村上原基18年以上、滋賀県安曇川長尾山中、一人暮らし

山中で長いこと一人で暮らしていますが、その暮らしぶりを写真を中心に紹介します。田舎暮らしについていろいろ支援もしています

鉄棒作りました⇒思い込みは自分を小さくする・不幸にする

2011-08-29 08:17:00 | 山暮らし
村上和隆 
   12~3月:京都市伏見区深草出羽屋敷町23ファミール伏見B905
   4~11月:滋賀県高島市安曇川町長尾字上塚野1189-10
   電話:090-6750-7889 メール:meico_murakami@mail.goo.ne.jp
村上和隆総合支援&村上原基人生勉強会
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク
台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク創業⇒人生勉強会創設

田舎暮らし1に続く

写真のように土間に2mの鉄棒を作りました
昔は2mの鉄棒で、懸垂も逆上がりも確実にできたものです
●今は懸垂も逆上がりも全くできません⇒1カ月で、必ずできるようになると思います

昨年は、長年苦しんだしつこい腰痛との戦いの一年でした
暗中模索、長年直るどころかここ10年、年々最悪になって行ったのです

努力の甲斐あって、おかげさまで今年はかなり改善されました
・体重も62kgと昔私の若い頃の体重に戻りましたし
・腹囲も83Cmから81Cmに(スボンは79Cmを履けています)
・一日1万歩は毎日歩いていますし
・腹筋も15回はできるようになりました

”問題があれば、お金と時間をかけ、まず直してから体質強化・管理を再開”すべきなんです
そのために、まず勝手な間違った思い込みを払拭することが全ての始まりなのです

整体の先生が昨年、治療開始にあたって
「こんなにひどくても貴方のやる気さえあれば直る」というのは間違っていませんでした
かなりお金と時間を使いました
とにもかくにも先生を信じて、整体(1回5千円)に60回以上は通い続けました

山に13年ひっそり住み続けて、思うことは、都会で多くの人や物に囲まれて暮らすことの弊害です
長年自分の心に染み付いた間違った思い込みまたは整理されない雑然とした思い込みです
山でそういうものを、まず洗い流すことが大事なんですね
山や田舎で野菜作ったり、魚釣ったり、蕎麦うちしたり、瀬戸物を造るのも良いが、もっと大事なことがあるのです

一度心を大掃除して、自分自身で考えを整理し整頓・清掃することです
押入れやタンスから、まず要らないものを捨て、必要なものをきちんと整頓するのと同じことです

長年の他人の物真似的な滅多矢鱈な思い込みはごみなんです、垢なんです
しつこい汚れなんです、容易に落ちないのです

①美人は自分を美しく、男の誰からも好かれるし、幸せな結婚生活もできると思い込む
②有識者・学者は自分を頭の良い優れた指導者と思い込む
③都会人は都会に住むのが一番素晴らしいと思い込む
④金持ちは自分を裕福と思い込みひけらかす
⑤大阪人は大阪人が”日本一楽しい付き合い易い人”と思い込む
⑥政治家は自分を日本の指導者と思い込む
⑦夫は自分が家族を食わせていると思い込む
⑧有名人は自分が尊敬や信頼され注目されていると思い込む
⑨医者・先生・警官や僧侶は自分こそ人を正しく導き、救える立派な人間と思い込む
⑩高い防波堤を作っておけば自分は、津波被害を避けられると思い込む
⑪親兄弟親戚子供だから、自分は騙されないと思い込む
⑫日本人だから、國家が破産したり、自分だけは貧しくなることはないと思い込む
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いろいろな小ぽけな根拠のない他人からの借りものの思い込みは、まずは、きっぱり捨てなさい

私が「ひどい腰痛は68歳では、もう絶対に直らない」という思い込みを捨てなかったら
整体の先生の言うように、私は老人の坂道をころげ落ちていただろう
私が「都会が一番だ」と思い込みを捨てなかったら、山で自然から重要なものを得られなっかただろう

