お気楽極楽ミラクル

主にアニメ関連のものを中心とした雑記や感想。サイトの性質上ネタバレあります。(※ 現在ウオームアップ中)

かみちゅ! 第5話 「ひとりぼっちは嫌い」

2005-08-12 00:17:50 | アニメ感想全般
む。雰囲気戻った。

後半はますますジ○リぽ ・・・というか、ちょっと観ていて面痒いような^^;、カンジだったケド、嫌いじゃぁない。

前話はいろいろ意見が分かれるトコロが多かったみたいですけど、自分は・・・

やっぱり、あーいうのこーいうのは、どーしても、同列には見れないなぁ・・・。

この作品・・・多分ワザと・・・

メルヘンチック・・・とくに今話その性格が強い・・・部分。

背景描写等に強く見られる・・・スタッフ的にはリアルな昭和描写・・・てか80’s?

各種神様や妖怪(?) ・・・式紙とか?

等々・・・まぁ、伝統的な感覚ではミスマッチとも思えてしまうオブジェクトを、多分、違和感無く配置して見せている・・・つもりなのだろうか?
それとも、本気でミスマッチ感覚を狙っているのでしょうか?

残念ながら・・・自分の目には未だに慣れないな(^^);。

逆に明らかにモーションが簡略化されているように見えて、その点は逆に(動きが)自然に見える ・・・というあまのじゃくっぷり! (大苦笑)

猪鹿蝶が出てくるだけで、前話のダウナーが蘇って、思わず身構えてしまう、困った石頭。
自分にはアレをどうしても昭和描写の一環として認識するコトは出来ない

サ○エさんチックな登場・・・それも・・・恐らく多分、『昭和』示唆なのだろう・・・この調子だと、多分。

・・・
・・・

そもそも、初端っから、この作品世界の描写に違和感持ちまくり(さんざん書いてきた^^;)、な自分には受け付けるワケが無いんだよね・・・^^;。

まぁ・・・もともとアニメなので、どこがそんなに引っかかるの?、と問われると・・・アニメだしねぇ・・・漫画だしねぇ・・・^^;。

せいぜい、重箱のスミでもつついてみようか(←おい)

まず、『夏』だ! ってのに、みんな肌、白すぎ!
みんなUV対策、完璧ッスね(笑)。この時代に。

リアル80’sを目指すなら、髪もみ~んな、まっくろくろじゃなきゃ(笑)。目はせいぜいダークブラウンで。

いやまぁ、確かに若干色の薄い子や・・・ごく稀ですが、ハーフやクオーターの子も居ないこともなかったろうけど。

・・・でも、それだけで当時は冷やかされ対象だったと思うんだケドね・・・。『やーい、変な色~』 ・・・みたいな。それくらい保守的だった・・・と思う。

そもそも、校内で、『お悩み相談所』みたいなブースは、ほぼ間違いなく、許可されない。
・・・途中見れてないシーンがあるので断定は出来ないんだけど^^;。
例のいやらしい『国家権力』でも絡んでるとか?
でも、当時の先生なら、「神様でも生徒である以上、規則は規則です!」 ・・・位はいいそうだ(笑)。その位の気骨は、当時はあった、と思う。

・・・昭和を緻密に描きながら・・・イマでは考えられない位に希薄になってしまった(とも言えないか)、あの時代ならではの『素朴な』イヤさ ・・・そういうモノは綺麗サッパリ押し隠されちゃっている・・・かな?

ものすごい、保守的!
反面、『規則』に反しなければ・・・まかり通る横暴教師! ・・・特に体育教師?
センセが言うんだよ? 「おい! そこのメガネ!」
「おい! そこのデブ!」
・・・(^^);;;
ブリッジが下手糞なら、腹を踏む!
プールの飛び込み台でビクビクしてるようなら、水面へ蹴っ飛ばす!
体育だけじゃないな。あまりにいうコト聞かない生徒にビンタして、鼓膜を割った国語教師も居た。
・・・が、その先生は結局お咎めなし。
・・・だって、生徒が悪すぎた(コレは事実だけど^^;)から。

但し、私は決してそれら全てが悪い・・・とは思わない。思えない。

・・・オカシイって? そうかな?

そういう・・・今となっては、誰が見ても乱暴教師。でも、それは必要悪でもあった・・・と思う。
・・・いや、そういうのがイイ、とも、今となっては言えないけど!^^;。

でも、現在はどうだろう?
学校によってはナメられまくるセンセー・・・。
「これじゃ、ダメだ」、と根性きめて叱ったら、今度はPTAが・・・一部の親御さんが・・・過剰反応!

私は今現在・・・もし・・・もしだ! 教師に成れるとしても、絶対に成りたくない・・・

・・・
・・・

まぁ・・・何というか。違和感がある、というお話。
アニメじゃないか、漫画じゃないか、そういう作品なんだ・・・分かっていても何かこう、綺麗過ぎる ・・・ように感じてしまう。なまじっか?(失礼)リアルに描写しようとしているだけに。余計。

・・・還ってマッタク現代のファンタジーな現実社会・・・みたいな?方が、自分には受け入れやすいだろう。きっと。

つまり、自分には、この作品世界は、こう見える。
『最上級に居心地のいい・・・レディース&ジェントルメンの比率が非常に高い地域のあまりに恵まれた環境の80’s』

・・・まぁ、それはそれでいいのか。そもそも神様な中学生、ってところからファンタジーだし・・・。

で? 何で政府はあんなんなのさ? (^^);
こんなに、居ごごちのいい・・・良すぎるファンタジーな世界を描いておいて!

対比・・・? 違うな。アレじゃぁ、むしろだぞ?
例えるなら、中世の素朴だけど居心地のすこぶる良かった村にやってきた悪代官みたいじゃないか。

そういうことなのか・・・?

奴らは敬虔な神の信者を装っている・・・というか、本気でそう信じている! ・・・がやっているコトは善良な村民からみたら、むちゃくちゃ。『自分が間違っている?』・・・とは考えない・・・否、考えられない
何故なら、注意する人が居ないから・・・居なかったから・・・又は、出来ないから。
悪循環だ。

・・・
・・・

なんだか、そんなやな政府と、未だ付き合いのある風なセリフもあったような気がする・・・んだけど?^^;。

もう、あの政府は本作中では観たくないな・・・。
ラスボスとかになっていない事を祈る!(^^);;;