国立近代美術館おすすめ

2020-03-26 07:14:00 | 日記
このあいだ、頼んでもいないのに(言い方…)美術館からのニコニコ生放送のお知らせが来まして。

「…なんで??」

と思いつつなんとなく見たんです。
そしたら、
思いのほか、とてもとても、よくって。
おもしろくって。

東京国立近代美術館で開催中にコロナのために一時休館になった、
「ピーター・ドイグ展」
という催し。
もちろん(?)知らない。

ですが絵がとても興味深かったのです。
「え?なんでこれ描く?」とか「なんでこんな描き方??」みたいなのと、
「でもなんかいい~」「これ好きー」
とが混ざり合っている。

何よりも、自分一人で突然この絵に出会ったらわからなかっただろう、
ポイントを、
美術館の人とか画家さんが語り合っているのを聞きながらの鑑賞は、
とても贅沢だし、
ニコ生のコメントも、
たぶんすごく絵に詳しい人と全然な人とのが混ざってて、
いい感じににぎやかし、
いい感じに楽しんでて、
堅苦しくない。
それを受けての解説の人の口調もくだけてて、
「なんかみんなで楽しんじゃった!」
って感覚でした。

で、
再開したら観に行きたいこれ!と思い、
東京国立近代美術館のTwitterをフォローしてみたら、
これがまたいいのです。
毎日、作品がぽろっと流れてくるのが、
なんとも。
もーどこみてもコロナコロナで、
もちろん情報は取らないとなんだけど、
そんな中で静かに来る桜の絵なんて最高の気分です。



こんなのも。


肝心のドイグさんはこちら。


話していたのはこういう方たちだったらしい(今知った)。


絵ってぼーっとしか観ていなかったけれど、
すごい大量の情報と意図と技術が詰め込まれているんですね。。
「はじっこの樹をわざと描きこまないで視線を中央に向けるように持って行く」とか!
知らなかったら「いやこの外側の樹どうした!描くの途中か!」とかしか思わないもん。