2021年 4月
この前の Yorktown を喫ってその製法上の共通点をもつ
上の写真の Savinelli の Juno
並びに ふたを開けて保存しておいた CRF をまた喫ってみました
いずれもC&D の作品となりますが Juno にかんしては CRF と似た味わいを感じるのですが
Yorktown とは味わいは大きく違いましたね
こちらの空き缶に入れたのは Juno になりますがそのうまさを再確認することになりました
2019年製造のものと比べ 2020年のCRF はレッドバージニアの糖度が随分と下がりますので
その出来具合は随分と落ちています（この私はそう思います）
しかし レッドバージニアの酸味のあるフルーティな独特の風味は似た部分があってやはり美味い
この保存しておいた開缶済みのものもやはりおいしくてもう喫ってしまいましたね
以前のレビューでも書きましたが 残念なのは製品にばらつきがあるということで
カビ臭い耐え難い味のするものも混じっていたということです そのようなものは保存しておいても
味が良くなるわけもなくすでに1缶捨ててしまいましたね…。
そういったことがあるのが C&D の管理体制ということになりますが 誠に残念なことです
その2020年発売のCRF と同じノースキャロライナの2018年産のレッドバージニアを使っているのが
サビネリの Juno になります そのほかにカナダのバージニアも使っているようですが
その出来上がりはとても素晴らしいと思います
CRF におけるタンジィなレッドバージニアの酸味とドライクランベリーのような味の濃い
少しレッドワインを思わせるような風味と味わいは健在で相通ずるものがあって
CRF の方はヘイの香りも強くアーシーなタバコ感もスパイシーさも強いのですが
サビネリのJuno の方はもっと穏やかでダークバージニアの落ち着いた風味を感じます
ですから 製品的に安定して落ち着きを感じるのが後者の方になります
なのでこのブレンドは 現行で買える2020年産のCRF と同等かそれ以上のストレートバージニアブレンドとなるように思います。
サビネリブランドのせいかあまり認知されてはいませんが CRF 好きのこの私には大好きなブレンドとなります。
そのJuno と同じ製法がとられているのが Yorktown ということになりますが
使用されている葉っぱも違うせいか 味わいはまるで違います
よく言えばバージニアの角が取れていてまろやかなのですが 悪く言うと味に引っ掛かりがなく
十分な満足が得られなかったようです（とても喫いやすいんだけどね…）
リボンカット というのもあるのかもしれませんね
そんなで このところストレートバージニアのブレンドを喫い続けているのですが
ストレートに比べ VaPer の方が圧倒的に数が多いのは
ペリクが入ることにより味に複雑さが増し 酸味も増し 先に述べた味の引っ掛かりというものが
得られるからだというのもその一つだと思いますし
原料的にバージニアの良し悪しでそのブレンドの味が決まってしまうのがストレートバージニアということになり 産地的に原料の確保が難しい昨今 ストレート系で美味いブレンドを作るのは難しい状態なのだと思います
そこで 同じバージニアでも製造工程や 圧縮加熱を変え 各社独自の風味のバージニアを作るのが
今のストレートバージニアブレンド事情かと思われます
産地よりも製造上の工夫でその味わいを変えようということになります
そんなことで TRDC の検索で ストレートバージニアを拾い出してみました
すでに買えないブレンドばかりなのですが 今でも買えるブレンドをピックアップしてみます
頭にレビュー数と評価ポイントを書いておきます
69-3.3 Astley's - No.109 Medium Flake
47-3.3 Astley's - No.44 Dark Virginia Flake
19-3.1 Astley's - No.55 Elizabethan
67-2.8 Cornell & Diehl - Blockade Runner
43-3.6 Cornell & Diehl - Carolina Red Flake (Small Batch)
26-2.8 Cornell & Diehl - Interlude (Simply Elegant Series)
40-3.0 Cornell & Diehl - Manhattan Afternoon (Simply Elegant Series)
95-3.6 Cornell & Diehl - Opening Night (Simply Elegant Series)
26-3.2 Cornell & Diehl - Virginia Flake
37-3.0 Cornell & Diehl - Yorktown
27-3.1 D & R Tobacco - Three Sails
110-3.2 Dan Tobacco - Hamborger Veermaster (Hamburger Pfeifentabak)
48-3.1 Dan Tobacco - Patriot Flake (American History Mixtures)
31-3.2 Dan Tobacco - The Mellow Mallard
43-3.3 Fribourg & Treyer - Blackjack
72-3.5 Fribourg & Treyer - Cut Virginia Plug
30-3.2 Fribourg & Treyer - Golden Mixture
33-3.4 Fribourg & Treyer - Special Brown Flake
37-3.3 Fribourg & Treyer - Vintage
134-3.4 G. L. Pease - Union Square (Fog City Selection)
67-3.5 Gawith, Hoggarth & Co. - Bright CR Flake バルク
6--2.8 Gawith, Hoggarth & Co. - Curly Cut De Luxe Sliced バルク
その他にもたくさんあるのですが ここでは割愛します
10-3.2 HU Tobacco -Hayｍaker (United Passion)
10-3.3 HU Tobacco - Sunset (United Passion)
