村上原基18年以上、滋賀県安曇川長尾山中、一人暮らし

山中で長いこと一人で暮らしていますが、その暮らしぶりを写真を中心に紹介します。田舎暮らしについていろいろ支援もしています

山は昨晩寒かった

2013-08-14 12:43:14 | 山暮らし
私の暮らす山では、今年の夏は異常に雨が多かった
そんなことで8日までは毎日雨でしたが

9日からは急に山もかなりの猛暑
しかし13日は猛暑も早終わり
13日は昼もまあまあの暑さに室内28℃に戻る

山は木の葉が茂り高い木で、午後2時頃から早く陽がかげる
風も吹き出すので秋の気配は早いですね
昨晩は20℃と涼しいではなく、寒かったです
タオルケットと布団をかけてもやや寒いくらいでした

都会が本当に猛暑なのか?と疑うほど

15年前、私が山で家を買った理由は
①地震災害予防
②自然回帰
③避暑・猛暑対策
④健康増進
⑤広い土地でゆったり野良作業
です

6年くらい前は京都のマンションの9階は熱帯夜はありませんでした
しかし最近年々熱帯夜はひどくなり
昨日は京都をはじめ、四万十では40℃超えとか
毎年1~2℃上昇を続ける暮らしにくい都会

ちなみに14日、12時京都は38℃ここ安曇川の山中は29℃と9℃の差
安曇川は京都からJRで新快速で40分、私の住む山迄で1時間で来られるのです

このままでは異常局地豪雨と夏の都会は45℃定着なんて時代が来そうだ
私は老人ホームも安曇川の田舎で探すつもりです

①国家借金増え
②老人・病人増え
③猛暑増え
④災害増え
⑤物価もそのうち増加しそうだ

いろいろな事前の備えが大事ではないかと思う
山の暮らしを真剣に見直す時期だと思う今年の夏です

田舎暮らし体験講座

蜂にさされました

2013-08-13 07:38:19 | 山暮らし
森は林の野良作業で怖いのは
①蛭
②むかで
③マムシ
④蜂
⑤枝の落下
です  ※ちなみにもう少し出すと
(⑥草木のとげ⑦つまずき⑧蟻⑨梯子から落下⑩刃物で手を切る⑪草木で手を切る⑫かび)

昨日、倒木のスズメ蜂の巣に気をとられ
そのそばにあったスズメ蜂でない蜂の巣を踏み
手足に2か所激痛を味わいました

半ズボン・半袖でしたのでこれもまずかったですね
すぐに口で吸出し、水で洗い流したので
軽傷で済みました
最近は専用の吸出し器も売っています

くれぐれも森や林では蜂等5項目をあなどらないように
少し腫れましたが、まあ無難に終わりホットしています

●最近はマムシが増えています
石の隙間や建物の床下などに住みつきます

マムシは熊と同じく、音をさせてマムシに知らせ、
出会いがしらや踏みつけることを防止すべきです
特に草むら、茂みや石の塀の付近は要注意です
またマムシは床下から出てくることもあるので床下も要注意
万一であったら熊の場合と同様に相手を刺激せず素早く静かに遠ざかることです
マムシは鎌首あげて2~3mは飛びついてきますので注意が大事
またこまめに周辺の雑草を刈ることも大事ですね
藪や茂みの中に入る場合はマムシも蜂も蛭もムカデも要注意です
知っていますか、毒蛇のマムシは、田舎や山には多いですよ
マムシ対策
マムシ

●しま蛇は太く長いですが、毒はなく、むこうからあたふた逃げますから安全です


●ついでに日本本土にいる可能性のある毒蛇ヤマカガシも紹介しておきます

水田や水辺などの多湿地に多く生息する

また蛭もかなり増えています梅雨時、特に雨の後は要注意
知らぬ間に身体にくっつき大量の血を吸い膨らみ、長い間かゆみが続きます
野良作業や散歩をしてきたら家に入る前に手足肩や衣服にすごく小さい蛭がついています
いい加減に、ほっておくとえらい目にあいます

ムカデは家の中にもかなり入り込み、案外、布団の中にいることも多い
さされると重傷になりますので布団は点検してから寝ましょう

虫や蛇は家を空けておくと入り込み易いので
くれぐれも注意してきちんと網戸をし、
網戸の下の部分も雑巾などでしっかりふさいで寝て下さい

蜂や蛇は益虫でもあり、うまく付き合いましょう

知ったかぶりで大そう立派なことを言うなかれ

2013-08-12 16:38:52 | 山暮らし
多くの人は疑問も感ぜずに都会暮らしをしている
まるで山の自然の暮らしを知り尽くしていて
その上で都会暮らしが素晴らしいと言っているようだ

