◇ 北朝鮮の威嚇
北朝鮮が「米国が宣戦布告」したと威嚇し、北朝鮮領空外でも米軍の爆撃機を撃墜可能と発言。
これに対し、アメリカは馬鹿げていると一蹴。
アメリカはいちいち反応する事はないと思うが、北朝鮮は米軍の爆撃機を恐れている証拠である。
それにいちいち反応し、爆撃機を飛ばさないと言う事になると、北朝鮮の言葉のロジックに負け、北朝鮮に学習能力を与えることになる。北朝鮮が北朝鮮領空外で米軍機を撃ち落とせば、北朝鮮が消滅する事は承知だろう。
テレビなどでやっていたが、北朝鮮は口撃部隊がいるらしく、言葉の使い方を考えている。その専門部隊と口撃合戦していても、勝ち目はないだろう。
ただ一点・アメリカは攻撃されたら、北朝鮮総攻撃を始めればそれで済む。悩む事はない。
アメリカは北朝鮮の動向次第で、瞬時に即応態勢が出来る体制を整えておく事こそが、肝心。
アメリカの力を、北朝鮮は恐れている証拠である。
現実、アメリカは北朝鮮を廃墟化する力を持っているのだから。これはまぎれもない事実である。
北朝鮮の一連の行動や発言からして、中国やロシアの「対話」の言葉は、北朝鮮に対して核やミサイルの開発をやれと言う、暗黙の了解だろう。
どう考えたって、北朝鮮が核やミサイルを持てば、世界の脅威になる事が分かる。中国やロシアはそれを意図的に伏せている。
北朝鮮が核やミサイルを持てば、中国やロシアは自分らに引き寄せる事が出来、アメリカに対して優位な立場になれると考えている。
以前も書いたが、北朝鮮が核やミサイルを持てば、アメリカの世界への存在感は失せる事となる。
それから一戦交える事となると、世界第三次世界大戦となる。
その前に世界の安定は、北朝鮮を決して核保有国と認めては駄目だろう。
今が大事な時期である。以前も書いたが、暴発の兆候が伺えたら、ためらわず北朝鮮を総攻撃しないと、被害が増える。
アメリカは、いつでも準備しておく事が必要。
ただ、アメリカ国内に北朝鮮の核容認論があるが、これらを考えている人は先の事が見通せない人達だろう。
核拡散となれば、一番先に狙われるのはアメリカかもしれない。テロ等で。そこの所を考えていないのだろう。
北朝鮮に対してはただ一つ。武装解除しかない。