御殿場市の少女暴行未遂事件で、強姦(ごうかん)未遂罪に問われ22日の
東京高裁の控訴審判決で懲役1年6月の実刑判決を受けた当時16―17歳
の元少年4人(22―23歳)は同日、判決を不服として最高裁に上告した。 判決後、4人の家族や弁護人が東京弁護士会館で会見し、あらためて無実
を訴えた。元少年の父親の1人は「事件があったとされる日、息子は私と一緒
に働いていた。誰より息子の潔白を知っていて証言もしたのに、悔しい」と声を
荒らげた。沼沢龍起主任弁護士は「客観的な証拠を無視した許せない判決」
と批判した。 この事件では、共犯として逮捕され少年審判で保護処分を受け
た当時16歳の男性が、少年院を退院後に処分の取り消しを求め、今年1月
に静岡家裁沼津支部は審判のやり直しを決めた。男性の付添人などによると、
弁護側と検察側が新たな証拠を同支部に提出し終え、近く審判が開かれる見
通しだという。 男性の母親はこの日の判決を傍聴し、「息子の審判が決まり、
全員無罪への望みが出てきたと思ったのに。最後までみんなで戦い抜きたい」
と話した。(以上引用終わり)
この事件、実際のところは被害者、加害者だけが本当のところを知っている。
被害者の女性は証言を途中で変えている。非常に不可解な事件なのだ。
狂言の可能性も捨てきれない。
私が真相を知るわけはないが、しかし、もし冤罪であったとしたらこの少年たちの
人生は一体誰が、どのように償うのだろう。
富山県では無実の罪で服役後真犯人が見つかったと言う。
鈴木宗男氏の関連で逮捕された佐藤氏の「国家の罠」を読んでから、
日本の検察、及び司法制度を疑うようになってしまった。そして、
植草教授の逮捕で確信に変わった。国民はまったく守られていない。
国が個人の生活や人生を簡単に破壊することが出来るのだ。
たぶん、昔からそうだったんだろう。
国民は自分をどのように守ればよいのだろう。 |