22-3.5 John Aylesbury - Luxury Flake/Classic Flake
20-3.8 John Aylesbury - Sir John's Flake Virginia
9--3.4 John Cotton - John Cotton's Double Pressed Virginia
46-3.4 Mac Baren - Amphora Virginia
54-3.4 Mac Baren - Capstan Gold Navy Cut（Yellow）
181-3.3 Mac Baren - Capstan Original Navy Cut（Blue）
56-3.3 Mac Baren - HH Pure Virginia
103-2.5 Mac Baren - Virginia Flake
246-2.8 Mac Baren - Virginia No.1
60-3.1 Newminster - No. 400 Superior Navy Flake バルク
12-3.3 Peter Heinrichs - Golden Sliced (Special Selection)
Peterson - Flake
282-3.4 Samuel Gawith - Best Brown Flake
576-3.5 Samuel Gawith - Full Virginia Flake
97-3.3 Samuel Gawith - Golden Glow
8--3.9 Savinelli - Juno
22-3.3 Sutliff Tobacco Company - Matured Red Virginia 515 RC-1 バルク
17-3.5 Sutliff Tobacco Company - Cringle Flake (Holiday Edition 2019)
25-3.2 Sutliff Tobacco Company - Crumble Kake Red Virginia
11-3.6 Sutliff Tobacco Company - Stoved Virginia #507-S バルク
38-3.4 Sutliff Tobacco Company - Virginia Slices #507-C バルク
23-3.2 Wessex - Brown Virginia Flake
58-3.6 Wessex - Campaign Dark Flake (Brigade)
27-3.3 Wessex - Classic Virginia (Brigade)
31-3.1 Wessex - Gold Brick
7--3.6 Wessex - Gold Slice
23-3.3 Wessex - Red Virginia Flake
おおよそこのようになりますが
太字はこのブログでもすでにレビューしているものであり
赤字はお勧めのブレンドとなります
青字のバルク２点に関しては単体で喫うよりもおよそレッドとブライトの比率を2：1で混ぜ合わせ
しばらく熟成期間を置いたものが甘みもかなり強くなり美味いと思いました
細かい考察については次回に
それでは また
この前の Yorktown を喫ってその製法上の共通点をもつ
上の写真の Savinelli の Juno
並びに ふたを開けて保存しておいた CRF をまた喫ってみました
いずれもC&D の作品となりますが Juno にかんしては CRF と似た味わいを感じるのですが
Yorktown とは味わいは大きく違いましたね
こちらの空き缶に入れたのは Juno になりますがそのうまさを再確認することになりました
2019年製造のものと比べ 2020年のCRF はレッドバージニアの糖度が随分と下がりますので
その出来具合は随分と落ちています（この私はそう思います）
しかし レッドバージニアの酸味のあるフルーティな独特の風味は似た部分があってやはり美味い
この保存しておいた開缶済みのものもやはりおいしくてもう喫ってしまいましたね
以前のレビューでも書きましたが 残念なのは製品にばらつきがあるということで
カビ臭い耐え難い味のするものも混じっていたということです そのようなものは保存しておいても
味が良くなるわけもなくすでに1缶捨ててしまいましたね…。
そういったことがあるのが C&D の管理体制ということになりますが 誠に残念なことです
その2020年発売のCRF と同じノースキャロライナの2018年産のレッドバージニアを使っているのが
サビネリの Juno になります そのほかにカナダのバージニアも使っているようですが
その出来上がりはとても素晴らしいと思います
CRF におけるタンジィなレッドバージニアの酸味とドライクランベリーのような味の濃い
少しレッドワインを思わせるような風味と味わいは健在で相通ずるものがあって
CRF の方はヘイの香りも強くアーシーなタバコ感もスパイシーさも強いのですが
サビネリのJuno の方はもっと穏やかでダークバージニアの落ち着いた風味を感じます
ですから 製品的に安定して落ち着きを感じるのが後者の方になります
なのでこのブレンドは 現行で買える2020年産のCRF と同等かそれ以上のストレートバージニアブレンドとなるように思います。
サビネリブランドのせいかあまり認知されてはいませんが CRF 好きのこの私には大好きなブレンドとなります。
そのJuno と同じ製法がとられているのが Yorktown ということになりますが
使用されている葉っぱも違うせいか 味わいはまるで違います
よく言えばバージニアの角が取れていてまろやかなのですが 悪く言うと味に引っ掛かりがなく
十分な満足が得られなかったようです（とても喫いやすいんだけどね…）
リボンカット というのもあるのかもしれませんね
そんなで このところストレートバージニアのブレンドを喫い続けているのですが
ストレートに比べ VaPer の方が圧倒的に数が多いのは
ペリクが入ることにより味に複雑さが増し 酸味も増し 先に述べた味の引っ掛かりというものが
得られるからだというのもその一つだと思いますし
原料的にバージニアの良し悪しでそのブレンドの味が決まってしまうのがストレートバージニアということになり 産地的に原料の確保が難しい昨今 ストレート系で美味いブレンドを作るのは難しい状態なのだと思います
そこで 同じバージニアでも製造工程や 圧縮加熱を変え 各社独自の風味のバージニアを作るのが
