」とか・・・(←ばか?)

よくぞ、残っていてくれた! (笑)
やっちまったんだよ・・・(汗)。でも、パソもこん時だけ休止モードにしてあったので録れてたんですよ! ・・・普段は電源切っちゃうんですケド^^;。

コレがHDD録画データの恐ろしさ。一瞬で消える ・・・いや、当たり前だし、普段はその恩恵に多分に預かっているんですけど(苦笑)。

ふいーーーっ。あっぶねーっ。

・・・
・・・

本作もひさしぶり。前回は・・・そうだ、ちょっと露骨にテンションをあげようとして(?)、空回ってるかもかも感がたまに見える本作(^^);。

そんな中でも夏真っ盛りのテンション高めのお話でしたね。

今話は、もう、ちょっと、ちいさな秋を見つけられそな季節感。
お話もテンションも無理せずそつなくスローペース・・・。
・・・ってかマイペース!?(笑)。

マ○メロもマイペースだが、コッチは作品自体がマイペースだ。・・・ヒトによっては退屈だろう・・・と、思いきや?

スローペースってか、ちょっと秋に傾き加減の日差しや効果音の描写も伴って、なんかちょっと不思議な雰囲気・・・。

いやいやいや・・・お話の内容も、なんていうかこう、パズルのピースがじりじり埋まっていくかのような怪しい感じ・・・基本的には、いつも通りの『ハートフル』・・・なんだけど・・・。

まぁ、今話は結論から言えば、いつも通り・・・でも『総一郎さん』とか出てきちゃったヨ? ・・・どうしよう(笑)。
いや、内容はぜんぜん違うと思いますが、ネーミングは狙ってますね? (笑) →KOJIMAさん(笑)。

『総一郎さん』が隆士にくりそつなのも、若い頃の写真まで出てきちゃって、観ている方は相当あせったり(笑)もしたけれど・・・別に、その事自体は秘密でもなんでもなかったのね・・・^^;。
いやまぁ、少なくとも、今話は。

・・・というか、他のメンバーまでくりそつか・・・(^^);
・・・やっぱりただのネタだったのかな?

でも、やっぱり気になるのが隆士だな・・・
ねぇ・・・キミ、どーしてそんな大事なコト、忘れちゃってるの?
以前は、梢さん自体、に関してそうでした。
しかも、思い出してもあまり大きな驚きも感慨もない・・・?
そういうのをあんまり気にしない性格? ・・・ホントにそれだけ?

梢さんの『別人格』もこのところ鳴りを潜めて・・・。その辺も手伝ってか、なんか妙に緊張感のあるスローテンポだった今話。

でも、随所に小技ギャグも効いていたりして、好きなヒトには見ていて飽きない。
・・・てか、もう好きなヒトはこの七人組(多っ)を見ているだけでも飽きないでしょう(笑)。
特に今話なんか、そのほとんどが『鳴滝荘』という名の一種の閉鎖空間。ほとんどノリはコントですね(笑)。
・・・ちょっと意味深なモノモノが出てきている事を除けば、ですが・・・。
いやぁ・・・いいねぇ・・・かみ合うと、ほんっと、いい感じですよ。この七人組(多っ ・・・?)(笑)。
超・スローテンポでも、もはやほとんど気になりません。
付け加えると、おにゃにょこの描写がなんだか必要以上に艶っぽいのも・・・オトコノコにとってはポイントでしょう(笑)。
ま・・・猛烈にマンガチックな顔と妙に(?)艶っぽいバディとのアンバランスさがイマイチ受け付けない・・・って方の気持ちも最近少し分かりますが^^;。でも自分はコレは慣れだと敢えて言いたい。

ほら、よく言うでショ? 「ブ○は3日見れば慣れる」←どかばきぐけごしゃめりごけぺひゃぴきょ

・・・ウッ、ゴホン、ゴホン。

なんだか、『最初はちょっと空回ってたかもしんないケド、馴染んで来ると断然イイ!』 ・・・そんなお笑い一家(おい)みたいな感じ? ・・・でしょうか(笑)。

今回、やけに珠美がカワイイ? (自分的に、ちょっと苦笑)
・・・とか思ってたら、目、開けてる時が多い、のね・・・(笑)。
でも、『白鳥さん』に牽制(?)するのはキッチリ忘れないのね(^^): で、そーゆー時は糸目なのね・・・(^^);。

「いいですよねーーーーーっ?」@珠美
「何で俺に聞くんだよ・・・」@望

↑マテ。一部キャストが違うゾ!

うーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。
珠美はコレでいいのかなぁ・・・^^;。
自分的には・・・(キャラとして)意図しているところはスッゴク良く分かるんですけど。
・・・なんか・・・こう、ソンしているような・・・魅力的に?
恵の方がカワイク見えちゃうってのはどーよ?^^;。いや、それは単なる、自分の好みか・・・?^^;。好きなんですよね(汗)。こーいう、多少毒があっても、愛嬌の方が強くで憎めないヒト・・・(笑)。

今話のポケモンチェックなんか、(悩殺!)梢さんチェックの次に好きです。珠美が若干、恵のパワーに押されている(!)・・・という(笑)。本編中ではめったに(?)みられない光景です!(苦笑)。

それで珠美が『好き度』で後退しちゃうのはやっぱりセクハラ ・・・なのかな?^^;。

・・・
・・・

さて・・・この調子ですと、『意味深』は『意味深』のままなのかもしれないな。ひょっとこしたらアニメ版では。
でも、『それはそれでマタ良し』か(爆)。

とにかく、この癒しを本気で地で行く(?)作風。見え隠れするビミョーな雰囲気(笑)。可愛らしいおにゃにょこを安心して思う存分眺められる(巨爆)

思わず、コレぞ至高の萌え作品!

・・・とか言ったら、真のまほらばファンにはブン殴られそうだ・・・(^^);;;;;

でも、好き好き!(^^)/

まほらば ~ Heartful Days ~ 第12話 「夏だ! 水着だ! 海水浴だ!」 感想前編

2005-03-31 07:15:56 | まほらば
(後編、アプしました。この下のエントリになります)

作画微妙?
・・・いや、崩れてるって程、崩れてるワケじゃないと思うんだケド^^;。むしろ奇麗なトコロはメチャクチャ奇麗。さらに背景美術なんて、不必要なまでに奇麗(笑)。
・・・もともとあまり超ゴッツイリアルに奇麗な背景には溶け込みにくいキャラデザだと思う。今話は海!、なコトもあってちょっとその辺が目立ってしまっただけかもしんないな。

お遊びバカンス回になんとなく画面に違和感を感じるのは最近のトレンドなのか?^^;。『このみに』とか、『なのは』とか・・・^^;。まぁ、温泉回が崩れるってのはたまに聞く話ではあるが(笑)。
いや、『このみに』の7話とかは、嫌うヒトも多いが、自分は絶賛派だ(笑)。
あういう、本来の作風とは微妙に違うが・・・キャラデザさえ、いつもの調子とは若干違っているようにすら見える^^;。クレジットを見てビックリ。一人脚本&絵コンテ&演出&作画監督だったり(笑)。しかも、1話まるまるテンション高すぎ!(^^)。
・・・自分、そういうの大好きだ(爆)。 ・・・もちろん『面白ければ』、という大前提は付くけれども。

さて、『まほらば』の本話はどう感じたか?
面白いところはとても面白く、思わずバカ笑いをしてしまうのだけれども、それがお遊び話1編くらいこれでもかっってくらい連弾で攻めまくる。・・・そ-いうのはこの作品ではあまり期待しない方がいいってのは、大変失礼な言い草かもしれないが、もう、慣れた(爆)。・・・以前にも書いたが、あまり高密度バリバリなのは期待しない方がいいってことだ。

面白いところを素直に楽しんで、それはそれで評価しよう。

(※ ・・・っと思っていたのだけれども、なんてゆーか、またしても珠美がっ! ・・・そんなこんなで・・・そこまで固執するようなコトじゃない、我ながら心が狭いかも?、と思えるが、後半へ行くほど、そんな自分の正直な気持ちを綴ってしまった。なので、ホントはこれくらい一気書きしようと思ったが、前後半に分ける。後編は、ちょっと頭を冷やしてから、書こうと思う・・・。)

