ちかちゃんの・・前を向いて行こう!

39歳、まさかの乳がん発覚。その時の自分の気持ち、そして戻って来た普通の日々・・思いつくまま書き記しておこうと思います。

細胞診 

2008-01-24 | 告知まで
悪い夢なら早く覚めて・・。
そう思いながらなんとか眠りにつく・・。
しかし、目覚めても現実は現実。

先生は6割・・と言った。ならば残りの4割は違うということだ。

そんな気持ちを繰り返して1週間が過ぎる。

1週間後の12月15日、難波のOCATへMRIを受けに行く。

この前一人で診察を受けて、先生の話をまともに聞けなかったので、今日は母が付いてきてくれた。
そこでも怪しさを否定されず、そのままT病院へ。
細胞診をするためだ。

太い針を刺すらしく、まず胸に麻酔の注射。
その後に注射というか鉄砲(私にはそう見えた)のような物を
刺して、パシュッ、パシュッと強い衝撃。
その度に猛烈に痛い・・。
思わず「痛っ!」っと顔がゆがむ。

先生は慌てて痛み止めの注射をしてくれたが、その後急に頭がフラフラ・・・。
お昼を抜いてこんな検査をしたからか・・。
強烈なめまい・・。

そのうち座っているのも困難になり、点滴室のベットに横になる。
そして猛烈な吐き気。
いっこうに治まらないがもう夕方で先生方も帰る時間なので、とりあえず病院を出た。

ちょっとでも楽になるかとハァハァと息をしすぎて過呼吸になり、全身がしびれて動けなくなる。
傍にいた母や旦那は相当慌てていた。
心配をかけたくなかったが、自分をコントロールする余裕は全く無かった。

結局吐き気は治まらず、夜もう一度病院に行って吐き気止めの点滴をしてもらい、
安定剤を飲んで、何とか眠りについた。

最初からこんな感じで、この先私は一体どうなってしまうのか・・。
抗がん剤なんて強い薬に、勝てるはずがない。
もう現実から逃げ出したい気持ちでいっぱいだった。
心細くて心細くてたまらなかった。

神様助けて!

何度叫んだかわからない。
私が今まで何か過ちを犯して、その罰を受けているなら、もう十分です。
どうか私をこの苦しみから解放してください。

しかし祈りは届かなかった。
暗い暗い闇の中に一人ぼっちだった・・。

最新の画像もっと見る