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おはようございます。人事コンサルタント・研修講師の青木公司です。
本日は「社員の努力を無にする会社にはならない」ことについてです。
会社の中には「社員は自分で自分の能力を高めるべき。自己啓発こそ教育の基本だ」ということをお題目に、まったくOJTにも社員研修にも、まして自己啓発の支援もしない会社もあります。
非常に残念ですが、それも会社のスタンスでしょうがない。
しかし、努力したことを無にすることで、貴重な人材を失うことはやめて欲しいと思います。
青木の友人でこういう友人がいます。
6年前、彼は大手企業のシステム部門の課長でした。その会社ではかなり少数派のすごいスピードで昇格した優秀な人材です。
しかし、彼の会社ではプロジェクト管理、部門管理をするうえで必要な経営的な知識を保有し、問題解決できる人材が不足していました。
彼は自分で決断し、中小企業診断士の勉強を始めました。
忙しいシステム部門の若き課長。彼はその仕事も完璧にこなし、毎日23時に帰宅。それから夜3時まで4時間勉強。土日は両日で24時間勉強。
家族に頭をさげ、時間をつくり、そして2年かけて中小企業診断士に合格しました。
彼は仕事の評価もトップランクでした。
やりとげた。
そして、中小企業診断士の資格学習で得た力を会社で思う存分発揮していきたい。
そう思っていました。
中小企業診断士試験は二次試験が通ると、実務補修といって、企業のコンサルに15日入らないといけない。会社のためになるためになんとかいかして欲しいと思いますが、非常に重要なポストを任されている身。
彼は自分の上司の部長やすの上の上司に相談します。自分としては会社のためにもなんとしても取りたい。しかし、会社にも事情があるでしょう。そのことについて相談したかったのです。
その両名から返ってきた言葉。
「15日休むなんてなんて責任感のない男だ」(注 彼は休むとはいってなく、どうしたらよいか相談しただけです)
「中小企業診断士を取って、どうせやめるつもりだろう」
「そんな勉強などせず、いわれたことだけやっておけ」
「飲み会に付き合わなかったのはそんなことが理由だったのか」
「その実務補修にでるか、会社をやめるかえらべ」
・・・・・・。
彼は、家に帰って悔し涙を流した挙句、翌日、辞表を提出しました。
あせった上司二人は全力で慰留。社長まで慰留しましたが、彼の冷め切った心は変わることはありませんでした。
今、彼は中小企業診断士として成功し、年収数千万円稼いでいるだけでなく、多くの経営者、ビジネスマンを救っています。
そして、彼はいいます。
本当に会社のために仕事も勉強もがんばって、それをいかすつもりだったのに・・・。
と。
その会社は貴重な意欲ある有望な戦力を失ったのです。
そういう会社になってはいけません。
してはいけないのです。
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会社の中には「社員は自分で自分の能力を高めるべき。自己啓発こそ教育の基本だ」ということをお題目に、まったくOJTにも社員研修にも、まして自己啓発の支援もしない会社もあります。
非常に残念ですが、それも会社のスタンスでしょうがない。
しかし、努力したことを無にすることで、貴重な人材を失うことはやめて欲しいと思います。
青木の友人でこういう友人がいます。
6年前、彼は大手企業のシステム部門の課長でした。その会社ではかなり少数派のすごいスピードで昇格した優秀な人材です。
しかし、彼の会社ではプロジェクト管理、部門管理をするうえで必要な経営的な知識を保有し、問題解決できる人材が不足していました。
彼は自分で決断し、中小企業診断士の勉強を始めました。
忙しいシステム部門の若き課長。彼はその仕事も完璧にこなし、毎日23時に帰宅。それから夜3時まで4時間勉強。土日は両日で24時間勉強。
家族に頭をさげ、時間をつくり、そして2年かけて中小企業診断士に合格しました。
彼は仕事の評価もトップランクでした。
やりとげた。
そして、中小企業診断士の資格学習で得た力を会社で思う存分発揮していきたい。
そう思っていました。
中小企業診断士試験は二次試験が通ると、実務補修といって、企業のコンサルに15日入らないといけない。会社のためになるためになんとかいかして欲しいと思いますが、非常に重要なポストを任されている身。
彼は自分の上司の部長やすの上の上司に相談します。自分としては会社のためにもなんとしても取りたい。しかし、会社にも事情があるでしょう。そのことについて相談したかったのです。
その両名から返ってきた言葉。
「15日休むなんてなんて責任感のない男だ」(注 彼は休むとはいってなく、どうしたらよいか相談しただけです)
「中小企業診断士を取って、どうせやめるつもりだろう」
「そんな勉強などせず、いわれたことだけやっておけ」
「飲み会に付き合わなかったのはそんなことが理由だったのか」
「その実務補修にでるか、会社をやめるかえらべ」
・・・・・・。
彼は、家に帰って悔し涙を流した挙句、翌日、辞表を提出しました。
あせった上司二人は全力で慰留。社長まで慰留しましたが、彼の冷め切った心は変わることはありませんでした。
今、彼は中小企業診断士として成功し、年収数千万円稼いでいるだけでなく、多くの経営者、ビジネスマンを救っています。
そして、彼はいいます。
本当に会社のために仕事も勉強もがんばって、それをいかすつもりだったのに・・・。
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