鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

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Sutliff Tobacco Company - Stoved Virginia #507-S バルク

2019年11月25日 | パイプタバコ
2019年 11月

今回はまたバルクタバコで
Sutliff Tobacco Company - Stoved Virginia #507-S


このタバコも 今年発売になったばかりの Sutliff のバルクで
Match Balkan Sobranie オリジナル の復刻版とともに発売とともに人気が高いブレンド
となっています。
値段も安いのですが 人気も高いようで 一度品切れになっています。
評価も高く 試さずには行かないバルク ということで今回の購入となりました。

前回の Match Victoria の中にも入っているのではないかと思ったのですが
その確認も含めての こちらのバルクのレビューとなりました。



Sutliff のバルクタバコ 値段もかなり安くて どうなのよ という不安もあったのですが
実際にとって喫ってみると GH のバルクの半値 缶入りから見ると半値以下 であるという事実にもかかわらず 多少粗削りではあるものの 混じりものなしの素材の良さが前面に出た
シンプルなタバコであると思いますので
特にバージニアのブレンド遊びをするには 最適な素材かと思います。

工夫次第では かなりの満足感を与えてくれるので面白いと思いました
素材としては
 507C ➔ ブライトバージニア
 515RC-1 ➔ レッドバージニア
 507-S ➔ ストーブドバージニア

このように分類されますので お好みに合わせて自分の好きな配合比率を探るのも
一つの面白みではあります。
どちらにせよ 単体ではあまり感じなかった甘みなどが ブレンドすることにより
増幅され 面白いと思いました。
味が暴れるので 熟成期間が必要だと思いますが


バルクのブレンドされたものとしては
先に挙げた バルカンソブラニーのオリジナルマッチが すこぶる美味いです
あの値段で あの美味さは驚きに値します マッチビクトリアにしても美味いと思います
バルクばかり喫っていては飽きて来ますが
缶入りの合間に 気軽に喫えるタバコとして なかなか面白いと思いました。




さて本題の方 ですが



この様に空き缶に入れて置くのですが
見た通り 真っ黒にストーヴされています
匂いを嗅ぐと 甘~い 黒砂糖の様な香りがします

ブライトバージニアをストーヴしたものですが こんなに香ばしい甘い香りになるとは
意外な気がします。
このままボウルに詰めて喫ってもおいしいのですが


いろいろやってみたくなるのが おっさん流
こちらは

515RC-1 と 507-S を 2:1 で


混ぜた物


こちらは
  


507C と 515RC-1 と 507-S を 1:1:1/2 で混ぜた物を作ってみました。

単体で喫った時と比べて どのように違って来るのか興味があるところとなります。



今回は 単体で喫った時の 感想  となります
多少湿気はありますが べとついた感じは全くなく 純粋にバージニアだけをストーヴした
という感じのコースカットなのですが カットはかなり大きさが不揃いです。
小さいカットはありませんが 大きな葉っぱが所々見受けられます
しかし 解すこともせずに そのままパイプに詰めて喫います。

カットが大きめなので 何度か着火を繰り返すと やんわり燃えて行き
クールスモーキングが楽しめます。

 
点火と同時に 黒砂糖の様な甘味がやって来ます
どこか香ばしく馴染みのあるあの黒糖菓子のような深い甘味です
unflavoured Black Cavendish の味わいを説明するときに使う甘さの質ですが
もっとそれを強調した感じ というか それが前面に出た というかんじでしょうか。

まるで菓子を食べているような気になりますが 実際はそれほど甘いわけではなく
そう言った甘さのテイストがするということになります
もちろんバージニアですから ごくわずかのシトラスやヘイ と言った味わいもあるのですが
ほとんどそちらの味わいは消失して コクのある甘さを強く感じます

この甘さ 黒砂糖と表現しましたが レモンの皮のドライフルーツとか干しブドウとかの
味わいも含んでいてその辺が 次第にこのタバコの味わいを作って行きます
いうなれば レモンティーに キザラを溶かして飲んでいる様な感じでしょうか・・・。

ただ甘いだけでなく 適度な酸味もあり 飽きません
本当に自然な甘みと味わいですからしつこくなく いくらでも喫えてしまいますね

バージニア本来の シトラスだとか ヘイの香りは このタバコに期待は出来ませんが
このコクのある香ばしい甘味は格別です
美味いと思います かなり。

ラットレーの ブラックバージニア だとか マクレの ブラックウッズ であるとか
この手の ストーヴドバージニアを使ったタバコは あまり手に入らない状態です
なので このバルクは 貴重だと思います。


あまりこういったタバコは喫ったことがありませんでしたが
こういう甘みは好きですね 個人的には気に入ってます

この私 多分 こういう甘みのあるブレンドが好きなんだと思います
その一つの要因が この 507-S のような Stoved Virginia なんだと思います。

ブレンドの味に 手軽に深みとコクを出すには こういったタバコの存在を
再認識させるようなタバコでした

そのまま喫っても美味しくて 自家ブレンドに興味をお持ちの方には
お勧めします

それでは また
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