ただ、敢えていうなら、未だちょっと『これはしょーもない』、と明らかに思えるネタまで、なんだかちょほっーーーっと無理矢理にテンション上げようとして、結果的に逆効果になってしまっている部分があることは否めないな。
そーいうところは、素直に脱力描写に徹すればいいんだよ・・・と思ってしまうが^^;。思わず、『無理するなっ 無理するなっ!』と画面に向かって叫びたくなってしまう部分はやはり未だ存在する^^;。


さて、本編。本編。

ポケモンチェック・・・あれ?、ネタ切れ^^;。

季節感どこふく風な真夏ネタ(笑)。
桃乃さん、だれ過ぎ! 触手が無かったら誰だかワカンないよっ!^^;。
朝美ちん! いくら冷たくても、真夏にプリンはどーかと^^;。
沙夜子さん! うんっ! やっぱりオトナの女性はワカッテル! 水ようかん、ボクも大好きさー。
ちなみに私は、つぶじゃない方が好きです。あれはオトナのプリンですっ(←聞き流してください・・・)

梢さんが男モノのぱんつに恥ずかしがるのは、チョット意外だったかな(笑)。お約束としては、意外と平気・・・って気もしてたんだケド(笑)。あと、梢さんだけバテてない・・・とかね(笑)。まあ、意外とふつーの年相応の女の子なんだよってコトで、コレはコレでヨシ(^^)。

妄想オチのスポーツカーにハイソな(?)服飾の黒崎親子。・・・沙夜子さん、普通の表情で、黙っていさえすれば結構、クールビューティーなのにねぇ・・・(笑)。

この辺のギャップをとった妄想ネタはとてもよく出来ていて楽しい(^^)。

あれ? 妄想中の沙夜子さん、泣きボクロが無い!?

現実の朝美・・・上、体操着かよ・・・ うあ゛ーーー(´Д`;⊂  やっぱ普段着無いんだーーー
せめて胸の『黒崎』、は取ろうよ・・・。それなら普通のUネックシャツに見えないことも・・・ない・・・かも・・・。
う゛ぁっ 下もいつものせぇらぁじゃないかっ
精一杯のオシャレなの? ふ、不憫すぎる(´Д`;⊂

しかし・・・よくよく・・・見なくても^^;、似てない親子だなぁ・・・(怪)。

初体験
文面で書くと、なんだかひわいー。
・・・いや、別に卑猥じゃないだろ・・・ソッチの意味でも^^;。

無意味なんかじゃないよっ 沙夜子さんっ! 恋人岬へ行けば親子どうしでも永遠の愛がっ
禁断の・・・
・・・いかん。ついに逆やおいまで入って来たか、おいら。
ああっ お母さんっ! 大好き! 愛してるっ! あああっ
・・・普通じゃん。別に。 むしろ感動のシーン・・・フツーの感性でありさえすれば。

んー、しかし・・・。やっぱり恵と珠美、二人ががりでからかわれる隆士、の構図は・・・やっぱちょっとくどいなぁ。やっぱり、ちょっと1線を越えてるよ。冗談にしても度が過ぎて笑えない。

やっぱり、珠美は一度、ぶん殴ってもいいですか?
どうにも程度が過ぎる。
ちなみに自分は相手がたとえ女でも、度が過ぎる、と思ったら、一切、容赦しない。

うーん。この点に関してだけは(まー、恵もかなりアレなんだけど、特に珠美)、どーしてこんなにムキになるのかっていうと、おそらく隆士がそういったことでめげることの無い基本設定にされてしまっているからだろう。
もし、これで、こんな風な、あまりと言えばあまりな仕打ちに、隆士がメゲるような自体に・・・この作品ではありえない、のかもしれないケド、でもなっってしまったと仮定したらどうだろう?
そう、そのとき、(主に)珠美がどんな挙動をするか・・・が、全く想像できないのだ
(主に)珠美が、『ちょっとやりすぎたか・・・』とかいう殊勝な思いになって、隆士を慰めるような行為に出るイメージが、全く出来ない仕様&印象になってしまっている。
前回、恵が、(隆士&視聴者にとっての)普段からは想像できないような、可愛らしい一面をみせるのは、まぁ、自分には『ギリギリセーフ』だった。
そして、珠美にも理解を示そうと・・・していた矢先に、確かに・・・(基本的には)ハチャメチャギャグ回ではあるが・・・コレだ。だからさぁ・・・。

やり過ぎはダメなんだよ! もう、珠美は某西守歌レベルにやり過ぎの域に達しちゃってるヨ、自分には。これじゃあ、もう、この先、珠美に対しては、例え彼女がどんな殊勝なコトを言っても、どんな可愛らしい一面をみせても、どんな感動的な本心を打ち明けたとしても、もう、ほとんど受け付けないよ!?

