2020年 5月
今回は Fribourg & Treyer - Blackjack
この Fribourg & Treyer(フリボーグ&トレイヤー)というブランド名は
SPDC の解説によると
1720年にロンドンで創立したFribourg & Treyerはパイプと煙草専門店でした。英国王室御用達という名誉だけでなく、ベルギー王室、サセックスとケンブリッジ公爵や、ケント公妃へも納めていました。残念なことに1980年代幕を閉じましたが、パイプ煙草は創立当初の思いと共に今でも健在です。
この様に書かれているのですが 元々は嗅ぎタバコ専門の店だったようです
1720年に ロンドンの 34ヘイマーケット地区に出した店が有名だったようです。
パイプタバコの方も作っていたようですが 1981年に廃業したそうです
その後人気のパイプタバコは マッコーネルが引き継いで販売したようですが
そのマッコーネルも1989年に廃業し その後は ドイツの会社がそれを引き継ぐことになったそうです。 最初はプランタが そして今は コールハスが つくっているようです。
ここのタバコは すべてバージニア と言っていいほど バージニアに特化したブレンドばかりとなっていて 軽めで甘くて喫い易いブレンドばかりの様ですが
ジンバブエ辺りのアフリカ産ブライトバージニアがメインのブレンドかと思われます
一番人気は Cut Virginia Plug なのですが 残念ながら品切れで買う事が
出来ません・・・ なのでこたびは それ以外の 3ブレンドを買ってみました。
最初のブレンドが この
黒い缶の Blackjack なのですが
この間 随分とデカくて深いです これならば 100g 位入りそうですね
葉組は ストレートバージニア なのですが
この説明を見ると ブライトとレッドバージニアの レディラブド となっているようです
蓋を開けると
確かに ややダークブラウンの レディラブド された硬めのリボンカットが出て来ますが
容器の隙間がいっぱいあります
しかしこの容器 ゴムのパッキンが柔らかくしっとりしていて 気密性が高そうです
軽く蓋を廻しても しっかり密封されるようです
感想 となります
蓋を開けると いかにもバージニア という様な甘味と酸味のあるいい香りがして来ます
さすがに嗅ぎタバコで有名なタバコ店だけあっていい匂いです
カットの方は 少しだけ長めに細くカットしてあるのですが 簡単に詰められます
そのままでOKです。
幾分柔目に詰めてやるのが美味く喫うコツですが
点火と同時に バージニアの甘い香りがやって来ます
味は濃いめに感じます いかにもレッドバージニアという感じなのですが
ブライトバージニア由来のシトラスの香りを強く感じるようです・・・。
ブライトバージニア あるいはレモンバージニアというのでしょうか
レモンの皮のようなさわやかで それでいて濃い目のシトラスの風味を強く感じます
レモンにオレンジを混ぜるとこういった濃い味になるのかもしれません
レッドバージニアが主体のこのブレンドですから レッドの濃い目の甘味と
少し酸味の効いた甘さを感じるのですが
いつもの tangy でアーシーなタバコ感というものはあるもののごくわずかで
さほど強く感じるわけではありません
それよりも 中盤あたりから特に顕著に感じる pepper の様な辛み スパイスを感じます
このブレンドの名前の ブラックジャック というのは このピリッと効いたスパイスから
来ているのだと合点が行きます
このスパイスがこのブレンドのアクセントになることは間違いないところですが
これが思いのほか効いてます
強くパフると余計強く感じられますから 中盤以降は少し鼻の頭に汗をかいてしまうようです
このブレンドは ここが問題となります
味が強い反面 pepper の刺激もありますから
ニコチンはさほど強くないのにもかかわらず 強いタバコのように感じます
好みが別れるのはこの部分になります
私のように あまり辛さがあるのは苦手なものには ホッとしないのかもしれません・・・
しかし このシトラスの酸味と レッドの甘さは素晴らしい物であり
静かに喫ってやると 味の濃さの中に上質の甘味と酸味が拡がりチョットしたスパイスが
アクセントになってさらに味の濃さが増幅されるようです
なかなか美味しいブレンドかとは思います
少し辛みが強い分 常喫には少しきついのかもしれませんが
ニコチンはきつくないので ついつい喫ってしまうブレンドかと思います
このバージニア自体 青臭さの取れた癖のない喫い易いものだと思いますので
悪くないのではないでしょうか。
Peter Heinrich の Golden Slicedにおける アメリカノースキャロライナ辺りのバージニアとはまた違うバージニアになるのだと思いますが
コクは少し劣るのかもしれませんが ライトな青臭さの取れた上質な甘さは
なかなか癖がなくて 良いと思います。
このブレンド ちょっと辛いのですが ついつい手が伸びる思った以上のブレンドでした
すでに一缶なくなりかけていますが
同時に開けた缶で 黄色い缶の Golden Mixture というのがありますが
そちらの方はこのブレンドとは違ってもっと癖がないのですが
そちらの方がより喫い易いのかと思います
次回はそちらの方のレビューとなりますが
この Fribourg & Treyer(F&T) 予想通りの美味いブレンド 美味いバージニアたち
ということのようです。
バージニア好きの方にはお勧めします ちょっとコショウが効いているけどね・・・
それでは また
今回は Fribourg & Treyer - Blackjack
