お気楽極楽ミラクル

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下級生2~瞳の中の少女たち~ 第7章 「…迷い人…遠い夏の記憶…」

2004-11-20 10:00:33 | アニメ感想全般
おお、岸田シュンが喋っとる喋っとる。自分、第5話を見逃しているので、こんなに人間的に話してるシュンを見るのは初めてかもしれない(苦笑)。

シュン、性格そのものは意外に普通の少年なんだな。もちろん言動には奇妙な部分が多々設定されてはいるんだけど。

前回のラストで大波に呑まれた高遠七瀬とシュン。無人島ですか…ベッタベタっスね(笑)。でも七瀬、相手がシュンで良かったね。孤島で男女2人きりでソノ格好は刺激的過ぎるョ^^;。まぁ、お陰で観ている方としては、全編サービスシーン的な。シュンはビジュアル的にも雰囲気的にも(声的にも?)野郎成分が低いので、じっくり集中して七瀬の水着姿が拝めると言う(ぉぃ)。ようやく美少女アニメの本領発揮か(笑)。

ずいぶん幻想的な島が流されて行き着けるトコロにあったな…とかいうツッコミはもう、この作品にはしない(笑)。その色鮮やかな鳥は? とか。 どこや? 舞台(笑)。

全く危機感の感じられないシュンに苛立つ七瀬。いいね、このコンビは。ちゃんとツッコミ役が居るよ(笑)。

「このまま、もし誰にも発見されずに取り残されたりしたら…。」
「なんだかここだけ、時の流れから取り残されたみたい…。」

これらの七瀬の言葉に、複雑な心境の様子のシュン。

「こんな所で孤独に生きるなんて耐えられない…。」
「時は絶対的なもの。過ぎ去っていくその流れからは誰も逃れることは出来ない。」

ようやく小さな漁船を発見し、老船人に救助を求めることができる。…いいね、いいヒトばっかで(笑)。状況的には依然、非常に危険なニオイがするんですが^^;。まぁ、命には代えられないか…。

息子夫婦とその子供を過去にこの近海で亡くし、あきらめきれず、亡霊を待っているのかもしれない、と語る老人。

「亡霊は、老いることは無い。でも、彼らは記憶の中でしか生きることが出来ない」
亡霊と聞いて、やけに断定的な具体論で応じるシュン…やはり尋常な人間ではないのだろう。
老人…ここでは冷静だな。異様な高校生だよ(笑)。でも、さすがにその後、亡霊が『悲しい存在』だということを、ティーカップの例えで違う、と云おうとする七瀬の言葉にはさすがにキレたな^^;。
『温かい思い出は残っている。永遠なんて言葉は信じてない。何かが終わるから、また新しい何かが始まる。』
はるか年下の人間に、こんなん言われて、しかも例えがティーカップだもんねぇ…。普通は逆鱗もんだよ(苦笑)。

でも、そんな七瀬の言葉から、自分を励ましてくれようとしているであろうことを汲み取って、最後には思い出の腕時計を海に投げ捨て、「思い出なら、ちゃんと残っている」…と、笑顔で別れる老人…すっごい人格者だ(笑)。

この辺のシナリオ運びとして、云わんとしている事は良く解るんだけど、もうちょっとこう、話の持って行きかたはないものか?、と思うのはいつものことだ、この作品(苦笑)。

「君のお陰で…僕は。」@シュン
えーっと? 一体、どの辺が? どういう風に?(苦笑)。
それで、ラストのたまきとの…今度は前回よりもちょっと踏み込んだ会話に繋がって…いるのかなあ?
一応、本作自分的イチオシの幼女たまき(?)も、初回以来、やっと、やっと、やーーーーーっと、出てきたし(喜)。

でも、実はすでに次回のアバンだけは観てるんですケド、アバンに限っては、そんな雰囲気、まーた、どっかいっちゃてるなぁ(爆)。


えー、シーン的に感想ずいぶん端折ったトコロありますね^^;。いや、自分的には結構面白かったんだけど、まぁ、そのへんは普通(!?)のコメディなので。

今回もトバしてマシタ。助清クン(笑)。