恵。彼女はどうか。彼女も確かに隆士をちょっと理不尽にからかってはいるけど、珠美ほどに追い討ちをかけないから・・・ある意味ずるいっちゃずるいけど、そこまでの悪印象はないだけ。私の中でのイメージでは、『なんとかギリギリセーフ』で踏みとどまっている感じ。ただ、今回は、珠美と一緒になってからかっていて、珠美の私的には『いかんせん、やり過ぎ』な挙動に、『いや・・・ちょっとそこまでは・・・』、みたいな反応も感じられないので、あるいみ、珠美の『やり過ぎ』のあおりを喰らってしまっているな、私の中で。

・・・・・・・・・・・・・・・・
ああ。総評としては、せっかくの楽しすぎるハズのバカ話が、またしても珠美がらみで。珠美がらみでっ!

確かに『知世ちゃん』は聖女過ぎる。自分は嫌いじゃないが・・・もっと俗っぽい『知世ちゃん』、ってーのは、それはとても魅力的で面白いキャラになりえると思う。でも、この『珠美』の描写能力は、正直、お世辞にも成功していない。
やっぱり、おいらは男の子だ。何をどう、弁解しても・・・。
バカにされるのは一向に構わないが、優しさがカケラも感じられないのはイヤだ・・・。ひょっとしたら『珠美』のその辺は伏線なのかもしれないが、しかし、西守歌がデジャブしちゃうような描写じゃぁ、ダメだ。そーいうのを、『本末転倒』、とは言わないか?

誓って言うが、私は黒ヒカリは大好きだっ! アレは、愛せます。 ・・・ちゃんと『理由』があるから。描写されているから。

なんだか、殺伐としてしまったので、一旦切りたい。
後半は、もう、珠美の描写に関してはアキラメて、本話の趣旨である(はずの)明るく、楽しい感想に徹したいと思う。

とりあえず。なんかすっごく疲れたから、今日は、もう、寝るっ。












ヽ(`Д´)ノ

まほらば ~ Heartful Days ~ 第12話 「夏だ! 水着だ! 海水浴だ!」 感想後編

2005-03-31 07:12:41 | まほらば
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

完っっっっっっっっ璧なプロポーションっス! 梢さん!!

彼女、脱いだらスゴ過ぎるんです・・・
鼻血ブー

・・・白い肌に白い水着は罪っス(#_#)

でも、隆士の注目(おい!)ポイントはソコではなくて・・・梢さんだけでもなくて(おい!)、『女の子が服を脱ぐモーション』 ・・・なのね^^;。いやまぁ、確かにたとえ下に水着を付けているとしても、ソレもドキッとしますね^^;。男の子としてわ!!

でも、おそらく多分(?)多くの女の子が思っている(かもしんない)水着や見せパンだったらOK~?、みたいな?、感覚があるとしたら・・・そりは男の子に対してはかなり無意味だ(爆)。
・・・だって、ほとんど素肌と・・・着けてるモノの下への妄想(どかばきぐけごしゃ)で、実に思考回路の95%は埋まっているからだ!!。
・・・とか、暴露してみるテスト^^;。

「見ないでくださいー?」
無理だよっ ・・・いや、ワカッテルヨ(一応)。女の子だって見られたいんだよね・・・見て、そして褒めて欲しいんだよね・・・できれば(←バキッ)
『但し! 好きなヒトには!!』 ・・・という大前提が付くだけで・・・やっぱ、オトコって、悲しい(>_<)。

・・・いや? そうでもないのかな?
常々すこーし、不思議に思っているのだが・・・いや、不思議っつーか、自分はどー弁解しても実際はかなーり典型的なオトコノコなのでソノ辺、分かるハズもないのだが、少なくともオトコは奇麗な女体(表現が・・・)を愛でられますよね? ・・・いや、だから、好きでもないヤローに愛でられでもキモいだけとかそーいうのは置いといて。
女の子は、(基本的には)そーいう対象はオトコノコになるワケで・・・。まぁ、オトコ視点からみると、男体なんか見て、ホントに楽しいのか?、と(笑)。