貴方の心や頭にいろいろな雑然とした自分自身で検証しない思い込みがゴミ屋敷のように詰まっている

「捨てよ・捨てよ・捨てきれ」「死ね・死ね・死に切れ」と代々の偉い日本の坊さんが言っています

鉄棒ができるようになったらまた報告します

現状を切り捨てる・独自に決断する・そして改革を断行することの難しさ

2011-08-25 07:56:44 | 山暮らし
村上和隆 
   12~3月:京都市伏見区深草出羽屋敷町23ファミール伏見B905
   4~11月:滋賀県高島市安曇川町長尾字上塚野1189-10
   電話:090-6750-7889 メール:meico_murakami@mail.goo.ne.jp
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田舎暮らし1に続く



55歳から、山で13年間一人でひっそり暮らしてみると
過去にわからなかったことがいろいろ見えて来た
一人前に全てがわかり尽くしているように思っていたが
その甘い認識は、あっさり崩れ去った

55年社会で悪戦苦闘してきて、あれもこれも、わかって来たはずが
わかっていることは1%にも、0.1%にも満たないのだ
否、むしろほとんどわかっていない自分を発見したほどだ

松下電器から近くの倒産寸前の町工場に転職したときも経営の厳しさを知らないことを認識した
東京から関西に来た時も日本の奥深さや横幅の広さを知らないことを認識した
京都の半導体ベンチャー企業に再転職した時も経営の泥臭さやダイナミックさを知らされた
その他、妻の介護と死・癌で手術・コンサルタントへの転身・自営・山暮らし開始・・・・・
大きな苦難や変革を乗り越える都度、自分がほとんど何も分かっていないことを認識したものだ

13年間、今68歳にして山の暮らしを続けている
そして日々、山の暮らしに同化しつつある
かつてない心の平静や自律・自立に一歩前進した自分をやっと見出すことができようとしている

まだまだだが、真っ当な人間への入口・出発点には立てたような気がする
死ぬまでに自分をしっかり見いだせるかは、非常に疑問だが
過去の子供以下の愚かで堕落した自分から、少しでも大人に近づけるような希望が出てきた

 ・山や田舎暮らしを、過去の延長にしてはならない
 ・山や田舎暮らしを、都会暮らしの延長にしてはならない
 ・山や田舎暮らしを、依存や甘えの延長にしてはならない

山や田舎で、野菜作りだけをしたり、そば屋をやったり、田舎を都会を持ち込むだけなどは全くの邪道だ
真の山や田舎暮らしは、人生の最後の時期に原点・基本に帰って、自分を再生・完成させることにあるのだ

私の体験でも一朝一夕に改革はできるものではない
山暮らしなんかも立派な家を建てても暮らしを続ける人は極めて少ない
その中で自然と同化し、自分を磨き直す人は更に極めて少ない

私のアドバイスであるが、55歳まではいろいろな苦難や変革を何ども体験しておけということです
そして最後に55歳くらいで、自然豊かな山でひっそり自分を見つめ直すことが良いと思っています

人間は長い年月を経て成長するのだが、その反面、得たもの以上に大きく堕落し尽くしているのだ
風呂の下水口が掃除されないために、黒ずみ、毛髪やヘドロがたまり、黴がはえたようなものなのだ
この汚れは、たわしでもきつい洗剤でも容易には落ちない
高圧洗浄機とダイアモンド研磨でやっと落とせるような代物なのだ

長年かけて堕落した自分を見つめ直し、改革するのにはやはり時間と静寂な環境が必要なのだ
そのためには汚れきった騒々しい都会は適当ではないことを知るべきなのだが
どうも都会の人は山や田舎を遊びの場都会の延長、都会の補助にしか考えない
当然こういう人は、汚れきった都会で堕落した自分を放置することを快感に覚えるのだ

良い歳して相変わらず、糞まみれ、欲まみれな都会暮らしを続けていては、人生の完成は見えて来ない
多くの世間の堕落人間と日々交わり、雑音にまみれていては、自分の再発見さえもおぼつかない
物を造る場合も荒削りから徐々に形を出し、調整と磨き、最後に丁寧な仕上げをして完成するのだ

そうしないと中途半端で、いい加減な、くだらん人生で終わってしまうということです



田舎暮らしが本物の人か偽物の人か?時間かけて本物をめざせ

2011-08-22 07:51:24 | 山暮らし
村上和隆 
   12~3月:京都市伏見区深草出羽屋敷町23ファミール伏見B905
   4~11月:滋賀県高島市安曇川町長尾字上塚野1189-10
   電話:090-6750-7889 メール:meico_murakami@mail.goo.ne.jp
村上和隆総合支援&村上原基人生勉強会
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台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク創業⇒人生勉強会創設

