
剣道の師でもある、彼の仕草が今も記憶に残っている、その広大な庭からはみ出しているこれも桜である。

師たるものは過去に通じているのみならず未来への道しるべ的な関係をも求められているのであろうから、教科書に拘泥されることなく自らの課題を開陳されて良い、つまり正史ではなくて、足立達「乳製品の世界外史」の言うところであろう。

弥生時代の宮前川遺跡の神木とはその膨大な陶器とか勾玉等が丸でストーンサークルかのように、これらの木に囲まれていたことに由来する。
そこのクスノキの根元は2メートルにも及んでいたと記され、かつ瀬戸内海交易の要衝の地であった事を裏付けてもいる、備前や山陰地方のモノを多数含む。
ところで日本は「紙と木の国」と称される、その文化を深く育んできた。
昨年の事であったが、ユネスコの世界無形文化遺産に「手漉き和紙」が登録されたけれど、その和紙に情熱をかけた稲垣を思い起こさせる。
彼は桜田門下生として、友成九十九らを前にして和紙の研究を講じたとの逸話は、何故か突如呼び出されたその日のこぼれ話であった。
亡くなったのはその前年の事であったけれども、今年は明るくなるとの予想を残していた。
ここに謹んで哀悼の念を捧げます。

その散逸効果、爽快感とか、僅少ながらも経済効果もあるらしく、バイク屋がオープンした。
下って下ってゼロメートル地帯


フローリーの名著「高分子化学」は歴史書としても優れている。ことにあの論争時分を上手くさばいている簡潔さは見事。
ここでは「高分子化学」西久保忠臣を転載した。
1894年 Fisher デンプン・セルロース高分子
1904年 Green セルロース分子構造
1905年 Harries イソプレン環状二量体
1907年 Ostwald (粘度)分子量
1920年 Staudinger 高分子仮説
時分の年表を作成したいのだが、いまだならず。
そこでは巨大分子さらにははBingham等にも一言付記しておきたところではある。さらに技術的なことながらゴムとかニトロセルロース、セルロイド、さらにはレーヨンやベークライトまでも配したいと言うのであれば、“シンワ”とも言われそうだから、もうよそう。
膠海や寄せては返す想うEarth 膠一

お勤めとは言えども一枚の映像を撮影するのにも様々なご苦労がある、その現場ではある。
今では高分子化学なんて語られることも少なくなってきたのだし、ましてやその学問などを志ざす人などは希な存在であろうというのが、常識なのかもしれない。
事実、その概念が完成したかに思われたのは第二次大戦以前に遡るのであるし、その成果は戦後復興の象徴的な出来事でもあった。
しかし、当時のその経緯をつぶさに読み込んでいくと意外な事実に遭遇するのだし、今尚問われているものが、立ち現れてくる。
そのような1つが史観等かもしれない、例えばノーベル賞受賞講演でも触れられている、その夫人の寄与こそが、真に伝承されるべきその1つであるにも関わらず不充分であると無念に思っている。
その何よりの証拠には、今尚ミルクとかの周縁は過去の問題でありながらも尚且つ考究されなければならないし、その時分でもあると思われるけれども、高分子、低分子をもって語られるのは、今や不当ではないのか。
天然膠学つまり「天膠」は未だ秘中の秘、その膠動、膠象は秘中の秘なのだ。
巨大分子はいまここでも咲いている。


何だらう?
例えば「健膠ノマド」って?仮にこうした設問をおいてみると様々な記憶の欠片がノイズのごとくある事に気が付く契機となるのかも知れない。
その昔、上京してきた友を誘って御茶ノ水にある自然食品のレストランで食事をしたその時の不思議な美味さにはそのような欠片を思い出させるものがある。
その頃に求めたものであろう「自然医食のすすめ」(森下敬一)をめくっていたら、10年ほども前の新聞の切り抜きが出てきた。
「93歳、私のあるがまま行く 日野原重明」一部抜粋しておく。
カロリーと寿命の関係について、最初にデータがとられたのは第二次世界大戦中のヨーロッパでした。
ドイツ軍の空襲によるストレスで、心臓病死が多くなると予想されましたが、逆に減少しました。このことから、食料が配給制になって摂取カロリーが減ったためではないかという仮説が生まれました。
細胞内のミトコンドリアなどに関しては割愛しておく。
生命を維持するための必要最低限のエネルギー量である基礎代謝率は、私の場合約1200キロカロリー、これにわずかな仕事や運動による消費カロリーを加えると、食事による摂取カロリーは一日1300~1400キロカロリー程度に制限するのが妥当と考えています。
こうしたカロリー制限が私の場合、長寿にどのように影響するかを今後も観察していきたいと思っています。
こうしてみると、「膠人ノマド」を尋ねてみたくなった。
そのうらでさけるを知らず「膠花」とす! 膠一