まぁ、男体の肉体美・・・ってーのも、確かにあることはあると思いますケドね。いや、肉体美までは行かなくても、包容力だとか、『男の子の背中って、ひろ~い(はぁと)』@某綾瀬、みたいな。

ヤベェ・・・おいら、どれもこれもイマイチだ・・・

いやまぁ・・・つまり男の子は、女の子を愛でられるのだから、そんなに不遇でもないのかな・・・と。

・・・でもやっぱり世の中、オトコがオトコを愛でる(きゃー)ケースよりも、オンナがオンナを愛でるケースの方が圧倒的に多い気がする・・・いや! これは、典型的なオトコ視点、ですけど!(笑)

・・・やっぱりオトコは損に思えて仕方ないナァ(爆言)。・・・特に自分みたいな、地位だとか名誉だとか上に立ちたいだとか威張りたいだとか・・・そういうギラギラした野心みたいなモノの薄い人間にわ。

でも、そんな自分にも、(好きなタイプの・・・いや、そーでなくても?)『女の子の為!』、とか、『女の子が見てる!』、とか感じると、アドレナリン大噴出! 勇気100倍! いいトコ見せるゼ! ・・・でも失敗すると極端にずーーーーーん_| ̄|○(笑)

珠美。もうチョット、男の子もいたわって上げて下さい。男の子ってーのも(?)悲しい生き物なんです・・・。

メガホンオブジェクト(・・・いったいどんな来歴が?)に向かって、問題発言(? 笑・・・えない)・・・の言いだしっぺは恵か・・・。
あれ? でも何故か恵のソレには、あんまり腹、立たないなぁ・・・なんでだろうなぁ・・・?

「白鳥さんの、アーーーーーーホーーーーーー」@珠美
うわっ、コッチはメチャクチャ腹立つ!
・・・あれぇ? イヤ、ホント、何でだろ?

うーん、いや、こー、もーちょっと・・・
『白鳥さんは梢ちゃんが・・・!』@妄想珠美
『う、うわわあああぁぁぁっ 止めてくださいよぉーっ』@妄想隆士
・・・とかだったら、同じ隆士からかいでも、全然腹なんか立たずに、むしろニヤニヤ笑えそうなんだケドな・・・。


お肉の入ってない野菜炒めは、肉野菜炒めとは言いません・・・。
『お肉のはいった野菜炒め』 の方が自然ですよね・・・?
っつーか、ソレ、誰のに届かせるのサ^^;。
ブタさん? 野菜さん? どっちにしろ『喰う』対称なのでこれじゃあんまりシュールだ^^;。

マグロが釣れるって、鳴滝荘の池って、塩水なのか!?

恋人岬 ・・・恋人部分、意味ナッシング ・・・そこで笑えってのは、ちょっと無理だよー^^;。

まるっきりダメージなしの隆士。・・・だからさぁ・・・何か、こう、製作スタッフの都合のイイキャラクターにされてない? 受難(被理不尽)主人公にしても、ここまでサラッとされてると、なんだか逆に無味乾燥男に思えてしまう・・・。

いや、ナンセンスギャグシーンだってのは、重々承知していますけれども!
それにしたって・・・。

まー、その辺はもー、アキラメて、梢さんの番。
「梢ちゃんの相手って・・・」@隆士
いやもお、梢さんが顔、赤らめもせずにナチュラルにやろうとしてる時点で、そーいうコトを叫ぼうとはしていないコトはバレバレ(笑)。
・・・こういうトコロは良くできてる、と思うんだけどなあ・・・。

『女の子が服を脱ぐ』ところがお目目釘付けポイントの隆士(笑)。
流星ジョニーこと灰原のツッコミは、『うん、うん』とかで良かったんじゃないかなぁ? このオヤジ・・・ってゆーか、この作品。ボケは超一流な部分もあるが、ツッコミは2、3流が多いかな・・・。

隆士にサインオイルを塗れ、という恵。・・・やっぱりそうだ。
恵の言動や要求は全然腹立たしくないが、その後に追い討ちを掛けるような珠美の言動が妙に腹が立つ。

・・・別にヨコシマなこと考えている節なんて隆士には、無かったケド? 
実際、塗ってる時に顔が赤くなるのはしょーがないよ。若干えちぃことを考えてしまうのも仕方ない。だって男の子だもの。
それを取ってヨコシマとかぬかすから腹が立つんだ。珠美の言動は。いや、これが普通の小娘だったら、腹は立たないと思う。珠美の場合、なんかこー、超然としすぎていて・・・全てを分かってるような感じで・・・分かってるような、全然分かっていないような台詞を、超然と吐きくさる。

何様だ?

