中学生時代仲良し同級生2名が、前の晩見た夢の話で盛り上がっているのを聞いて「なぜ夢の話でこんなに驚いたり笑ったりできるのかしらん?」と訝しく思うだけで、話の輪に加われなかったけな。
久方振りに、癌末期の父との会話の再現を夢で見ている途中目覚め、「明日が父の誕生日🎂」と思い出し、お鈴🎵。お酒好きだったから、🍷もお供え。痛みが強いらしく、「モルヒネをもっとくれぇ!」絞るように訴えていた、あれから20年。
母が、目も開けられぬほど弱っている父の耳元で、「70歳まで生きていないと、生命保険のお金がおりないのよ」とささやき続けていたら、70歳の誕生日まで踏ん張り1カ月後に亡くなった父。私ははたかれたり蹴られたりしたけれど、高卒、野球で入社したあと、勤務を続け、出向もし65歳まで朝早くから夜遅くまで毎日働きつづけ、最期は生命保険をもらえる条件まで痛みに耐えながら、生き抜いた父。面と向かって感謝の言葉を伝える機会があっただろうか・・・『ありがとうございます。』
おそらく父にとって絶望的であったろう あの痛みに比べれば、私の痛みなぞ、なんのその。いや、父は治ると信じていたかもしれない、この痛みを乗り越えれば治ると信じていたかもしれない。
生きているうちに、心を通わせて、たくさん話しをしよう
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