田舎暮らし1に続く



私の住む山でもここに家を持つ人は3~4つに分類されます
①山に定住
②ほとんど山だが都会に家を持つ
③30~50%山で暮らす
④時々来るがせいぜい1~2日滞在
⑤家はあるが、あまり利用していない
おわかりのように①②が本物の人で③はやや疑問④⑤は偽物ですね
私が山に13年暮らしてきた過程を振り返っても当初は③~④の程度でしたが今は完全②です
田舎暮らしの人を見た時に分類は大事です③以下の人は田舎暮らしというより別荘族ですかね
別荘という意識で田舎に家を建てるのは大きな間違いの元です、別荘ではないのです

また①②の人でも田舎に住んでいても日頃の暮らし方によっては都会人のままの人もいます
こういう人は①②でも偽物の可能性があります

日本の都会人はまだ未熟(親元を離れられず、自立・自律せず甘えた子供みたい)
旅でも田舎暮らしでも長期に地道に自分自身の考えでじっくり取組む都会人は少ない
またチャレンジし他人と全く違う行動や独自の生き方を進んで求める都会人が少ないですね

田舎で都会とほとんど同じ暮らし方で贅沢かつ便利さは都会なみみたいな人ですね
また田舎で都会の仕事をやっている人もあまり本物とはいえないかもしれません
私のように自然に溶け込み私なんだか自然なんだか識別できないほど一体化しているべきです

最近テレビで田舎暮らしの人が紹介されますが、私には邪道な場合が多いように思えます
もっと地味で素朴で汗水たらし、便利さや物質的豊かさを排除してひっそり暮らして欲しいです
せっせとそば屋をやったり、本格的に儲け仕事や芸術をやったり、大規模に畑をやったり
あたかも田舎暮らしの典型のようですが、場合によっては、偽物である危険性があります

本物の水準まで行かないと田舎の良さは身につきませんし、理解できません
一口で言えば都会を捨ててどっぷり自然に溶け込むということでしょうか
山に来て土も触らず・汗も流さず、バーベキューや釣や買い物や山の散歩なんかしてすぐに帰る人
おわかりのように、そんなのは本物の田舎暮らしとは、ほど遠いものです
そういう偽物の田舎暮らしの人の話に乗ると、間違った田舎暮らしをしてしまいますよ

しかし私の体験でもどっぷり田舎や自然に溶け込み一体化する人は極僅かです
でも、とりあえず田舎暮らしをはじめないことには本物にも到達できません
ですからできるだけ早く自然色の濃い場所でひっそりと田舎暮らしを始めることをお勧めします

山は夏でも涼しいですよ、都会の人は猛暑で身も心も疲れはてる

2011-08-15 16:10:00 | 山暮らし
村上和隆 
   12~3月:京都市伏見区深草出羽屋敷町23ファミール伏見B905
   4~11月:滋賀県高島市安曇川町長尾字上塚野1189-10
   電話:090-6750-7889 メール:meico_murakami@mail.goo.ne.jp
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田舎暮らし1に続く


滋賀県高島市安曇川の山は夏でもかなり涼しい、寒い夜もかなりある
私が山の暮らしにはまっていく大きな理由の一つです
自然というのは人智をはるかに越えた恵みをいとも容易く与えてくれる

自然に親しみ、自然と共存し、自然と関わる人に、多くの恵みが燦さんと降り注ぐ

都会は猛暑続きと聞きますが、麓の集落から私どもの住む山に一歩入ると
「あー涼しい」と実感するのです。夏の昼間は暑いですが、麓の村や町とは大違いです
それが夜になると大違いでなく超違うのであります
夏でも布団かけて寝ているんですから、わかって戴けますよね

山の夜の涼しさを写真で紹介したいところですがこればかりは無理です
都会の人や有識者や政治家は事態を難しく・難しく・難しく考え過ぎるのです
頭の良い人間が考え新しい発明をしたり新しいことをやればやるほど世の中は悪くなっていく
もっと単純に物事を考えれば良いのですが、頭の良い人ほど訳の分からんことをやるのです
次々に難しさという壁土を重ねて上塗りしていき、とてつもない厚い役立たずの壁にしてしまう