でも実はそうでもない
生れてずーっと都会暮らしをしてきた人間
山の暮らしなんか全く知るわけがない

知らないのに相手を頭ごなしに否定する
世間にはありそうなことだ
相手のことを少しも知らないのに、自分を正当化する

汝の敵を知り汝の敵を愛せよ
なのだが
汝の敵を知らずに汝の敵を安易に非難する
まあ世間にはそんな人間が多い

自然はその典型だ
そういう生き方が世界や社会に戦争や悲劇をもたらしてきた
「自然は素晴らしい」などと乙女チックなことを言うが
自然に暮らしたことすら全くない

政治家や役人や知識人がそうだ
お坊ちゃまやなので偉そうなことを言う政治家や先生が多い
そういう政治家や先生が「自然とは・・・」なんてことを平気で言う
自然とは何か、自然の暮らしがどうかなんてまるで知らない

ミニメロンやミニスイカの猿除け小屋の簡単な作り方

2013-07-15 08:34:44 | 山暮らし
山暮らしミニ講座
山で暮らしまず始めるのが野菜作り
ところが実がなる頃、突如悲劇がやってきます
猿と鹿の害です

猿だけ鹿だけなら良いのですが
猿と鹿別々に保護柵を設置しないといけません
電気柵もいいが高いですから安価な方法に苦労します

目下私はかなり以前から3つの野菜小屋を廃材を活用して作りました

でもスイカやカボチャはそんな立派な小屋でなくても良いので
写真のようなコンクリート床用の鉄筋メッシュで囲う方法が
安く・簡単で・便利

柱を4本たてそこにメッシュを括り付けるだけ
ワイヤーメッシュ
ワイヤーメッシュはDIYで4~500円で売っています
足場パイプもDIYで買えます

足場用の鉄パイプか森の木や廃材をもらって利用しましょう

ミニメロンとミニスイカを植えています
雨降りの日は天井に波板を敷き雨よけしています
写真をよく見ると途中に補強用に鉄のパイプを入れています

糞暑い昼間だったが、でも夕方から夜は涼しい山の暮らし

2013-07-06 06:45:36 | 山暮らし
7月6日前日の大雨の後、山でも昨日はむしむしする糞暑い日だった
そういう蒸し暑い日は、風がない
ここは琵琶湖からの涼風が吹く
風が吹けばそんなに暑さを感じない
そのために日影にいると夏、昼間でもかなり涼しい
ログハウスの中で扇風機をかければ全く汗はかかない

私の山の入口から少し入ると「あー涼しい」と麓の村との温度差を実感する
その理由は

 ①森や林がある
 ②木や草が生い茂っている
 ③土が多い、アスファルトは少ない
 ④自動車や工場が少ない
 ⑤安曇川という大きな川が麓を流れている
 ⑥その麓一帯には水田がある
 ⑦琵琶湖という巨大な水がめがある
 ⑧夏は3時くらいから陽が陰り出す
 ⑨山はたっぷり保水している
 ⑩湿度は高い、しかしそのためにむしろ涼しい
  (都会は湿度が高い夏は、物凄く暑いはずだが、山は逆だ)
 ⑪家もほとんどないが、空調などを使う家庭がない
 ⑫夜は急激に温度が下がる
昨日も日中5時ころまでは珍しく風がなくすごい暑さだった
でも6時ころから急速に涼しくなる
夜は10時にもなれば全く昼の暑さは感じない


昨晩も布団をかけて寝る
汗は全くかかない
今朝も今7時まだ涼しい

15日追伸

12日とてつもない豪雨、夜も一晩しとしと降り続く
13日午後またとてつもない豪雨、夜も一晩しとしと降り続く朝室内25℃
14日午後またとてつもない豪雨、夜も一晩しとしと降り続く朝室内24℃
15日朝曇り、ほんの僅かだが雨が降っている、朝室内24℃
おかげで夜は涼しいを通り越し寒いくらい
一体どうしたんだろう
こんなことは山では数年なかった現象だ
しかも今年は春先から長期天気予報や○○宣言ははずれ放なし
なにかがおかしい、都会だけでなく山も影響を受けている



