<市原湖畔美術館>次のシャトルバスに乗り、隣のバス停で下車。市原湖畔美術館。このアート展のかなめと言ってもいいところだ。この美術館では常設展示以外に、このアート展のための展示もあった。展示の数は少ないが、常設展示のなかにもとても印象に残るものがあった。湖畔というロケーションも、グッド。そうは言っても、展示数が少ないので、それほど時間はかからず、30分程度で見てしまい、今度は別ルートのバスに乗り込んだ。
<内田未來楽校>バスに揺られること20分。内田という地区にて下車。ここでは、使用されていない小学校の木造校舎にアートを展示。木造校舎内に入ると、懐かしい木のにおいが。。私は、一年生のときだけ木造校舎を経験、その後、プレハブ校舎生活を経て鉄筋校舎という世代。。校舎内の展示は2点。ひとつは、数年前に越後妻有トリエンナーレでも出会ったことのあるアーティストの作品。今回も素敵な仕上がり。校舎の裏手の庭には、竹とんぼがいっぱいだった。校舎一角で、地元の婦人会の方々のアットホームなカフェが開設されていたので、こちらでケーキとコーヒーを注文し、しばし休憩させていただいた。良心的な値段と素朴なお母様方のもてなしで、疲れも回復した。
<里見駅へ>本来の予定は、内田未來楽校までだったが、意外にスムーズに回れたので、もう一度里見へ戻り、さらにその先へ足を延ばすことにした。バスに乗り、里見駅へ。途中駅でも鉄道に乗り換えられたが、バスのほうが里山風景を楽しめるので、なるべくバスで遠い駅まで移動した。
<旧白鳥小学校>里見駅から小湊鉄道に乗り、上総大久保へ。駅のすぐそばの白鳥小学校へ。ここの校庭はカラフルなアート作品となっていて、アートイベントとして、週末には運動会が行われるようだ。この校舎にも、多くの作品が。。かなり大がかりなお化け屋敷的なものもあり、こちらはちょっと怖かった。帰りの電車の時間などの都合もあり、さらっと見ておしまい。
<帰路>たっぷりと一日アートを楽しんだので、16時過ぎの電車で、上総大久保を出発。内房線五井駅を経て、その後、2回ほど乗り継ぎ、最後は、通勤客で混雑する電車で帰宅。楽しい一日だった。