おいみず亭 Family & Friends

美味しい食べ物と知的好奇心、そして楽しい仲間!!

はなまつり

2008-04-08 23:53:32 | 亭主独白
花祭りでしたね。
会社が早く終わったら、どこぞお寺さんでも回ってみようかと思ったのですが、渋谷界隈というと・・・どこだろ。
でも、それ程早くは帰れなかったので、どこにも寄れませんでした。
しかし、食事とってブログ見てまわっても、まだ日付が変らないなんて、なんだか久しぶりで新鮮。

Physical Graffiti [Disc 2] / Led Zeppelin

2008-04-08 02:23:41 | 最近聞いた音楽
カシミールの山地を一気に流れ下った奔流は、インドの地へと入り、緩やかに蛇行しながら流れていきます。




Disc!(LPのA面B面)の延々とリフが繰り返される長ったらしい曲に辟易しながら、C面、そしてD面へ。
このサイドの最初の感想は「曲の後半が力尽きている」でした。
やはり、最初聞いた時は、ろくでもない感想しか持ちませんでした。
この原因て、今にして思うと「Night Flight」ですかね。
出だしは快調なんですが、後半はちょっと雑な感じがします。
出だしがとても好きなだけに、エンディングはちょっと・・・残念でした。

AB面が、なんとなく統一感があったのに対して、CD面はバラエティーに飛んでいる。というか、バラバラな感じ。
その辺り、寄せ集めアルバムの所以でしょうか。
そんなバラバラ感があったから最初に聞いた時、曲が「力尽きた」と感じたのかもしれません。

そのなかで、「Ten Years Gone」「The Wanton Song」「Sick Again」が、AB面(Disc1)に通じる音作りでしょうか。
アコースティックで肩の力抜いた感じの「Boogie With Stu」や「Black Country Woman」もそれぞれ面白いのですが、アルバムのアクセントしていは、どちらか一曲で良かったかも。。。
もっとも、どっちをとると言われるとちょっと困るかも。
「Down By The Seaside」は、今聞くとどうもHoneydrippersの「Sea of Love」みたいな脱力系。
それが途中で曲調が一転するのが面白いのですが、やっぱ、脱力系が3曲というのはどんなもんでしょ。
さすがにアルバムとしてのまとまりが・・・と考えると、実はこの肩の力抜いた辺りがCD面の狙いだったりして。
先にあげたAB面と似通った3曲は、「しかたなく」CD面に回されたのかも。

あ~、でもZepって「III」とか「聖なる館」とかこのアルバムの「Bron-Yr-Aur」とか、アコースティックな感じ、広々とした感じの曲作っていたので、このCD面も実は脱力系/ダウン・トゥ・アースな曲がメインなのかもしれない。
であれば、先の3曲を捨てて、全編「明るいハードロック」指向しても良かったような気がします。
でも、ソッチの方に行かず、なんとなくAB面で聞けるようなゾロゾロしてかっちりしたものに向かいたい、というのがこの頃のZepの方向性だったのかもしれませんね。
なにしろ、次のアルバム「Presence」もかっちり作られているし。。。

なんだか、CD面の曲をきいていると、全体的にもう少し時間かけて手を加えれば、もっと輝いた曲になったような気がしてならないんですけど。
でも、そうしたら2枚組じゃなくて、アルバム2枚に分けてたかもしれないですね。
「時々は肩の力抜いてよ」っていう、この位が丁度よいのかなぁ。
でもなぁ・・・

[Physical Graffiti]
DISC2
1. In The Light
2. Bron-Yr-Aur
3. Down By The Seaside
4. Ten Years Gone
5. Night Flight
6. The Wanton Song
7. Boogie With Stu
8. Black Country Woman
9. Sick Again





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