鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
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Fribourg & Treyer - Golden Mixture

2020年05月29日 | パイプタバコ
2020年 5月(まだ五月です・・・)

今回は 予告通り Fribourg & Treyer - Golden Mixture

ロンドンの有名タバコ店であった フリボーグ&トレイヤー のパイプタバコの復刻版が
今はドイツのコールハスでつくられており その2弾目となります。

前回の Black Jack は味の濃い目の ブライトとレッドバージニアのレディラブドですが
pepper の味付けがポイントのブレンドでした
この私は その辛さが少し気になりましたが その後喫っていて

少し大きめのパイプに 緩めに詰めてやることで 
甘味も味も濃いめのかなり美味しい喫煙を愉しめるようです
それならばかなり美味いブレンドであると再認識しました。

その事は こちらのブレンドに対しての感想と逆行するかもしれません・・・
そのことは順を追って


何度も言いますが F&T のブレンドで 一番喫いたかったのは
Cut Virginia Plug になりますが
こちらの方は品切れで買うことが出来ません
でもよく見ると 少しフレイバーがついているみたいですね その辺は少し気になりますが
いずれ 入荷すればその時は喫ってみたいものです。


さてこの Golden Mixture

ブライトバージニアのみの ストレートバーにニアタイプとなっています




こちらは Black Jack とは違ってかなりペラペラのリボンカットになっています
なのでどうしても詰める時緩くなり 燃え方も少し早いのですが
それでも十分な味わいが得られます
逆にあまり硬く詰めない方が美味いと思いました。

TRDC を見ても バージニアに対する記載は見当たりませんが おそらくアフリカはジンバブエ あたりのバージニアが使われているようです。
アメリカのオールドベルトのバージニアとは少し味わいが違う様ですが
これはこれで充分甘くて美味しいと思います 幾分あっさりとしているように思いますが。
(はっきりとしたことは 未確認ですが・・・)

それとこの様に書かれているレビューを見つけました
If you have been in mourning ever since the passing of Elephant & Castle, and their all-Virginia blend "The Roanoke" in particular, be of good cheer: F&T's Golden Mixture _is_ the Roanoke. It is the Ken McConnell blend that McConnell himself replicated for E&C at a time when the original Golden Mixture was not being made. Well, E&C is has been gone these 14 years since Ken McConnell's retirement (alas!), but Golden Mixture is back. Although it is no longer London-made, I am happy to report it has made the transition to Germany with all its qualities intact.

2002-10-03

これは 
このタバコが F&T でもうつくられなくなってから マッコーネルが EC(エレファントキャッスル)というブランド名で Roanoke というブレンドを 1980年代に作ったそうですが
それが この F&Tの Golden Mixture と同じレシピであったそうです。
その事はみんなが知っていることだったようですが
この方は 当然それを喫ったこともあり 残念ながら マッコーネルの廃業とともに 一度は
そのブレンドも亡くなってしまうのですが その後ドイツの方で 同じものが作られるようになり 比較しても 味に変わりはないと言っておられます。

そう言ったいきさつがあるようですが 当時から人気のブレンドであったようですね。


感想

実に喫い易いブレンドであると思います
ニコチンも強くなく 甘みも強く 充分なタバコ感もあり
ナチュラルなまさにバージニア という感じのタバコだと思います。

リボンカット と言う所は気に入りませんが(燃え方が早い)
まさに イージースモーキングタバコ の一つになりそうです。

点火とともに ハチミツを思わせるような甘さが来るのですが
レモンのようなシトラスの香りに包まれてその甘さはやって来ます
よくあるグラスの青臭さ というのはなく実に洗練された甘さになります

ヘイの香りも感じそれとともにアーシーさを感じさせるバージニア本来のタバコ感も
充分感じられ 軽い割には満足感も得られるようです
手軽で どこを切っても甘さを感じ よく出来たタバコであるといえます
人気があったのもうなずけますね。

あっという間に 一缶が無くなって行きますが
最初からいい印象を持ったのは言うまだもありません・・・。

このタバコの甘さの印象について少し触れると
砂糖とか蜂蜜の入ったレモンティーの印象でしょうか
最初感じたのは それに抹茶が入った印象になります
抹茶の様なさわやかな緑を感じました・・・

甘いんだけどさっぱりとした 後を引かない甘さを感じます
これはとても大事なことで 甘さがしつこいと飽きてしまいます
でもこのブレンドは シンプルなのですが さっぱりしているので飽きが来ません

充分なタバコ感も感じられ よく出来たブレンドであると思います


とまあ最初はそう思ったのですが
さすがにブライトバージニアのみのタイプのブレンドでは
酸味が足りないのかな・・・と思ってしまいます

やはり レッドバージニアの tangyな酸味が欲しくなってしまう様です
その点 先の Black Jack はより酸味もスパイスも感じるので
私としてはどちらかというと 前者を押したい所になります

小さなパイプで喫うと 辛みを少し感じすぎてしまうのが前者になりますが
上手に喫ってやるとかなり美味いと思います

その点 このブレンドは 大きなパイプでも 小さなパイプでもどちらでも手軽に
美味しく喫えるブレンドかと思います。
その点万人向け 初心者向けのブレンドかと思うのですが
それ以上に ベテランでも気楽に喫えてついつい喫ってしまうよく出来たブレンドかと思います

バルクの安いタバコでは なかなかここまでの完成度にはならない様です

本当にこれで満足できるのか? と言われれば NO と言わざるを得ませんが
一度は喫ってみるべきブレンドかと思います

そんな感想になります
それでは また
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