この Fribourg & Treyer(フリボーグ&トレイヤー)というブランド名は
SPDC の解説によると
1720年にロンドンで創立したFribourg & Treyerはパイプと煙草専門店でした。英国王室御用達という名誉だけでなく、ベルギー王室、サセックスとケンブリッジ公爵や、ケント公妃へも納めていました。残念なことに1980年代幕を閉じましたが、パイプ煙草は創立当初の思いと共に今でも健在です。
この様に書かれているのですが 元々は嗅ぎタバコ専門の店だったようです
1720年に ロンドンの 34ヘイマーケット地区に出した店が有名だったようです。
パイプタバコの方も作っていたようですが 1981年に廃業したそうです
その後人気のパイプタバコは マッコーネルが引き継いで販売したようですが
そのマッコーネルも1989年に廃業し その後は ドイツの会社がそれを引き継ぐことになったそうです。 最初はプランタが そして今は コールハスが つくっているようです。
ここのタバコは すべてバージニア と言っていいほど バージニアに特化したブレンドばかりとなっていて 軽めで甘くて喫い易いブレンドばかりの様ですが
ジンバブエ辺りのアフリカ産ブライトバージニアがメインのブレンドかと思われます
一番人気は Cut Virginia Plug なのですが 残念ながら品切れで買う事が
出来ません・・・ なのでこたびは それ以外の 3ブレンドを買ってみました。
最初のブレンドが この
黒い缶の Blackjack なのですが
この間 随分とデカくて深いです これならば 100g 位入りそうですね
葉組は ストレートバージニア なのですが
この説明を見ると ブライトとレッドバージニアの レディラブド となっているようです
蓋を開けると
確かに ややダークブラウンの レディラブド された硬めのリボンカットが出て来ますが
容器の隙間がいっぱいあります
しかしこの容器 ゴムのパッキンが柔らかくしっとりしていて 気密性が高そうです
軽く蓋を廻しても しっかり密封されるようです
感想 となります
蓋を開けると いかにもバージニア という様な甘味と酸味のあるいい香りがして来ます
さすがに嗅ぎタバコで有名なタバコ店だけあっていい匂いです
カットの方は 少しだけ長めに細くカットしてあるのですが 簡単に詰められます
そのままでOKです。
幾分柔目に詰めてやるのが美味く喫うコツですが
点火と同時に バージニアの甘い香りがやって来ます
味は濃いめに感じます いかにもレッドバージニアという感じなのですが
ブライトバージニア由来のシトラスの香りを強く感じるようです・・・。
ブライトバージニア あるいはレモンバージニアというのでしょうか
レモンの皮のようなさわやかで それでいて濃い目のシトラスの風味を強く感じます
レモンにオレンジを混ぜるとこういった濃い味になるのかもしれません
レッドバージニアが主体のこのブレンドですから レッドの濃い目の甘味と
少し酸味の効いた甘さを感じるのですが
いつもの tangy でアーシーなタバコ感というものはあるもののごくわずかで
さほど強く感じるわけではありません
それよりも 中盤あたりから特に顕著に感じる pepper の様な辛み スパイスを感じます
このブレンドの名前の ブラックジャック というのは このピリッと効いたスパイスから
来ているのだと合点が行きます
このスパイスがこのブレンドのアクセントになることは間違いないところですが
これが思いのほか効いてます
強くパフると余計強く感じられますから 中盤以降は少し鼻の頭に汗をかいてしまうようです
このブレンドは ここが問題となります
味が強い反面 pepper の刺激もありますから
ニコチンはさほど強くないのにもかかわらず 強いタバコのように感じます
好みが別れるのはこの部分になります
私のように あまり辛さがあるのは苦手なものには ホッとしないのかもしれません・・・
しかし このシトラスの酸味と レッドの甘さは素晴らしい物であり
静かに喫ってやると 味の濃さの中に上質の甘味と酸味が拡がりチョットしたスパイスが
アクセントになってさらに味の濃さが増幅されるようです
なかなか美味しいブレンドかとは思います
少し辛みが強い分 常喫には少しきついのかもしれませんが
ニコチンはきつくないので ついつい喫ってしまうブレンドかと思います
このバージニア自体 青臭さの取れた癖のない喫い易いものだと思いますので
悪くないのではないでしょうか。
Peter Heinrich の Golden Slicedにおける アメリカノースキャロライナ辺りのバージニアとはまた違うバージニアになるのだと思いますが
コクは少し劣るのかもしれませんが ライトな青臭さの取れた上質な甘さは
なかなか癖がなくて 良いと思います。
このブレンド ちょっと辛いのですが ついつい手が伸びる思った以上のブレンドでした
すでに一缶なくなりかけていますが
同時に開けた缶で 黄色い缶の Golden Mixture というのがありますが
そちらの方はこのブレンドとは違ってもっと癖がないのですが
そちらの方がより喫い易いのかと思います
次回はそちらの方のレビューとなりますが
この Fribourg & Treyer(F&T) 予想通りの美味いブレンド 美味いバージニアたち
ということのようです。
バージニア好きの方にはお勧めします ちょっとコショウが効いているけどね・・・
それでは また
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