地球上の小さな日記

繰り返す毎日の中に埋もれてゆく小さく些細な記憶達を、忘れないように書いてます。だから・・・

列とトンネルとヒマワリ

2006年04月29日 17時09分35秒 | 
先日このカテゴリーを開設した時、
「オレは全然夢を見ない」的な事を言ったと思うが、
その舌の根が乾かぬうちに、見てしまった、夢を!!

そういえば昔「睡眠」について調べた時に、
人は一日に映画一本分くらいの夢を見ていると書いて有ったっけ。
先日以来、夢を見たら書くという意識が強まったせいか、
普段は忘れてしまうはずの取り留めの無い夢を忘れずにいるのだろう。

そうそう、最初に言っておくけど、
今から書くのは夢の中の話であり、かなり断片的なもの。
脚色するつもりもないので文章が乏しくなる上、
夢特有の不可解な思考も絡んでくるから、
いよいよ意味のわからないものになってしまうだろう。
多分未来の自分が見ても、サッパリわからないものになるかもしれない。


・・・深い眠りの中あの夢が始まったのは、
見たことも無い閑静な住宅街の中の、ある一軒家の玄関先だった。
オレは誰かと散歩に出かけるところだった(と思う)。
(誰とかはよくわからない。ただ小さな男の子だった。
今こうして考えると、それはランドだったと感じる。
多分ランドが夢の中で人間化していたのだろう。)

時間は早朝だろう。人の気配もないし、薄暗い感じだった。
最初は徒歩で家を出たと思うのだが、知らないうちに自転車に乗っていた。
緑一色の芝生の丘に開いているトンネルを横目に見て、
そのまま結構広い道路を渡ると、
その向こうは(実際とは全く異なる)中華街になっていた。

何だか自転車が邪魔になってきた。
でも、中華街内は駐輪禁止だからと、その脇にある歩道に駐輪する。

駐輪すると、風景は一変。
何と、歩道にはものすごい人が溢れているではないか!
よく覚えていないけど、それは何かに並ぶ人々だったはず。
人ゴミをかきわけて、オレもその最後尾に並ぶ。

知らないうちにランドママが傍にいる。
ふとトンネルの方へ目をやると、
トンネルの上にはチョットおかしいヒマワリが有る。やたら大きい、布で出来たようなヒマワリ。花の部分だけで2メートルくらい有ったか。
その向こうの空はクレヨンで塗ったような青さ。

「ほら、ヒマワリだよ」と、オレが言う。
「違うよー。・・・・だよ!!」とランドママ。
「そっか・・・」
ランドママは何と言ったのだろう?

歩道に並んでいたはずなのに、いつの間にか機械的な通路に並んでいる。
そこは、よくSF映画とかで見かける宇宙船の通路みたいな場所だった。
この時、夢の中で変な音が聞こえて来た。
何かと思ったら、ランドママがオレを起こす声。

よって、夢はここで終わる。
何だかよくわからない普通の夢だった。
でも、なんか余韻を残す夢だった。





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