自然を遠ざけ、楽な都会の暮らしにこだわる現代人

2013-06-18 09:09:51 | 山暮らし
今70歳、山で暮らして14年、私は徐々に山で暮らす時間を増やしてきた
最近はほとんど山でひっそり暮している、不便で面倒なことも多いが
特に最近は不平・不満・不自由・不便さ・不快さを感じることない

この山に土地や家を所有している人は大阪・京都の人が中心
200区画くらいの別荘地、家を建てている家は30軒弱
その中で、ほとんど山に暮している人は3軒、その他頻繁に来る人は6軒程度
我が山に来る人をつらつら分析すると次のようなものか

 ①最近も立派な家を建てた人もいる
   ⇒でもほとんど来たり泊まることはない
 ②家を建て続けている人もいる
   ⇒ところがある時を境に、ほったらかしにする
 ③すごく高そうな立派なログハウスがある
   ⇒ほとんど来ないし泊まらない
 ④立派なログハウスがある
   ⇒時々来るが、なぜか日帰りだ
 ⑤時々来るが
   ⇒バーべキューして酒飲み大騒ぎして帰る、静かに自然を味わうことはない
 ⑥時々来るが
   ⇒空調をきかせ、ゲームし、テレビ見て昼寝して付近を散歩して帰ってしまう
 ⑦時々来るが
   ⇒家の周辺は雑草だらけ、木も伸び放題、自然の中の作業は一切しない
 ⑧時々しか来ないから
   ⇒家はカビ臭い、布団も湿気る、ダニや虫もはびこる、
    正直、閉めぱなしのログハウスは不衛生で、ぞーとしない
 ⑨時々しか来ないから
   ⇒家の手入れや補修もできていない
 ⑩時々来るが
   ⇒3日とか6日とか長く滞在することはまずない
 ⑪一緒に来る人もあるが
   ⇒自然に目を向けたり、自然に溶け込むことはしない、自然の話しもほとんどない
 ⑫一緒に来る人もあるが
   ⇒虫を嫌がり、やたらに都会的なことを持ち込む



日本は山国だが、山は自然としてではなく
単なる観光的な場所、居酒屋程度にしか見られていない

自然に親しむ・溶け込む・一体になるなんてことはさらさらない
私の友人や知り合いが来ることはあっても
自然の景観や暮らしぶりについて対話する人はほとんどいない
自然について何一つ知識・経験・基盤がないから当然だが
自然の都会的な面、食べ物や遊びや快適な家や付近の買い物や温泉などにしか興味がない

まあ京都観光に来るよそ者の旅行者と同じだ
京都に観光に来る人の多くは、本物の京都を観に来るのではない
飾り立てた、普段着ではない余所行きの豪勢な歴史的な場所や上辺だけを観たり、味わいに来る
京都の本質なんかには、全く興味もないし
本物の京都を理解しようなんて意志や願望もない、むしろ真実は見たくない

「京都が大好き」なんてよそ者は絶対に信じない
彼等は実態・人々の生の暮らし・裏を見ないし、知らない
現代人に共通することは、本質を見ずに、枝葉末節を見過ぎる
私も東京・大阪から更に40年京都に暮らしてみて、やっと京都が理解できてきた
私のような人が京都を本当に知っている、愛しているよそ者だ

多くの観光者は、京都の人々の普段着の暮らしに入り込むことはない
旅館・寺・庭・名所旧跡・京都土産や豪華な食事にしか興味がない
京都の人にはあまり興味のないものに観光者は目を奪われるのだ
京都に長く暮らすと寺も神社もお庭も大して興味がなくなる
山も同様で山に長年くらしてきた私が興味あることに、来訪者は一切関心を示すことはない

旅行だけの旅行は意味がない
より良き場所を探すという目的を持って、もし良い場所があればそこに移り住む
それこそが真の旅行だ、
そうでないと旅行は観光に過ぎない
京都観光して、もし京都が気にいったら、勇気をもって移住するべきだ
でも私の体験では、特に京都や山奥に移り住むのは大変、覚悟がいりますがね

自然は本質に近い又は本質そのものである
ところが現代の都会人は本質を観ようとはしない、むしろ毛嫌いする
本質から現実を観るのでなく、現実をそのまま観てしまう
だから良し悪しが定まらないか又は極めていいかげんだ