今のストレートバージニアブレンド事情かと思われます
産地よりも製造上の工夫でその味わいを変えようということになります
そんなことで TRDC の検索で ストレートバージニアを拾い出してみました
すでに買えないブレンドばかりなのですが 今でも買えるブレンドをピックアップしてみます
頭にレビュー数と評価ポイントを書いておきます
69-3.3 Astley's - No.109 Medium Flake
47-3.3 Astley's - No.44 Dark Virginia Flake
19-3.1 Astley's - No.55 Elizabethan
67-2.8 Cornell & Diehl - Blockade Runner
43-3.6 Cornell & Diehl - Carolina Red Flake (Small Batch)
26-2.8 Cornell & Diehl - Interlude (Simply Elegant Series)
40-3.0 Cornell & Diehl - Manhattan Afternoon (Simply Elegant Series)
95-3.6 Cornell & Diehl - Opening Night (Simply Elegant Series)
26-3.2 Cornell & Diehl - Virginia Flake
37-3.0 Cornell & Diehl - Yorktown
27-3.1 D & R Tobacco - Three Sails
110-3.2 Dan Tobacco - Hamborger Veermaster (Hamburger Pfeifentabak)
48-3.1 Dan Tobacco - Patriot Flake (American History Mixtures)
31-3.2 Dan Tobacco - The Mellow Mallard
43-3.3 Fribourg & Treyer - Blackjack
72-3.5 Fribourg & Treyer - Cut Virginia Plug
30-3.2 Fribourg & Treyer - Golden Mixture
33-3.4 Fribourg & Treyer - Special Brown Flake
37-3.3 Fribourg & Treyer - Vintage
134-3.4 G. L. Pease - Union Square (Fog City Selection)
67-3.5 Gawith, Hoggarth & Co. - Bright CR Flake バルク
6--2.8 Gawith, Hoggarth & Co. - Curly Cut De Luxe Sliced バルク
その他にもたくさんあるのですが ここでは割愛します
10-3.2 HU Tobacco -Hayｍaker (United Passion)
10-3.3 HU Tobacco - Sunset (United Passion)
22-3.5 John Aylesbury - Luxury Flake/Classic Flake
20-3.8 John Aylesbury - Sir John's Flake Virginia
9--3.4 John Cotton - John Cotton's Double Pressed Virginia
46-3.4 Mac Baren - Amphora Virginia
54-3.4 Mac Baren - Capstan Gold Navy Cut（Yellow）
181-3.3 Mac Baren - Capstan Original Navy Cut（Blue）
56-3.3 Mac Baren - HH Pure Virginia
103-2.5 Mac Baren - Virginia Flake
246-2.8 Mac Baren - Virginia No.1
60-3.1 Newminster - No. 400 Superior Navy Flake バルク
12-3.3 Peter Heinrichs - Golden Sliced (Special Selection)
Peterson - Flake
282-3.4 Samuel Gawith - Best Brown Flake
576-3.5 Samuel Gawith - Full Virginia Flake
97-3.3 Samuel Gawith - Golden Glow
8--3.9 Savinelli - Juno
22-3.3 Sutliff Tobacco Company - Matured Red Virginia 515 RC-1 バルク
17-3.5 Sutliff Tobacco Company - Cringle Flake (Holiday Edition 2019)
25-3.2 Sutliff Tobacco Company - Crumble Kake Red Virginia
11-3.6 Sutliff Tobacco Company - Stoved Virginia #507-S バルク
38-3.4 Sutliff Tobacco Company - Virginia Slices #507-C バルク
23-3.2 Wessex - Brown Virginia Flake
58-3.6 Wessex - Campaign Dark Flake (Brigade)
27-3.3 Wessex - Classic Virginia (Brigade)
31-3.1 Wessex - Gold Brick
7--3.6 Wessex - Gold Slice
23-3.3 Wessex - Red Virginia Flake
おおよそこのようになりますが
太字はこのブログでもすでにレビューしているものであり
赤字はお勧めのブレンドとなります
青字のバルク２点に関しては単体で喫うよりもおよそレッドとブライトの比率を2：1で混ぜ合わせ
しばらく熟成期間を置いたものが甘みもかなり強くなり美味いと思いました
細かい考察については次回に
それでは また
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