モーニング千鳥

2015-08-13 22:59:24 | 日記

今日、午前中、
外で「お客さん!お客さん!着きましたよ!」
と何回も繰り返す声がしたので、

なんだろう?
と耳を澄ますと、どうやら目的地まで着いたのにタクシーのお客さんが起きないらしい。

運転手さんらしき人の声がいつまでも続き、
そのうち「お客さん!目を開けてください!」
というようになったので窓の外を見ると、
開いた客席のドアから、上半身を車内に突っ込んだ運転手さんが、お客さんに大声をあげている。

これは、
なんかまずいんじゃないか!?
救急車要請必須か!??
と思い表に出てみたら、
後部座席の人影が動いたので、
生きてる、よかったー、と思いました。

「大丈夫ですか??」
「いや、だいぶ飲まれているみたいで…」
あー、お酒に飲まれちゃったのね。

「ご存知の方ですか?」
そーっと覗き込んだが知らないおじさん。
「いいえ…」

とりあえず、単なる酔っ払いらしい、
運転手さんがすみませんでした、
と言うので退散。

その後二階の窓から見てたら、
やっとおりたお客さんがウルトラ千鳥足でタクシーの外に。
タクシーはマンションの入り口に止まっていたので、
マンションに入ってゆくのかな…
とおもいきや引き返してタクシーに体当たり、
したのちマンションの隣の家に入る、
と見せかけてさらに歩を進める

今度は運転手さんのほうが「お客さん、大丈夫ですか!?」

おじさんは鞄の口がべろーんと開いたままの状態で、
よれよれしていた。

結局どこの家だったのかは見届け損ねた。
時刻は午前11時ころ。
何時から何時まで飲んでいたんだろう…。
ともかくあんな見事な千鳥足見たことない。
私も酔うと千鳥るので参考にしたい。