山に都会的なものを探して、それがないことを知るとがっかりする
虫・不便・静寂・闇夜・退屈がかなり嫌いだ
まことに、おかしなことだ

自然はそういう都会人には重い、向き合い難い存在になっているのだろう

自然から遠ざかる=本質を無視すると私は思う
本質に触れるために、私は積極的に自然に交わって暮してきた
私の山暮らしの実験でも、それは正しかったように思う


太陽光シャワー行水をすでに紹介しましたが、その後の状況

2013-06-15 09:36:54 | 案内
太陽光シャワー行水をすでに紹介しましたが、その後の状況は
山で環境に優しい暮らし⇒太陽光利用

囲いを作り、裸で安心して行水できるようにしました
山に暮らして14年やっと太陽光でシャワー行水の完成形が
出来上がりました


囲いは、夏が終われば簡単に着脱できます
手元で開閉できるシャワーの蛇口もつけました

物干しさおもつけて、囲い内で、洗い~ふき取り~脱衣可能に
暑くなるほど快適なシャワー行水です
十分な温度と量も確保できています

青いスノコは山の友人から無料でわけて戴きました

毎日3時に行水と決め、風呂から上がれば汗かく作業は一切終了です
山では午後3時にもなれば、陽が陰り、影が出来涼しくなります
6~9月のガス代分で50mの水道ホース代は一年で元がとれます

まあ山に暮らしている人であれば十分な場所と太陽光があるので
一度やってみて下さい
やり方は写真か、詳しくは当家現地で確認して下さい

粒山椒(実山椒)の収穫

2013-06-10 20:10:07 | 山暮らし
粒山椒(実山椒)の収穫時期

軽く湯がいて冷ましてから密閉容器で冷凍保存

実山椒の冷凍保存
1.実山椒を入手したらできるだけ早く、実と成り枝をはずし、粒にする
2.粒になった実山椒をよく洗う
3.鍋にたっぷりの湯を沸し、塩を一つまみ入れ、実山椒を入れて茹でます。沸騰してきて2~3分、その間アクを取る

一年間は使えます
ちなみに山椒は山に沢山自生していますが
葉山椒と粒山椒があり、大きくなって初めてどちらかわかります
多くは葉山椒ですね
家には3本の葉山椒と2本の粒山椒が

それ以外に粒山椒から発芽した苗を盆栽じたてにしてあります
山に来れば山椒の苗を差し上げます

山椒に苗は、実山椒を地面に撒けば芽が出てきます
実が落ちると自然に幾つか芽が出てきますがね

山椒の効能

初めて柿の実が豊作、柿の葉茶

2013-06-06 09:09:10 | 案内
今年は柿が12年ぶりに植えて初めて大量の実がなった
やっとのことで待ちに待った実が秋に楽しめる
秋には自生の渋柿の塩漬けも楽しみ

その柿の葉は柿の葉寿司の抗菌効果で有名だがお茶にして飲める
5~6月に葉を採って乾燥しお茶にする
味はふつうのお茶に似ているのでお茶としても十分味わえる
作り方は、いたって簡単、切って洗って干すだけ

柿の葉茶の作り方

効果は
ポリフェノールの一種であるタンニンが多く含まれておりコレステロールを排泄して血圧を下げる。
レモンの十倍以上のビタミンCが含まれている(プロビタミンCという成分だそうで、熱を加えても壊れにくい)
柿の葉茶の効果

山で環境に優しい暮らし⇒太陽光利用

2013-06-04 19:28:55 | 山暮らし
山での暮らしは光熱は
①電気
②プロパンガス
③薪
④太陽光
の4つを使っている
都会とはやや違い、かなりエコである

夏は太陽光を利用しているのでガスの使用は少ない
太陽光と言っても太陽光発電ではない
過去いろいろなやり方を試してきた

今は50mのかなり長い水道ホースに水を満たし、太陽光で温めている
小屋の屋根の上と道路上にも長いホースをはわしてある
ホースの水は30分もすればかなり温まる、
しかも50mあるので湯量もたっぷりある

外に写真のような行水バケツを設置し、そこで洗い流す

ほぼ一人分くらいの熱いお湯のシャワーが出る
お湯の量はちょうど良いくらいの量で充分洗いゆすげます
環境には極めて優しい

ホースはネットで50mで4000円くらい
これを太陽光のあたる屋根みたいな場所に設置する
午後1~2時に水をため出し、3時にはシャワーを浴びる
風景は庭の行水、昔幼い頃東京の浅草で庭での行水を思い出す
いろいろあるが、私の体験では50mホースで行水が一番安く
使い勝手も良いようです
6~9月はこれで結構いけます

