村上原基18年以上、滋賀県安曇川長尾山中、一人暮らし

山中で長いこと一人で暮らしていますが、その暮らしぶりを写真を中心に紹介します。田舎暮らしについていろいろ支援もしています

山の静かさ・暗さ・不便さ・寂しさ・厳しさ・・・など

2013-05-30 09:16:13 | 山暮らし
山や自然で暮らす場合に必要な能力は次のようなものでしょうか
次のようなものに耐える・慣れることが自然に溶け込む早道です
でも長年楽で便利な都会に毒された人にはかなり時間がかかります

都会の人は大の苦手なこと、あせらずにじっくりやりましょう
ある意味都会とは真逆な環境・正反対の場所ですからね
まあ大抵、根性がない都会人は一日も持たないですね

 ①静かさ
 ②ゆっくりさ・悠久さ
 ③寂しさ・孤独
 ④しんどさ
 ⑤インフラ・店の無さ
 ⑥不便さ・面倒さ
 ⑦広さ・遠さ
 ⑧暗さ・怖さ
 ⑨厳しさ
 ⑩自立さ・自律さ・依存困難さ(役所・医者・サービスなど)
 ⑪生き物との共生さ(虫・蛇・雑草・木など)
 ⑫自然さ・当たり前さ

私は14年山で一人ひっそりくらしてきましたから
当然これらの試練を乗り越えています
田舎暮らしというのは都会の延長・都会で得られない癒しではなく
都会の生ぬるい暮らし・生き方との離別なんです
そして
自然と向き合う・付き合う・出会自然の神性に触れることなんです
しかし逆にいったん何か起きると山の自然に暮らす人は強いですよ
しかも長年暮らしてみると素晴らしいですし、都会より楽しいです

都会暮らしで失ったもの、それを取り戻すことは大変なんですが
失ったままにしていると、いつか都会人は確実に崩壊してしまいますよ

写真は私が山で作った竹ほうきです



春の山には次々に自然の恵みがある

2013-05-20 18:53:50 | 山暮らし
春は春の恵みあり
桜が終わっても山は次々に花が順番に咲きだします
・やぶ手鞠
・小手鞠
・谷うつぎ
・冥加の芽
・ふき
・その他野の花

●写真は庭の谷うつぎの花です

濃いピンクと薄いピンクがあります
山には今頃谷うつぎが沢山咲いて山をあでやかにします
谷うつぎの小さな苗が沢山できました、来られたら差し上げます

●冥加の芽です

冥加の実は夏~秋ですが春先は新芽を食べられます
酢味噌やソーメンの薬味で食べます
庭には冥加が沢山なり、ぐんぐん成長します

●瓜とスイカの苗を植えました

猿・鹿よけに簡便な柵を作り苗を植えました
猿が手をつっこみ蔓を引っ張るので防御が必要です
夏にはスイカと瓜を冷やして食べられます

●野菜の植えつけも5月連休後に終わり
一段落、日に日にあたたかくなります

昔山は、もっとも安全・快適・便利で豊かな場所であった

2013-05-17 09:23:33 | 山暮らし
春の今頃はもっとも良い季節でblogを書く暇も惜しむ日々です
誠にすまませんが、お許し下さい

昔山は、もっとも
 安全で
 快適で
 便利で
 豊かな場所であった

しかし現代は、
人間が作り出した箱ものや物により
都会が山に取って代わった
その都会で最近やはり都会の豊かさは幻影でないのか疑う現象が
次々に現れ始めてきました

ところが都会人にはかつて長いこと豊かであった山のことなど考えもしません
ごくごく一部の私のような人(変わり者)によって見直されているに過ぎません
そこで私が山で14年間暮らした経験から申し上げると
都会より山は、とてつもなく豊かであるという実感です
現代は山でも都会の便利さも、かなり享受できているのです
日々自然=神と出会い、おつきあいしてもらっている、この幸せ

そうです
山+都会の豊かさを合わせて得られているのです
都会では一見豊かなようで、本当はすさまじい苦難と貧しさが人々を悩ませているのです

都会に住みなれた人には「住めば都(?)」になってしまっているのです
合わせて2で割るなんて発想も行動力の無いのです
私が日々感じる山の豊かさ
それによる心身の健康、楽しさは都会人の想像を遥かに超えるものでしょう
特に春咲き山菜が芽生え出し、新緑や草花が萌え出す今は最高です

山では、私は日々神(創造主)の存在を実感しています
キリスト・仏陀・マホメット皆、人であって神ではありません
少し譲っても神の子に過ぎません、すなわち人間に違いないのです
彼等は、生き物も草木も創造することはできません

偶像のような、それを、あたかも神のように祀り上げても何も得られないのです
聖書やコーランや仏教経典を沢山読んでも本物の幸せは得られません

創造し、進化させるのは自然の力・宇宙の力しかありません
山で暮すと自然(創造主)の力や温かみに触れます
都会では日々あれこれ問題だらけ、しかも問題は深刻化しています
でも誰もそ都会を捨てようとはしないのです


都会人曰く
 虫が嫌い
 寂しい
 買い物が不便
 医者が少ない
 友達がいない
 ・・・・・
そういう本質以外のつまらんものに縛られて都会を離れることができない
嘘・誤魔化だらけの人がでっちあげた町、どんどん怪しげになっていく町=都会
神が存在しない幻・まやかしのはきだめ
今日も人がいない広大な山で一人春を満喫しています