鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

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Cornell & Diehl - Opening Night (Simply Elegant Series)

2018年09月09日 | パイプタバコ
2018年 9月

今回は まじめに Cornell & Diehl - Opening Night (Simply Elegant Series) のレビュー

ブライトと レッドのバージニアのみの ストレートバージニアタイプのタバコとなります
このタイプのタバコとしてはやはり マクレの クリスマスチアーが有名な所ですが、
今は亡きマクレですから 比較の仕様もありません・・・。
幸い手元に マクレの物としては、BlackWoods、 40周年記念の青缶、あるいは
Boston1776 などもあるのですが、そちらとの比較はまたの機会に ということにして

今回は 市場に出回っている SG の FVF 先日の Union Square などとの比較を試みて
みることにします。

再度の登場ですが
  


こちらが Opening Night です

こちらが



Union Square ですから ほぼ同じようなフレイクとなります
マクレのように 少し ケチャッピーな匂いがするのは 後者の方ですが
どちらも ブライトの明るい色が基調ですが レッドの色が濃い感じなのは逆に
前者の方かと思います。


硬さもフレイクとしては 柔らかい方で どちらも造作なく簡単にほぐれます
ほぼそのままの乾燥で パイプに詰めます あまり細かくほぐさない方がいいようです。

Union Square との比較

ブライトバージニアは US の方がやや旨みを感じます それに対して ON の方は
旨みというより シトラス系の明るい甘味が強い様です
それを下支えするのが レッドバージニアですが、このバージニアが違うようです。

ON のレッドバージニアの方が 甘さが落ち着いていて 深みを感じます。
甘さが強すぎる事はなく、ブライトバージニアを邪魔するわけではなくそれぞれをひきたてるかたちで 甘さを演出します。レッドの持つ アーシーさと ややスパイシーな味わいも
充分感じます その分満足感のあるたばこである という事かと思います。

この甘さの感じは マクレのそれに近い感じがします。
いろんな味の要素が つよすぎるわけでもなく、ほどほどで まんべんなく味わえる実に良く出来たタバコかと思います。

また決定的に USと違うところは ニコチンの強さでしょうか。
US のニコチンは強いです なので ややもすると 喫うのがきつく感じる時が多々あります
味も甘さは強いのですが 落ち着いた甘さではない様です。
その点 ON のほうは 実に喫いやすく 甘さもしっかりわかりやすく いくらでも喫う事が
できるたばこなので、評価がすこぶる高いのも 理解できます。
US も評価は高い様ですが この私には 断然 ON ということのようです。


FVF との比較


敢えて比較する必要はないかもしれませんが、味の説明には 比較が一番です。

① 甘さが強いのは ON
② 簡単に喫えるのは ON (ほぐし具合とか 感想具合)
③ ブライトバージニアの味が強いのは ON
④ 落ち着いた甘味が深いのは FVF ですが 地味で分かりにくいかもしれない
⑤ どちらもアーシーですが、よりスパイシーなのは ON
⑥ ツボに入った時の美味さは FVF ですが 何時でも美味いと思うのは ON の方か


どちらも 美味しいたばこですが、すぐにピンと美味さを感じられるのは こちらの
Opening Night のようです。
どちらも美味いんだけどね この私は ということです。

C&D のタバコでは ラタキアならば Pirate Kake
    ストレートバージニアならば Opening Night というところでしょうか。



Opening Night とは
(劇・映画などの)初日の夜

こんな意味だそうです 缶のイラストを見ると それがわかりますね
どんな舞台なのかと 期待を持って見に行く気持ちに応えるような
ウキウキする気持ちの高ぶりをあらわすようなタバコの美味さかと思います。

手軽に買える美味いタバコですねこれは
気に入りました。

それでは また
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