今年やっと柿に実がなった、そのた実がなっている

2013-06-02 17:02:31 | 山暮らし
梅の木
昨年冬にきちんと剪定、肥料もやる
3年目にして実がなっている


柿の木
昨年木を大幅剪定、肥料はやらないようにした
12年目にしてやっと柿の実が沢山なった
何年もならず肥料をたっぷりやり枝葉が茂ったが
なかなか実かつかない、本を読み育て方を変えたのが良かったみたいだ
長かった、今年初めて食べられそう


イチゴ
イチゴの苗が増えすぎ、捨てずに養う
今年も実がなりはじめ、猿対策で檻の中に入れた


草花も良いが果実はもっと良いですねー
でも問題は猿ですね

山椒の実も大きくなっています
もう1週間で収穫時期です
まあ食事にはすでに使っていますが

今日はフキもゆがきました
醤油とみりんで味付けしましたが美味しかったです

山の静かさ・暗さ・不便さ・寂しさ・厳しさ・・・など

2013-05-30 09:16:13 | 山暮らし
山や自然で暮らす場合に必要な能力は次のようなものでしょうか
次のようなものに耐える・慣れることが自然に溶け込む早道です
でも長年楽で便利な都会に毒された人にはかなり時間がかかります

都会の人は大の苦手なこと、あせらずにじっくりやりましょう
ある意味都会とは真逆な環境・正反対の場所ですからね
まあ大抵、根性がない都会人は一日も持たないですね

 ①静かさ
 ②ゆっくりさ・悠久さ
 ③寂しさ・孤独
 ④しんどさ
 ⑤インフラ・店の無さ
 ⑥不便さ・面倒さ
 ⑦広さ・遠さ
 ⑧暗さ・怖さ
 ⑨厳しさ
 ⑩自立さ・自律さ・依存困難さ(役所・医者・サービスなど)
 ⑪生き物との共生さ(虫・蛇・雑草・木など)
 ⑫自然さ・当たり前さ

私は14年山で一人ひっそりくらしてきましたから
当然これらの試練を乗り越えています
田舎暮らしというのは都会の延長・都会で得られない癒しではなく
都会の生ぬるい暮らし・生き方との離別なんです
そして
自然と向き合う・付き合う・出会自然の神性に触れることなんです
しかし逆にいったん何か起きると山の自然に暮らす人は強いですよ
しかも長年暮らしてみると素晴らしいですし、都会より楽しいです

都会暮らしで失ったもの、それを取り戻すことは大変なんですが
失ったままにしていると、いつか都会人は確実に崩壊してしまいますよ

写真は私が山で作った竹ほうきです



春の山には次々に自然の恵みがある

2013-05-20 18:53:50 | 山暮らし
春は春の恵みあり
桜が終わっても山は次々に花が順番に咲きだします
・やぶ手鞠
・小手鞠
・谷うつぎ
・冥加の芽
・ふき
・その他野の花

●写真は庭の谷うつぎの花です

濃いピンクと薄いピンクがあります
山には今頃谷うつぎが沢山咲いて山をあでやかにします
谷うつぎの小さな苗が沢山できました、来られたら差し上げます

●冥加の芽です

冥加の実は夏~秋ですが春先は新芽を食べられます
酢味噌やソーメンの薬味で食べます
庭には冥加が沢山なり、ぐんぐん成長します

●瓜とスイカの苗を植えました

猿・鹿よけに簡便な柵を作り苗を植えました
猿が手をつっこみ蔓を引っ張るので防御が必要です
夏にはスイカと瓜を冷やして食べられます

●野菜の植えつけも5月連休後に終わり
一段落、日に日にあたたかくなります

昔山は、もっとも安全・快適・便利で豊かな場所であった

2013-05-17 09:23:33 | 山暮らし
春の今頃はもっとも良い季節でblogを書く暇も惜しむ日々です
誠にすまませんが、お許し下さい

昔山は、もっとも
 安全で
 快適で
 便利で
 豊かな場所であった

しかし現代は、
人間が作り出した箱ものや物により
都会が山に取って代わった
その都会で最近やはり都会の豊かさは幻影でないのか疑う現象が
次々に現れ始めてきました

ところが都会人にはかつて長いこと豊かであった山のことなど考えもしません
ごくごく一部の私のような人(変わり者)によって見直されているに過ぎません
そこで私が山で14年間暮らした経験から申し上げると
都会より山は、とてつもなく豊かであるという実感です
現代は山でも都会の便利さも、かなり享受できているのです
日々自然=神と出会い、おつきあいしてもらっている、この幸せ

