瀬戸内(たまに大阪)鉄道雑記帳

管理人はね、転向してしまったんだ。

滑り込み美濃太田訪問2

2013-02-21 09:51:19 | 廃車体レクイエム
美濃太田の続きです。

昨日は本線側に留置されている2両を紹介しましたが、今回はまとまっておいてある車両群の方です。



まずこの車、キハ82 105

キハ82が終焉を迎える際に特別整備された6両のうちの1両で、一時期佐久間レールパークで展示されたのもこの車両ですが、いまや見る影もありません。

窓はゴムの劣化で外れたのか一部鉄板に置き換えられ、トイレ窓の下は雨水の侵入が見て取れます。



その手前に置いてあるキハ180 1も然り。

全体的に特急車の傷みが激しいようです。

そのキハ180 1は四国で廃車になったのちわざわざ引き取られてきたものですが、その後はそのまま放置。

四国時代の塗装が残っているばかりでなく、現在最後のキハ180の現存個体ですね。




キハ180にはオハフ46 2008が連結されています。

飯田線トロッコ列車用に整備された3両で、最近まで車籍がありましたが現在は除籍。

他の3両とともにベンチレータが撤去されていますが、こちらはモハ52の復元に当てられたとか。

どうせならこの車両ごと復元してほしかったものです。



あわれ、物悲しげな留置車両。

この時は左端の列から順に

オハフ46 2008+キハ180 1

オハフ46 2009+キハ80 99+キロ28 2303

クモハ103 18 少しあけてオハフ46 2027+モハ164 72+キハ82 105

オハ35 2329+キハ28 2353+キロ80 60

モハ381 1+モハ380 1+クハ165 120

の順に並べてありました。

現在は一番右端の3両が浜松へ運ばれ、その他にも動きがあるようです。




キハ80 99は車端部分がボロボロ。

シートの中で雨水がたまっていたんでしょうか?ひどい状態です。



なんともカオスな状態。

青い客車はオハ35 2329で佐久間で展示されていたことがあるとか。

この車両は一切手が加えられていません。

右端は381系のモハユニット。

手前側の貫通路は全開ですが反対側の連結部分はベニヤ板でふさいでありました。



その381系の先に連結されているクハ165 120



塗装カサカサ・ひび割れやさびも浮いてきてますがキハ80ほどひどくはないようです。

というか、トータルの状態は一番いい気が・・・

そういえば佐久間にあった165系の正面ドアはどうした・・・?



車内も最高!

カバーの付いた青モケットのボックスシートが残っています。

色あせて埃かぶってますが、時間が止まったような雰囲気がいいですね。
 
一度この車内に入ってみたいものですが、それも叶うわけなく。

何とか保存してほしいものですがこの直後に浜松に陸送されたそうで、ほんとギリギリだったんだなと。




さらに続きます。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ひで)
2013-02-23 22:55:48
普段見てる電車もほっとったら
簡単にこんな感じになってしまうんですなぁ。。。

寂しい光景です(;´・ω・)
Unknown (管理人)
2013-02-24 20:24:38
本来は編成単位で保存する予定だったようです。

予定変更でこれらは放置されているようですが、せっかくここまで維持してきた車両

保存してほしいものです。

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