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レ・ミゼラブル

2007-08-27 01:11:03 | 最近聞いた音楽
レ・ミゼラブルを見てきました。




宿題が終わっていない、上のこの代役で、下の子(実はこちらもまだ宿題が終わっていない)を連れて有楽町の帝国劇場に行ってきました。
記憶にある限り、もっとも古いミュージカルの記憶は、日生劇場で見たオズの魔法使い。
小学校の移動教室で見たのですが、今にして思えば、劇団四季だったかも・・・
(ひょっとしたら、普通の劇だったのかもしれません。記憶が曖昧です)
その次に見たミュージカルが、このブログでも紹介したCATSなので、恐ろしい事に劇団四季以外のミュージカルは知らない、と言う事になります。
レミゼょ見ながら、つい、劇団四季と比較してしまったのですが、劇団四季が歌とダンスであるのに比べて、レミゼは劇により近いがしました。

キャストを見てみると、劇団四季で活躍していた方が何人かいました。劇団四季マニアの子どもは、それだけで大喜びでした。
主なキャストは次の通りでした。
ジャン・バルジャン: 今井 清隆
 劇団四季で「オペラ座の怪人」の怪人役をやっただけの事はあります。高い声が奇麗でした。
ジャベール: 岡 幸二郎
 バルジャンを追いかける刑事。威厳があってコワイぐらいでしたが、舞台挨拶はとても優しそうな話し声でした。
エポニーヌ: 知念 里奈
 幼いコデットが預けられたテナルディエ家の娘。高い声が魅力的でした。今回がミュージカルへの復帰作だそうです。
コゼット: 辛島 小恵
 バルジャンに娘のように育てられたコデット。新人(?)の辛島さん、舞台挨拶では、感極まって涙を流していました。
ファンテーヌ: 渚 あき
 コゼットの母親。柔らかい歌声に、コデットへの愛情を感じました。
マリウス: 藤岡 正明
 コゼットを慕う学生。端正な演技に好感を持ちました。
テナルディエ: 徳井 優
 引っ越しのサカイのCMの印象が強いのですが、レミゼでも飄々とした悪役を演じていました。
テナルディエ夫人: 阿知波 悟美
 富士通のCMでウサギ男のキムタクと共演していた方です。テナルディエ夫婦の演技は最高でした。
アンジョルラス: 坂元 健児
 革命のリーダー。劇団四季の「ライオンキング」ではシンバ役。砦の上で革命旗を握りしめる姿は、シンバ?
 アンジョルラス意外にも7役位で登場しているそうです。

ストーリーは、展開が早すぎて、追うのが大変でした。
というか、ミュージカルに仕立てるには、原作のストーリーが分厚すぎるのでは?
家に帰ってから時代背景を調べると、ナポレオンの共和制が崩れた王政復古の時代。
事前にストーリーは確認しておいたほうが良かったかもしれません。
というか、普通中学生ぐらいで本読んでますかね。。。

今回は、東京での20周年記念公演とのこと。歴代のキャストが出演する特別公演もあったそうです。
そして、東京公演、あしたが千秋楽。
ということで、舞台が終わった後に、出演者全員が舞台に並び、舞台挨拶がありました。
それぞれの出演者が、レミゼに込めた思いを語ってくれました。
先に書いたようにコゼット役の辛島小恵だけでなく、涙を流している方もいたようです。
そして、出演者と合わせて観客もオーケストラピットの生演奏に合わせて「The Peole's Song」の合唱。
舞台挨拶が終わると、観客総立ちでのスタンディングオベーション。
カーテンコールに応えて、なんど舞台に登場した事でしょうか。
客席の明かりがついてからも、2回も舞台に登場してくれました。
明かり付いてから2度もカーテンコールに応えてくれたなんて始めでです。
でも、客席の雰囲気は、3度4度とまだまだいきそうな雰囲気でした。

追記:
結婚する前の年、大学の友達とロンドンに行ってきました。
このとき、レ・ミゼラブルのリトル・コゼットのステッカーをはったダブルデッカーが沢山走っていました。
あのポスター、印象的ですよね。



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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Tommy)
2007-08-27 17:43:31
ミュージカルは、まったくわからないTommyっす!(^o^;)

おいみずさんも、良いパパしてますね~

なんか、凄くキャストが多いんですね~!!
http://www.tohostage.com/lesmis/index.html

私は、学校に来た「コンニャク座」の「天邪鬼とウリコ姫」くらいしか見てないかも…。。キャ~(
返信する
> Tommyさん (おいみず~)
2007-08-28 08:45:37
こ、コンニャクザですか!?
ここですか?
http://www.konnyakuza.com/

ミュージカルなんて知らない、というかたに、
是非CATSを見てもらたいたいです。
返信する
Unknown (ヤヤー)
2007-08-28 14:35:47
お芝居もミュージカルも、その時代背景がわかってないとちんぷんかんぷんになっちゃうものって、やっぱありますよね。
特にこういう重厚な原作があるものは、しっかり読んで頭に入れてったほうが、大人は良いのかも。
子どもだと逆に先入観なしで楽しめたりして、あとで原作読んで感動を新たにすることもできるので、アタマの柔らかいうちに舞台を経験させておくって大事かも。ホンモノを見せておく、ってことが。

それにしても、いいな~と思います。
わたしも観たいぞ(笑)。
あと、良いおとうさんするのは宿題のラストスパートですかね(!?)。
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> ヤヤーさん (おいみず~)
2007-08-28 23:24:17
やっぱり本物はいいですよね。
今回、千秋楽を控えた出演者のカーテンコールを見ていて、しみじみと思いましたね。

> 宿題のラストスパート

上の子が中一の時かな? 父兄(といっても殆ど母)の懇親会で「宿題は、子どもたちのものであって、親に出したのではありません」と言われたそうです。それで中二からはそれを実践してます(上の子は頑張っているんですけど)。新1年生の下の子は、やはり小学校の宿題のつもりでやっているみたいで、まだ終わってません。明日はまた部活だというのに・・・
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Unknown (Maki)
2013-01-08 11:09:59
さっき投稿したら、パッと消えてしまって、別のサイトに行ってしまいました。
二重に投稿されてたらごめんなさい。

レミゼ、ぜひ舞台でも観てみたいです。
エポニーヌは、知念里奈ちゃんが演っていたんですね。
彼女は、ソプラノの声量もキーも安定してる人だから、ミュージカル向きかもしれないですね。
最近めっきりメディアに見かけなくなったけど、同郷だから頑張ってほしいなあ。

この作品は、登場人物たち一人一人の心の葛藤も、訴えかけますね。
いつの時代にも同じような苦悩に人間は、翻弄されるのねって、しみじみ思いました。エポニーヌは、私、個人的に好きな役です。感情移入して泣いてしまいました。
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