そうです
山+都会の豊かさを合わせて得られているのです
都会では一見豊かなようで、本当はすさまじい苦難と貧しさが人々を悩ませているのです

都会に住みなれた人には「住めば都(?)」になってしまっているのです
合わせて2で割るなんて発想も行動力の無いのです
私が日々感じる山の豊かさ
それによる心身の健康、楽しさは都会人の想像を遥かに超えるものでしょう
特に春咲き山菜が芽生え出し、新緑や草花が萌え出す今は最高です

山では、私は日々神(創造主)の存在を実感しています
キリスト・仏陀・マホメット皆、人であって神ではありません
少し譲っても神の子に過ぎません、すなわち人間に違いないのです
彼等は、生き物も草木も創造することはできません

偶像のような、それを、あたかも神のように祀り上げても何も得られないのです
聖書やコーランや仏教経典を沢山読んでも本物の幸せは得られません

創造し、進化させるのは自然の力・宇宙の力しかありません
山で暮すと自然(創造主)の力や温かみに触れます
都会では日々あれこれ問題だらけ、しかも問題は深刻化しています
でも誰もそ都会を捨てようとはしないのです


都会人曰く
 虫が嫌い
 寂しい
 買い物が不便
 医者が少ない
 友達がいない
 ・・・・・
そういう本質以外のつまらんものに縛られて都会を離れることができない
嘘・誤魔化だらけの人がでっちあげた町、どんどん怪しげになっていく町=都会
神が存在しない幻・まやかしのはきだめ
今日も人がいない広大な山で一人春を満喫しています

山での先週の様子

2013-04-29 19:12:16 | 山暮らし
先週は春らしく新緑や山菜や草花も少し開花したのですが
やや寒さがぶり返した週でした
都会から久しぶりに来客があり、山の暮らしを案内しました
まあ、せいぜい山奥の暮らしを体験して欲しい事を実感しました

◎可愛いらしい五つ葉アケビの花

山の家の入口付近の高い棒にまきついた花の咲いた木があります
写真のような木で、五つ葉あけびです
山に自生するアケビには三つ葉と五つ葉があり
3年前に山でとってきた細い苗を庭に植えて大きくなったものです
長い棒にからまり、天をめざし、巻きつきながら大きく成長します
春先に写真のような可憐な花をつけます
写真はわかり難いですが、本当に可愛いですよ
玄関や庭先やベランダににやっておくと良いものです
山には幾らでもありますから欲しければ採って下さい
私の庭にもまだ幾つかありますから差し上げられます
三つ葉アケビも山に多く自生し、秋には、いわゆるアケビがなります
中身は甘く、皮は肉詰めして炒めて食べられます
http://mudabanasi.iza.ne.jp/blog/entry/368338/
◎世界一美味しい焼き芋

落ち葉の焚火の残り火で、世界一美味しい焼き芋
・枯葉落ち葉を沢山集めます
・もやします、15分くらいで燃えます
・火の気がなくなってから芋を入れます
・芋はアルミ箔で包んでおきます
・でもまだ完全には燃えず
・灰もかなりの時間温まり続けます
・およそ60~80分放置します
・取り出してカットします
・これで世界一美味しい焼き芋が出来上がります
そん所そこらで売っている焼き芋とは月とすっぽんでーす
・芋はあまり太過ぎない、そこそこ並みの太さが最適
昨日、都会から来られた奥様方に差し上げましたが
「美味しい」と評判でした
私自身もかなり美味しいと思います
一度山で焚火をしてやってみて下さい
・芋以外に野菜や果物も同様にできます
時間は対象によって30~60分くらいですかね
次のようなやり方もあるそうですよ
http://blog.yokosuka-curry.com/?eid=1145866

◎奥様方山で山菜取り初体験で盛り上がる

友人の奥様と友達が山菜採りに来てくれました
タイミングよく蕨採りに夢中になっていた時は雨も降らず、
かなり沢山の蕨が採れた
食事時に降り、止んでからまた少し採ることが出来た
枯葉で焚火をし、残り火で
焼き芋が旨かった、とても善く出来上がってホクホク
自慢じゃないが、世界一美味いはず
また付近の散策も一瞬雨があがり、陽がさしてホッコリさせてくれた
山椒やイチゴの苗木を御土産に持ち帰ってもらった

友人のメールによると
帰りの車中では大盛り上がりで、来年も御邪魔したいと
奥様達が異口同音に唱えていました
そうです
都会暮らしの奥様方にも山は新鮮かつ楽しかったようです
雨降りでしたが、なぜか適時、うまいこと止み、
遠方より友来るあり、私にとっても楽しい・嬉しい日でした