・・・と、この描写では感じてしまう。
恵のには愛嬌が感じられるので腹も立たないのだろうか・・・? 「塗ってあげたいヒトは他にいるんでしょう?」 ・・・とか。

結論:厚顔不遜な言動をするおにゃにょこには、愛嬌が必須である!
でないとホントにただの何様になってしまう。

おっとと、ソレは言わない約束だったか・・・。

梢さん、日焼け止め、しっかり塗って来てるのネ(笑)。そーいうところはしっかりとイマドキの女のこなのね(^^)。
・・・自分が高校生のころは日焼け止めなんて概念のある女の子なんて皆無だったきがするなぁ(苦笑)。現在のオゾン層の状態って、そこまで深刻なのだろうか^^;。いや、むしろ食生活の方が問題な気はするケド^^;。いくら紫外線を防いでも、緑黄色野菜を十分に採らなきゃ意味なしだ。まぁ、そんな食生活の変化から、欧米人並のスタイルの良さ、なんてのも出てきているきらいもあるが、自分は正直、あんまりそういうスタイルはどーでもいい(爆)。まぁ、ドラマとかの映像作品では目の保養にはなるかもしんない気がしないでもないケド^^;。現実世界では、自分が女の子の可愛らしさを感じるポイントは別のトコロにあるので。

「下心、ミエミエですー」@珠美
オマエにはヒトのコトは絶対言えない!

白鳥の湖・・・
また、ベッタベタな^^;。

梢さん。泳ぐ時は、髪の毛、上に纏めないとウザくない?(笑)。

珠キチ。おまいは海から去れ。

灰原、無邪気に遊ぶココロは年齢関係ないよ。むしろヒトによっては年配になればなる程、そーいうトコロ、割り切れる・・・切り替えられるようになるのだ。それも成長だ。そして、そういう成長のできた年配者の『無邪気』は、若人のソレよりも遥かに強力で確固たるものとなり得る。何があっても揺るがない。たとえ実際はどんな状況が背後にあっても、そこはそれ、楽しむべきときには思いっきり楽しむ! それは若人にはまだまだ真似できない領域。
楽しむべきもの、愛すべきものが素直に楽しめなくなる、愛せなくなる・・・それは、まだまだ未熟。そしてそれを、『仕方なし』『自分には合わない』『柄じゃない』と、決め付け、諦める・・・それは悲しい。
そこからまた、這い上がるのだ。子供みたいなおばあちゃん(おじいちゃん)は強力だ。しっかり現実を見つつ、童心に帰ることも出来る、しかして、決して世の理を見失うことは、無い・・・理想だ。
私は・・・一度どん底まで落ちて、今現在は・・・復活率30%・・・ってトコかなあ^^;。自分もまだまだ修行が足りん。

また、謎キャラ登場(笑) ・・・謎のままであった・・・。

それとは別に・・・。

「まったく・・・いご気を付けてヨー
オマエモナー
っつーか、でたーーーっ しつこい街頭占い師!
バイトちゃんだったのか・・・。いや、クレジットはヨーちゃん
・・・そのまんま・・・(笑)。
でも、イイキャラだなぁ(笑)。
この、『ヨー』、『ヨー』節はアニメ(音声付)だとメチャクチャ映えますね!(喜)。声優さんも、イントネーションもバツグンですね! すんごい愛嬌を感じます(^^)。
まぁ・・・ウチの実家の方が『サー』、『サー』節で、イントネーション的にはソックリ(笑)で、懐かしさみたいなモノが被ってる部分は多分にあるかもしんないですが(笑)。

