多摩、ときどき山

多摩の暮らしと山のブログ

【ガイド】奥秩父/雲取山①

2011-11-04 22:06:36 | ガイドのこと

11/2~3日、旅行会社の仕事で奥秩父/雲取山(くもとりやま)のガイドを行いました。

初日、登山口の山梨県 丹波山村・鴨沢(たばやまむら・かもさわ、標高540m)の気温は何と20℃。11月とは思えない暖かさ(暑さ?)に、秋になり切れていない季節を感じました。

少し遅れ気味の紅葉は、標高1300~1400mが見ごろ。

■2日(水)/晴れのち曇り
鴨沢-堂所-七ツ石小屋-ブナ坂-奥多摩小屋-雲取山-雲取山荘<泊>
P1090258
堂所(どうところ、1250m)。
P1090256
緑色が目立つ森林(もり)の中で、コハウチワカエデ、コミネカエデなどの赤、コシアブラやミズナラの黄色が映えていました。

1600m付近。
P1090264
こちらはブナの黄葉。

P1090266
雲取山へ続く石尾根。稜線上のカラマツも、まだ落葉していません。左奥は飛龍山(ひりゅうさん・2077m)。

P1090271
雲取山山頂(2017.1m)。
P1090272
南側の眺望。鮮やかな紅色系の果実(マユミ?詳しく調べることができず…)の向こうに、富士山が浮かんでいました。

夕暮れ前、本日の宿・雲取山荘へ向かう途中…
P1090275
ニホンジカの親子に遭遇。参加者の皆さんは大喜び。

あまり喜んでばかりもいられないのですが…(苦笑)

■3日(木・祝)/曇りのち晴れ
雲取山荘-大ダワ-白岩山-お清平-霧藻ヶ峰-三峰神社
P1090278
雲取山周辺は、コメツガ、シラビソ、トウヒなどの亜高山帯針葉樹林が魅力。

P1090282
ナナカマド(七竈/バラ科)の果実
。雲取山荘のスタッフの話では、今年は豊作とのこと。確かに、あちらこちらでたわわに実っていました。

P1090284
お清平(おきよだいら、1440m)の紅葉。

P1090286
霧藻ヶ峰(きりもがみね、1523.1m)への登りから振り返る。奥に見えるのは、下ってきた前白岩山(まえしらいわやま、1776m
)。

P1090290
三峰神社(1040m)へ全員無事に下山し、感謝の参拝。豪華絢爛な拝殿に圧倒されました。

P1090293
駐車場へ向かう途中、雲取山(真ん中奥やや左)~飛龍山(同右)の稜線が手に取るように見えました。左端は、白岩山(しらいわやま、1921.2m)。

秩父側から見ると、雲取山は意外に人里に近く、ピークも顕著。東京都の最高峰にして、最奥の山の印象ですが、この風景を見ていると、埼玉県側の人たちにとってはごく身近な存在なのでしょうか。

P1090294
西武秩父駅。こちらからは南正面に、石灰岩採掘のため削り取られた武甲山(ぶこうさん、1304m)北面が、際立っていました。










































コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 紅葉と幻想の尾根道/三頭山 | トップ | 【ガイド】奥秩父/雲取山② »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