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多摩、ときどき山

多摩の暮らしと山のブログ

花の東高尾へ

2021-05-09 15:36:18 | 山のこと


2月下旬、奥多摩/麻生山(あそうやま・794m)にて。

雪がところどころに残り、まだ薄ら寒かった…この日出会ったのは4名のみ。

以来、年度末のバタバタで公私ともに忙しく、すっかりご無沙汰していた山歩き。春爛漫のベストシーズンを逃してたまるか〜💦と4月11日、ウォーミングアップを兼ねて、我が家からJR中央線3駅で行ける東高尾山稜を目指しました。

8:45 高尾駅南口を出発。
新緑萌えるこの場所が取り付き。
住宅街を取り囲むように連なる尾根。

この稜線を歩いて行きます。真ん中奥に覗くのは高尾山(599m)。

春の光の中、満開のマルバアオダモ(白い花)とヤマツツジ(赤い花)の競演が眩い。

11:40草戸山(くさどやま・364m)。気温14℃。

ハイカーや家族連れが賑やか。小耳に挟んだところでは、最近この登山道がテレビで取り上げられたそうで「訪れる人が増えて残念…」(高年女性)。

私も、このコースには高尾山の人混みを避けてよく訪れています。季節が良いこともあり、特にトレランを中心に人の多いこと!以前の静かな道が懐かしく感じられました。

という訳で、私と妻は人混みを避けて、少し進んだ平坦地(ベンチとなる倒木あり^^ )で昼食に。

三沢峠も結構な人出。

通常この先から南高尾山稜に入りますが、今回は…

梅ノ木平に下山。

国道20号の車道歩きを経て、14:55JR高尾駅北口にゴール。


本日歩いたコース。

この時期の高尾といえば、もちろん!…(写真が撮れた)ほんの一部をご紹介。

クサイチゴ(草苺)

といっても、れっきとした木です。

ダンコウバイ(壇香梅)と
クロモジ(黒文字)

同じクスノキ科クロモジ属の落葉低木。いずれも香りが上品で、個人的にお気に入りです。

ヤマツツジ(山躑躅)

今年の開花は異様に早かった?

ヤマブキ(山吹)

こちらも盛りを迎えていました。

その他…
コバノガマズミ

チゴユリ(稚児百合)
ミツバツチグリ(三葉土栗)
トウゴクサバノオ(東国鯖ノ尾)

ヤマルリソウ(山瑠璃草)
マルバスミレ(丸葉菫)
エイザンスミレ(叡山菫)
イチリンソウ(一輪草)

そして…
ニリンソウ(二輪草)は…
ドンぴしゃりのタイミング♪

これ以上望むべくもない笑顔で迎えてくれた「花の山」。2人とも、日常のゴタゴタで穢れ(気枯れ)かけていた身と心に、たっぷりの“気”をもらって家路に着きました。

歩行強度×行動時間が「理想的な有酸素運動」(『登山の運動生理学とトレーニング学』(山本正嘉著/東京新聞出版局))を実現し、自然の力で感性が研ぎ澄まされ、心も洗われて元気になる山歩き。決して「不要不急」の外出ではな〜い!…と、改めて実感した一日。(^-^)

こんなところに…
サイハイラン(采配蘭)も。

☆本日のデータ:距離12.9㎞/最高高度417m/累計高度(+)664m(-)668m/行動6時間10分☆















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