そういう人には、山で10年一人でひっそり暮らし欲しいものです
そうしたらわかるはずですが
お忙しいのか、とにかく、都会で難しいことばかり考えるのがお好きなようです

物事をもっと単純に考える能力を取り戻すべきですね
そのために都会の暮らしを10年だけでいいですからとりあえず捨てて下さい
基本に帰る・原点に帰る・初心に帰る・人間に帰る・日本に帰る
基本・原点を知らずにやるのは邪道なのだが、現代は基本原点を知らない人で溢れている

難しいこと、基本や原点からあまりに離れたことをやろうとすると
ますます基本や原点から遠ざかり、とんでもない馬鹿げたことを糞真面目にやるのだ
肥溜めの風呂に浸かって「良い湯じゃ」なんて言っているようなものです

私も夏はほとんど山から出ませんが、どうしても京都に出なければならない時があります
京都に着きますと、「よくこんなところで暮らせるなー」というのがいつもの感想です
夕方だというのに”ムー”として、クーラーなしには過ごせない状況なんです
クーラーという近代的・科学的・技術的道具・文明の利器を使わないと生きていけないのだ

おかしい、これはおかしい、どう考えたっておかしい、私にはそう思えるのです
京都の人は「本当に暑いですね」なんて挨拶を親しく交わすのですが、そのとおり
暑いに決まっているんです。そうだったら私のようになぜ山で暮らさないのですかねー?

何か素晴らしい技術はありませんか?
あります
山で暮らしなさい
一度お越しなさい一日でも山で過ごせば少しはおわかりでしょうか?

都会という幻想を一度ぶっ壊して、山のような森林や川や獣や虫を取り戻すべきなのだ
自然が良いのだ、自然から遠ざかってはならないのだ
自然というのは何十億年、人間がやることはせいぜい千年程度のことに過ぎないのだ
赤ん坊と大人の違い以上のものがあるのだ、その赤ん坊以下のやることを信じて従うから救えない

「環境問題・経済・高齢化・教育・雇用・・・何故うまくいかないのか?」ですって
そんなこと疑問に思うこと自体がおかしいのだ
「人間は赤ん坊以下」「人間は浅はか・愚か者」「人間は不完全生物」
であるということを忘れてならない

政治家や先生や僧侶やほとんどの指導者の堕落が言われているが、
私はいかなる人間にも隷属しない、盲目に従ったり依存はしない
また他人と争うことも、他人と比較することもしない
他人に従い・依存するのではなく、自立・自律し自分自身で
自然から学び・自然に従い・自然の生き方をするだけだ

ところで
山の私を訪ねて「村上和隆さんは一体何をしているんだろう?」と考える人ばかりなのだ
私が都会に帰ると「都会人は一体何をしているのだろう?」と考えるのと似ているのですが

ごみとなる寸前の建具を利用して猿よけの野菜小屋第2号が完成

2011-08-06 07:59:54 | 山暮らし
村上和隆 
   12~3月:京都市伏見区深草出羽屋敷町23ファミール伏見B905
   4~11月:滋賀県高島市安曇川町長尾字上塚野1189-10
   電話:090-6750-7889 メール:meico_murakami@mail.goo.ne.jp
村上和隆総合支援&村上原基人生勉強会
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク
台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク創業⇒人生勉強会創設

田舎暮らし1に続く


私の狭い庭で野菜を作るためには、山では猿よけが必要です
そうしないと出来た頃に全部食べられてしまいます
小屋の中で作らないと「ちくしょー」と後悔するだけです

すでに第1号は活躍していますが、もう一箇所日当たりの良い場所に作ろうと考えました
(1号は写真の後ろにあります⇒クリック
ある日大工さんが不要な建具があるということで全部貰い受けました
正直、そのときは、特に利用のあてはなく「とりあえず貰っておこう」だったのです

貰ったその日に野菜小屋にリサイクルしようとヒラメキました
そして写真のような小屋が2日かけて完成したというわけです
(総費用8000円:柱・横木材・ブロック・網・釘など)
早速、秋用になすときゅうーりを植えようと思います

ところで今年は山は冷夏、夜はパジャマに布団かけて寝ています
とまとが沢山なっているのに赤くならなかったのですが
やっと2日前から日が強くなり赤くなってきました