しばらく以前から最寄り駅に大きな広告が出ていたので、何となく気になっていた催し物を見に行きました。
池袋のサンシャインシティで今月9日から開催されました、「古代メキシコ・オルメカ文明展――マヤへの道」というものです。
エジプト展とかは比較的よく見かける気がしますが、古代メキシコ展ってあんまりなかったような・・・?
何にせよ、昔からこういう催し物を見に行くのは好きなのでササッと行って来ました。(笑)
聳え立つサンシャイン60ビル・・・
いつ眺めても高いですなぁ~
ここに隣接する文化会館の7階が会場でした。
「古代オリエント博物館」という場所です。
入り口からいきなりインパクトある展示物が・・・(笑)
本物はさぞ迫力満点なんでしょうね~
今から約3000年以上前の人が作ったんだと思うとなお凄いと思います。
さすがに本物の石頭は持って来られなかったのか、レプリカが展示してありました。
レプリカと言えどなかなかの迫力がありましたよ
残念ながら、撮影が出来るエリアはここまで。
この先には更に数多のオルメカ文明の遺物が展示されていましてとっても興味深かったです。
特に印象に残ったのが二点。
まずは人を模った土偶の類ですね。
小さい物では10cmに満たないんですが、素朴ながら誠に活き活きとした造型具合で・・・
中にはユーモアさえ感じられる物も。
古代の原型師達もなかなかやるな
と思ったり。(笑)
やっぱり、立体物を眺めるのが趣味の一つなので、古代現代問わずフィギュア的な物は気になるという事で・・・
中でも大きさ8cmくらいの母子を題材にした土偶が印象的でした。
母性溢れる豊かな体格の女性が、逞しくも左手で子供(赤ちゃん?)を肩まで抱え揚げている造型だったのですが・・・
何となく妹と下の姪の事を思い出して微笑ましい気分になれました。
3000年以上前の子育ても、今とあんまり変わらない情景だったのかも知れないな・・・って思いまして。
気になった物二点目。
何と、当時ゴム製品があったんだそうです。
これは今回初めて知りました。
しかもゴムボールなんですって・・・
大きい物では直径30cmくらいもあるんだそうです。
当時「球戯」があったと言う事と、祭祀にも使われたんじゃないかと言う事です。
更に驚くべき事に、そのゴムボールはゴムの樹液にユウガオの樹液を混ぜて、化学変化で質を強化してある加工品なんだそうですよ・・・
3000年以上前の人達はどこでそんな知識を得ていたんでしょうか???
うーん、謎です・・・
そうそう、マヤ時代の暦では大きなサイクルがあるそうで・・・
西暦で言うと2012年12月23日をもって一旦時代が終わるという考えだったそうです。
紀元前3114年8月13日から2012年12月23日までで一サイクルなんだそうですよ。
つまり、現代人と古代オルメカやマヤの人達はこの暦で言うと同時代を生きた事になるんですね。(笑)
満足して博物館を後にしまして、出て来た場所がこんな感じで・・・
いわゆる「乙女ロード」界隈ですね。
いつも女性が多くて何となく男は入りづらい雰囲気なんですが、平日のお陰か空いていたので一通りふらっと巡回して来ましたよ。
そこここで、隣にいたらさぞ喜ぶであろう誰かさんの顔が浮かびました。(笑)
夕暮れ近付く池袋駅東口界隈・・・
某ネットメンバーと初顔合わせした三越がなくなってしまったのには、今でも一抹の寂しさを覚えますが・・・
それでも池袋は色々と思い出のある街で、東京の中では好きな地域の一つです。
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