Goldwarriors黄金の兵士たちの第六章をもうじきアップできる。その最後に山下将軍が出てくる。彼はマレーシアであまりに勝ちすぎたがため東条に嫉妬され、満州へ左遷されていた。それなのに、終戦直前、突然マニラへ赴任させられ、そしてマッカーサーを手こずらせたおかげで戦犯となり死刑になった。彼は戦術の天才であり、戦い方も模範的であった。悪いのは海軍の岩淵なのだ。
南京攻略の松井石根将軍もそうだが、一時的に天皇に逆らっている。だから指令を受けた時には大喜びで現地に向かったのだ。
しかしながら両者とも戦後の裁判で不当にも死刑になった。裕仁が好んでいた人は誰も罪に問われず、なんら裁かれる理由がない人が裁かれている。これはただ裕仁の好き嫌いだけが基準だったのだ。
裸の王様は自分に気に入らない事を言ったものを絶対に許さない。
山下将軍はフィリピンへ行き、秩父と竹田皇子の略奪品の隠匿を手伝い、そして戦争を引き伸ばし、その上で口封じのため殺されたのだ。もちろんアメリカ、マッカーサー、そして日本の皇族たちの密約の中で。
フィリピンでの隠匿が完了し、秩父、竹田は潜水艦で日本に向かった。その瞬間に降伏することが決まった。これはたぶん8月8日ぐらいではないか。
なぜ戦争が長引いたのか?その理由のひとつがそこにある。
日本軍がアジア大陸で華僑の財産を略奪しスイスへ送った。ナチスはヨーロッパでユダヤ人の財産を略奪しスイスに送った。
しかし、スイスの銀行は最終的に金を返していない。つまりすべてを自分たちのものにした。よく考えてみると、世界中でたくさんの人が死んだ戦争でいちばん儲けたのはスイス銀行だったのだ。
なぜ戦争が起こるのだとか、平和はどうすればやってくるとか皆さんおっしゃる。答えはあるじゃないか。すべてはスイスなのだ。あの美しい国スイス、あそこに居る人を何とかすれば戦争は終わる。