◇ 考える・・~
東京都知事選挙から早2年が経とうとしています。(平成16年7月31日)
当選してから2年が経とうとしていますが・・
先日の東京都知事「知事の部屋」記者会見(平成30年5月25日)の内容で、少し首をかしげる所がありますので、少し書きます。
以下のように発言しています。
私の方から4本、ご報告がまずございます。
1本目は、「東京と日本の成長を考える検討会]と題して、・・今後急速に進展する高齢化、そして首都直下型地震などをはじめとする・・云々とあります。
2本目は、東京都23区の大学における定員増の抑制について・・云々とあります。
3本目は、梅雨前の下水道の浸水対策について・・云々とあります。
4本目は、上野動物園のジャイアントパンダに関するお知らせ・・云々とあります。
問題は、1本目の高齢化や首都直下型地震の事について一言。
当選してから2年が経とうとしているが、今頃この件について「しっかりと取組を進めて行かなくてはなりません」は遅いだろう。
現在この様に行い、結果はこうなるでしょう・・というぐらいの年月が過ぎている。
記者達の質疑応答に対しても、ありふれた質問で突っ込んだ質問はされなかった。
例えば、このブログに書いた高齢化の対する現在進行形の取り組みとか、首都直下型に対する現在進行形の取組とか子供に対する取組などですね。
2本目の大学に関しては、需要と供給のバランス関係で決めれがいい事だし、3本目の梅雨前の対策は去年までの、地域の被害を基に対策を進めればいい事だし、4本目のジャイアントパンダに関しては、借り物なので大きな話題で取り上げる問題ではないだろう。(借り賃料を払っていることだと言われているので)
一番これから重要視される問題であり、高齢化と繋がるのが子供の問題でしょう。この事なども触れていないしこの先、首都である東京は大丈夫か?という疑問がわく。
仕事というのは、段取りが重要でその段取りを取り決めるのが、リーダーの役目です。
その役目を果たしているのかが疑問です。
国に6兆円位財源が奪われたとか、この人は自分で新たに立ち上げる事が好きみたいで、「東京と日本を考える検討会」というものを作ったそうです。
兎に角、小池さんは今までの知事同様、レールにはまった政策しかされてないと言う事でしょう。
それと、小池さんが知事になる前の公約です。
○ 待機児童ゼロ
○ 介護離職ゼロ
○ 残業ゼロ
○ 都道電柱ゼロ
○ 満員電車ゼロ
○ 多摩格差ゼロ
○ ペット殺処分ゼロ
以上ですが・・
任期が半分経過した時点の採点表は何点でしょうかね?
他には、築地の問題で業者と都側でもめているとの情報がある。
移転先である豊洲市場の汚染問題も、完全に解消されたわけではないとされる。
豊洲市場の内部の事に関して、業者から相当の不満があるらしく、もめているとの事。
人間万能な人はいないわけだけれど、事を進めるには「人を生かす」裁量が必要。
人を生かすと言う事は、人をどう働かせるかである。他人には適材適所があり人それぞれ、得意分野がある。その人に能力が足らなければ、外部の力を借りればいい。
その段取り力がリーダーには必要。その力が小池さんにはないのではと思う。
記者会見の内容からすると、東京を新しい方向に引っぱる気配が感じられないのが、現在の状況だろう。
今までの知事の延長みたいな政策で、トンチンカンな人以外は、誰でもが知事になっても同じ感じがする。(左翼以外の人であれば)
今現在の小池さんのレベルでは、天命を果たせないのが実情でしょうね。