ちかちゃんの・・前を向いて行こう!

39歳、まさかの乳がん発覚。その時の自分の気持ち、そして戻って来た普通の日々・・思いつくまま書き記しておこうと思います。

婦人科検診 

2008-01-23 | 告知まで
問診票に一応気になる右胸の事は書いた。
たぶん気のせいなんだろうけど・・・一応・・ね。

子宮の検診が終わって胸の超音波へ。

「右の方に何か硬い物があるんですけど・・骨・・ですよね?」

私の言葉に先生は触診しながら

「これは・・骨やね」

と笑いながら言う。

「わ・・やっぱり・・心配して損しました~」

と仰向けに寝転んで超音波を始めた途端、先生の顔が険しくなる。

「これ、骨じゃない・・。
 骨の上に何か映ってる・・!」

「え?」

ほっとして笑みがこぼれていた顔が強ばった・・。
それまでのやんわりした雰囲気が一気に張り詰める。
先生の表情は最後まで厳しいものだった。
要精密検査・・とのこと。
大きな病院の紹介状を書いてもらった。

ただ、紹介してもらったT病院の乳腺外科の先生の診察日は木、金のみとのこと。
今日は金曜・・
冗談じゃない。この不安を抱えたまま1週間を過ごせと?!

家族には何て言おう・・。
明日は法事で親戚にも会うのに・・。
こんな不安を抱えたまま、平静を保てるわけがないよ・・。

帰り道、道端に自転車を止めて、とにかく早く診てもらえないかとT病院に電話を入れてみたが、来週まで無理・・という冷たい返事。
どうすることも出来ず電話を切る。
これはえらいことになったのかも・・。

ただ呆然と立ちつくしていた。
胸がドキドキして、顔が熱い・・。

これから1週間どうやって暮らせば?
不安な気持ちを抱えたまま、どうやって家まで帰ったか、あまり覚えていない・・。


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