「ゴシック」っていう言葉は、もともとは「ゴートっぽい」という蔑む意味で使われていたそうで・・・
「ゴートっぽい」の「ゴート」は、ゴート族の「ゴート」。
高校で世界史の勉強して以来、久々に「ゴート族」なんてことば使いました。
ローマ帝国の崩壊の原因の一つが、このゴート族の大移動といわれています。(これも受験以来久々に思い出した)
なんで大移動を始めたんでしょうね。
外敵の侵入とか、異常気象か、天変地異か。
その原因を知りたいと思いましたが、高校の世界史は覚えること(教科書的に教えること)が沢山あって、興味を持つように掘り下げる暇も無く、どんどん次の時代の話に進んでいってしまいました。
Univers Zeroは、かつてゴート族の人々が住んでいたであろう、ベルギー出身。
バスーンだのバイオリンだのを取り入れたそのサウンドには、いろんな形容詞をつけて紹介されています。
ゴシック
チェンバー
暗黒
複雑
高度
「The Hard Quest」はUnivers Zeroが1999年に発表したアルバム。
このアルバム発表まで、12~13年ほど活動停止期間があったそうで、つまり歳結成後の最初のアルバム。
再結成ものにありがちな「原点回帰」と「やっぱりむかしのほうがよかったぜぃ」という懐古趣味の入り交じったアルバムであるに違いありません。
しかし、Univers Zeroはこれ一枚しか聞いてないので、名盤として名高い初期作品と比較してどうだとか言うことは出来ません。
初期作品も、いつかは聞きたいと思っていますが、でもこのアルバムですり込まれた「The Hard QuestのUnivers Zero」がいつまでも印象に残っていることでしょう。
さて、実は、このアルバム久しぶりに引っ張り出してきて聞いています。
iPodに入れてじっくり聞きたかったのですが、何故かいつも後回しにされていたという不遇のアルバム。
でも、嫌いではありません。
木管楽器とバイオリンが生み出す、柔らかな不協和音。エレクトリックベースとのユニゾン。重たく、硬質なドラム。
そういう音世界は、とても好きです。
ゴールデンウィークに突入した土曜の日中に聞くような音楽ではないのですが、仕事帰りとかいいかもしれません。
「今日は疲れたな」なんていう日の帰りの電車の中で、仕事の緊張感をほぐすのに、不協和音の微妙な振動は最適でしょう。ただ、全てのかたにお勧めできるというものではありません。
以前このアルバムを聞いた時(もう何年も前ですが)には「曲が長い」と感じたような記憶があったのですが、ボーナストラックを含めてCDの収録曲は12曲。
4~5分程度の曲が多いです。
なんで大作のイメージがあったんだろう、と思っていたら、いくつかの曲で似通ったフレーズが出てきます。
一つのテーマが繰り返し展開している、ような気がします。
これはやはりiPodに取り込んで、しっかりと聞き込んでみたい1枚です。
[The Hard Quest]
1.Vieux-Manants
2.Civic Circus
3.Affinite
4.Rouages
5.News From Outside
6.Rebus
7.Kermesse Atomique
8.Succes Damne
9.L’Impasse du Cholera
10.Xenantaya
11.L’Oubli
12.Periactor (bonus track on Japanese Edition)
Michel Berckmans
bassoon, oboe, english horn, melodica, piano on 8 & 9
Daniel Denis
drums, all keyboards, percussion, melodica, voice on 5
Igor Semenoff
violin
Dirk Descheemaeker
clarinet, bass clarinet
Reginald Trigaux
electric bass, voice and accoustic guitar on 10
上のジャケ写をクリックすると、オフィシャルサイトに飛びます。
こわそうな音楽やってるわりに、気の良さそうなおじさんたちの写真が出迎えてくれて、面白いです。
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「ゴートっぽい」の「ゴート」は、ゴート族の「ゴート」。
高校で世界史の勉強して以来、久々に「ゴート族」なんてことば使いました。
ローマ帝国の崩壊の原因の一つが、このゴート族の大移動といわれています。(これも受験以来久々に思い出した)
なんで大移動を始めたんでしょうね。
外敵の侵入とか、異常気象か、天変地異か。
その原因を知りたいと思いましたが、高校の世界史は覚えること(教科書的に教えること)が沢山あって、興味を持つように掘り下げる暇も無く、どんどん次の時代の話に進んでいってしまいました。
Univers Zeroは、かつてゴート族の人々が住んでいたであろう、ベルギー出身。
バスーンだのバイオリンだのを取り入れたそのサウンドには、いろんな形容詞をつけて紹介されています。
ゴシック
チェンバー
暗黒
複雑
高度
「The Hard Quest」はUnivers Zeroが1999年に発表したアルバム。
このアルバム発表まで、12~13年ほど活動停止期間があったそうで、つまり歳結成後の最初のアルバム。
再結成ものにありがちな「原点回帰」と「やっぱりむかしのほうがよかったぜぃ」という懐古趣味の入り交じったアルバムであるに違いありません。
しかし、Univers Zeroはこれ一枚しか聞いてないので、名盤として名高い初期作品と比較してどうだとか言うことは出来ません。
初期作品も、いつかは聞きたいと思っていますが、でもこのアルバムですり込まれた「The Hard QuestのUnivers Zero」がいつまでも印象に残っていることでしょう。
さて、実は、このアルバム久しぶりに引っ張り出してきて聞いています。
iPodに入れてじっくり聞きたかったのですが、何故かいつも後回しにされていたという不遇のアルバム。
でも、嫌いではありません。
木管楽器とバイオリンが生み出す、柔らかな不協和音。エレクトリックベースとのユニゾン。重たく、硬質なドラム。
そういう音世界は、とても好きです。
ゴールデンウィークに突入した土曜の日中に聞くような音楽ではないのですが、仕事帰りとかいいかもしれません。
「今日は疲れたな」なんていう日の帰りの電車の中で、仕事の緊張感をほぐすのに、不協和音の微妙な振動は最適でしょう。ただ、全てのかたにお勧めできるというものではありません。
以前このアルバムを聞いた時(もう何年も前ですが)には「曲が長い」と感じたような記憶があったのですが、ボーナストラックを含めてCDの収録曲は12曲。
4~5分程度の曲が多いです。
なんで大作のイメージがあったんだろう、と思っていたら、いくつかの曲で似通ったフレーズが出てきます。
一つのテーマが繰り返し展開している、ような気がします。
これはやはりiPodに取り込んで、しっかりと聞き込んでみたい1枚です。
[The Hard Quest]
1.Vieux-Manants
2.Civic Circus
3.Affinite
4.Rouages
5.News From Outside
6.Rebus
7.Kermesse Atomique
8.Succes Damne
9.L’Impasse du Cholera
10.Xenantaya
11.L’Oubli
12.Periactor (bonus track on Japanese Edition)
Michel Berckmans
bassoon, oboe, english horn, melodica, piano on 8 & 9
Daniel Denis
drums, all keyboards, percussion, melodica, voice on 5
Igor Semenoff
violin
Dirk Descheemaeker
clarinet, bass clarinet
Reginald Trigaux
electric bass, voice and accoustic guitar on 10
上のジャケ写をクリックすると、オフィシャルサイトに飛びます。
こわそうな音楽やってるわりに、気の良さそうなおじさんたちの写真が出迎えてくれて、面白いです。
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