メン・ピン・タンゴ ツモっ!

南米のパリ、アルゼンチンはブエノス・アイレスで起こる
お洒落(?)な出来事を毒談と偏見で綴るブログ

アルゼンチン 安全情報

2008年05月04日 09時36分45秒 | その他
あるアメリカ人の友達が「携帯の番号教えて」メールしてきた。

「携帯変えたの?」

と訊いたら、「ひったくり」 にあって盗られたらしい。





彼女はアメリカ人の女の子で、もう5年くらいパレルモに住んでる。

いつものように犬を連れて公園まで散歩に行くと、中,高校生くらいの女の子3人に囲まれて持っていたカバンをひったくられた。


               



いわゆる日本でいうところのオヤジ狩り、リーマン狩りの一種だ。






ここ数年の急激な物価の上昇により、高所得者と低所得者の二層化が進んだ。




        




日本旅館のあるボリビア人街やボカ地区などの貧民街では昔から貧乏人たちが犯罪を犯す。

セントロ、サン・テルモなどでは観光客をねらったスリ、強盗などの職業泥棒が多い。

前はセントロで多かったケチャップ強盗、最近は地下鉄での出現率が高くなっている。




そういう古典的な犯罪ではなく、高所得者が住むパレルモやベルグラーノではストレス解消や小遣い稼ぎ弱者を狙った未成年の犯罪が増えているらしい。




日本とおんなじやな。



刺激のない毎日に飽きて未成年が犯罪をおこす。

昔は少なくて、今は多いっていうのなら単純に親の教育が悪くなったってこと。



            



どこの家も貧乏で子供も働かなアカンかった時代にはそんなことしてる暇もなかったんやろうけど、実際には昔から恐喝やカツアゲはあったわけやし、未成年者の犯罪を取り締まるのはいつでもどこでも難しいんだろうね。


                    




とりあえず平和で安全そうなパレルモでさえこういうことがあるのでブエノスに来る人は気を付けた方がいいよー。 








             mi-----oT-n--

                                  febrero 2009