やっぱり恵はちゃんと謝るんだよね・・・自分のコトじゃないのに。
まぁ・・・こんなコトで謝る珠美なんて、珠美じゃない気もするケド。似たような非道(ってほどではないけど)をやっていても、何故か恵は憎めない理由はやっぱこの辺にある気がする。恵だったら、隆士に対してちょっとやりすぎて凹ませちゃったりなんかしても、宥めたり、励ましたりする様が想像できる・・・してもそんなに違和感ないから。愛嬌があるから。
このアニメ版での珠美はもー、そんなの絶っっっ対、ありえないもんね^^;。
恵みたいな素直じゃないやつでもいいから、珠美なりの励ましや、宥めや・・・『優しさ』が感じられる描写がないと、自分的には、もー、どーにも好きになれない。
『それ、慰めてるくれてるのかな・・・(汗)』@妄想隆士
・・・みたいなのでいいからサー

女は愛嬌 ・・・なんてことをいうと怒る女性もいるだろうが、身に付けて損なものでは決してないよ。男だって、そうだよ。『憎めない』 ・・・って思われるのは得だ。

まぁ、珠美に愛嬌なんてハナっから期待していないけど、ならばぼうちょっと隠れた(?)『優しさ』や『理由付け』が欲しいトコロだ。

こらっ 誰がFunny Girlだ、恵っ (笑)
俺の朝美たんを愚弄するくぁーーっ!
(↑コイツが一番愚弄している)

Japanese Odaikan は、水着でやってもぜんぜ楽しくない・・・。

「桃さんはつねにやり過ぎですー」@珠美
オマエにだけは言われたくない 

珠美の五右衛門調、斬鉄スイカ殺法。
・・・駄目。冷静に見ても、ぜんぜ、おもろない。

どうせやるなら、もっとバカバカしいぐらいまでに演出に凝らないと。
ぷおおー ぷっ・ぷっぷっ ぷおおー (ほら貝のつもり)
静寂
キンッ 『ハァッ』(居合い抜き)
バシュッ・バシュッ・ガキィンッ
『フッ・・・』
っと、振り向いた2.5秒後に奇麗に裂けるスイカ。

・・・いや、これも、ベッタベタだけど^^;。

やっぱり沙夜子さんっ 可愛すぎっ(^^)

目指すはあの小島

「白鳥さんが泳ぐ時に私かヘトヘトだったらイヤだから・・・」@梢
ああーっ、ああーっ もー、なんて殺男的なセリフをっ!
いやぁ、コレは男の子は期待しちゃうヨ?(笑)
いや、別に変な意味じゃなくてっ!

やっぱりこの2人のツーショットが、自分的にはこの作品の一番の見所だなぁ・・・(笑)。

ヨーちゃん 速っ!

「それは・・・後で」@梢
ほらっ、ほらっ 期待しちゃってるヨ! 隆士(笑)。

・・・でも、隆士も気付け。梢ちゃん、頬、赤らめてないじゃん・・・って、そりゃ試聴者だからワカるコトか・・・^^;。

そして2人で恋人岬。
梢の言葉の意味するところは・・・果たして。


(くどい蛇足)
やっぱり珠美は無敵すぎる。しかも、なんでもかんでも出来る・・・ってーのはちょっと・・・。『できる』事に一貫性もない。ただ、なんでも出来る無敵超人な上にヒトの弱みの写真を撮ったり、意地悪言うのが趣味じゃぁ、正直、キャラ的にどう認識したものか困ってしまう。

ここ2話で、ヨーちゃんの方が、ずっと印象付いたってのはどーよ^^;。

後から意外な人間性、みたいなものを出して驚かせようにも、ここまで厚顔不遜なイメージが付いちゃうと、驚く以前に呆れてしまう・・・受け付けない気がする。
某作品の西守歌の描写といい、最近はそーいうの、気にしないのが普通なのか!? それで楽しめるのが普通なの!? 
とてもそんな楽しみ方ができない自分なんかは、もう、その辺は脳内変換するしかないのだろうか・・・。

とにかく、今回はヨーちゃんで、大分救われていたと思う(笑)。よくよく考えたら、ギャグ面で笑えたのは、ほとんど彼女と黒崎親子がらみだけ・・・^^;。

それだけでもかなり楽しませてはもらいましたケド!^^;