笹の葉さらさら 軒端にゆれる
お星様きらきら 金銀すなご
五色の短冊・・・
道を歩いている時、どこからともなく聞こえてきた七夕の歌。
どこから聞こえてくるのだろうと辺りを見渡すと、
通りの向こう側に小さな幼稚園が有った。
懐かしいねこの歌。
何だかものすごく久しぶりに聞いた気がする。
この歌が聞こえてきた時、
ふと幼稚園の庭に飾られた大きな笹に短冊を付けた記憶が浮かんできた。
なんて書いたんだっけ?
全く思い出せない。
7月7日は七夕。
今ではただ通りすぎるだけの日だけど、あの頃は違った。
時の流れが早いと感じるのはそういうところから始まっているのだろう。
何のわくわく感も感動も無く、ただ通り過ぎていく日々。
精一杯何かをやっても、それほど強く印象に残らない日々。
いつからか、そんな日だらけになってしまった。
笹の葉さらさら 軒端にゆれる
お星様きらきら 金銀すなご