clover note

徒然なる日々の覚え書き。

相模原市立博物館&宇宙航空研究開発機構(JAXA)の相模原キャンパスを訪ねて

2010-10-28 02:00:21 | 旅やお出かけの記録
昨日の水曜日、横浜市のお隣である相模原市にあります【相模原市立博物館】へプラネタリウムを観に行きました。
前から一度行ってみたかった施設なのですが、なかなか機会がなかったのです・・・



JR横浜線の淵野辺駅から徒歩15分程で現地着。
国道16号から道を1本曲がると、街路樹の立ち並ぶ緑の多い地域に入ります。
そこには博物館と、真向かいには【宇宙航空研究開発機構(JAXA)】の相模原キャンパスがあるんですよ。
博物館と共に、この施設も見学無料との事なので、帰り道に寄ってみる事にしました。




こちらが博物館入り口。
平日と言う事もあり静かでした。






こちらがJAXAの相模原キャンパス。
6月に、あの小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルが展示されてニュースにもなった場所です。





博物館入り口にはプラネタリウムのプログラムがポスターで展示されていました。




11月までの番組である彗星の話題。
「ほうき星」という呼び名は何となく風情がありますね~






6月に地球へ帰って来た小惑星探査機「はやぶさ」の番組。






これは以前、葛飾区のプラネタリウムで見ましたね。
とても幻想的で美しい内容でした・・・
劇中、宮沢賢治の「ほしめぐりのうた」が流れるのも感動物。

このプログラムは平日はやらないので、今回は見送り。
また機会があれば見てみたいな。




施設内には「はやぶさ」の特設コーナーが。


















面白い絵柄の塗り絵が配布されていたので2枚をゲット。
姪のハルちゃんとことちゃんへのお土産です




こんど会ったら渡してあげよう。(笑)




プラネタリウムは県内最大級の23mドーム。
投影機は【五藤光学研究所】の「HELIOS」という機種のようです。







格納場所からせり上がって来る様子がとっても格好良かった




特筆すべきは「はやぶさ」を題材とした『HAYABUSA BACK TO THE EARTH』。
内容も分かりやすく、大迫力のフルCGでとても見応えありました。
映像の立体感も半端なく、3D酔いする人は要注意かも?(笑)
ナレーターは俳優の篠田三郎さん。
落ち着いた声で大変良い感じでした。


はやぶさが秒速30km(東京大阪間を15秒で駆け抜けるほどのスピード)で飛んでいた事や、スイングバイの軌道の難しさなど、映像で分かりやすく解説されていて見てて楽しかった。


惜しむらくは、昨年作られた作品なので・・・
はやぶさが満身創痍ながらいかに奇跡的に地球まで戻って来たかとか、感動的ながらも物悲しいオーストラリア上空での最期など、終盤のドラマチックな要素が余り突っ込んで盛り込まれていなかった事でしょうか。
作った時期にはまだ帰還していなかったんだから仕方ない事ではありますが。

出来ればこの番組を前編として、その後の情報も加味した後編も作って欲しいですね。
博物館ではDVDも販売していましたが、上記のような「完全版」であれば迷わず買っていたところです。


とは言え、正直言いまして久々に面白く感動的な内容でした。
思い入れのある「はやぶさ」である事を差し引いても、思わず引き込まれる映像とストーリでしたね。
40分ちょっとの長さなのですが、感覚的には面白い中編映画を観た後のような感動と満足感を味わう事が出来ました。
大画面でまた観てみたいものです。


こちらの公式サイトで予告編映像が見られます。
ご興味ある方はどうぞ。








博物館を出る前に、展示品の隕石を触りまくって来ました。
大きい隕石なんて滅多に触れませんからね
石というより金属の塊みたいな質感で、こんな代物が高速で空から降って来たら大変な破壊力になるだろうという印象を持ちました。





お次は向かいにあるJAXAの相模原キャンパスへ。
警備員詰め所で受付を済ませ、首から「見学者」の札を下げていざ敷地内へ。





案外広い敷地のようで色々な建物があるみたいですね~
一般見学者が入れる場所は極限られていますけど。




建物内の展示室には様々な人工衛星の模型が飾られていました。
こんなにたくさん一度に見たのは初めてかも?




月周回衛星の「かぐや」。
月面の地平線から美しい地球が昇る映像はとっても感動的でしたよね~
あれは忘れられない美しさですよ。






本来なら「はやぶさ」の模型があるはずなんですが、現在はどこかの博物館に出張中のようで・・・
台の上には小さな小さな模型が置いてありました。









ここにも「はやぶさ」コーナーが。
今でも人気あるんでしょうね。






木立の中にロケット発見

















ロケットの実物大模型だそうです。
間近で見てもやっぱり大きい






ロケットを前に遥かな宇宙に思いを馳せるみくさん。(笑)


ちなみにお隣さんであるアンドロメダ銀河ですが、私達のいる銀河から約230万光年離れているんだそうです。
例えば今この瞬間、異変が起きてアンドロメダ銀河が形を大きく変えたとしましても、それが地球から観測できるのは今から230万年後という事になります・・・
人間の尺度では測れない何ともスケールの大きな話ですよね。
宇宙に関しては、個人的にもまだまだ興味尽きません。



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