地球上の小さな日記

繰り返す毎日の中に埋もれてゆく小さく些細な記憶達を、忘れないように書いてます。だから・・・

突然の体調不良

2010年09月26日 10時13分22秒 | 小さな日記
誠に以てベタな話だが、つい最近の凄まじい「気温変動」によって体調を崩してしまったらしく、
今日になっても腹に筋肉痛のような違和感が有る。
全く・・・。
恐らくコレが、近頃オレに付きまとっていた小さなミスのオチなのだろう。


体の不調に気が付いたのは昨日の朝。
突然下腹の筋肉がつるような激痛によって、強制的に起床させられたのだ。
最初はいつもの「アレ」かと思ったのだが、少し痛みの種類が違う。
喉が渇いたので麦茶を飲んでも普通に飲めるし、腹の気持ち悪さもなかったのだ。
もちろん逆流性食道炎の薬を飲んだのだが、当然効かない。

何だこれは?と、
居間でのた打ち回っていると、
やがてランドママが起きてきて、事情を説明すると、
「風邪じゃない?」と言う。

そうか!
確かに、以前ランドママがかかった腹から来る風邪に似ているような気がする。
そこで体温計を引っ張りだして熱を計ってみると、37.4。
間違いない。原因がわかれば問題はない。
風邪薬を飲んで、腹の痛みをごまかす様にまた布団に転がり込んだ。

しばらく経って起きたが、腹の妙な痛みは治まる気配はない。
そこでもう一度体温計で熱を計ってみると、何と38.6!
コレは本格的な風邪にかかってしまったらしい・・・。
しかし、だからと言って、いつまでも寝ていられるものでもないので、
テレビを見たり、録画しておいたものを見たりして昨日は時間を過ごしたのだった。



本当は昨日は友人のお見舞いに行く予定だった。
そこにこの「腹から来る風邪」。
オレが風邪を引くこと自体晴天の霹靂だし、熱にも強く出来ているので、
おそらく腹痛が伴わなければ気付かずにお見舞いに行っていたことだろう。
だからこそ、この風邪に深い意味を感じてしまう。

ちなみに今の体温は36.4。
鼻水やセキが一切出ないのがいささか気になるが、
快方に向かっているのは間違いない。
今は腹の違和感が治れば完全復活といったところ。




中秋の名月

2010年09月23日 08時53分57秒 | 小さな日記
暗い夜空に青白く輝く満月。
月はどこで見ても神秘的で、不思議な感じがする。
今の時代でもそうなのだから、昔の時代ではもっとそう感じただろう。
童話や童謡に出てくる月の意味が少しだけわかるような気がする。

そう。
昨日は「中秋の名月」だったのだ。
しかし、夜には雨が降ると天気予報で言っていたので、
今年は見られないかなぁと思っていたのだが、
図らずも、夜になっても雲の無い夜空が広がっていたため、
綺麗な名月を見ることが出来た。
文字通り「秋の真ん中の名月」という意味だろうが、
昨日は全く秋を感じられない一日だった。
完全に真夏だ。
この時期に34℃っておかしいだろう。
これもラニーニャ現象がもたらすものなのか?

おかげでせっかくの風流さが少し色褪せた感じ。
全く・・・。
やはり、季節相応の気候がしっかり来なければ、
その素晴らしさもつや消しになる。
つまり、和の雰囲気が失われるということ。
う~ん。

LED再び

2010年09月19日 19時58分12秒 | 
新車が来てからまだ間もない頃、
ルームランプをLEDにしよう!と思い立ち、
近所のカー用品店で車種別のものを購入した。
当時はまだ値段も高価だったが、
純正の電球よりも数倍明るくなってかなりの満足度だったのを思い出す。

あれから幾年月。

経年劣化なのかどうなのかは知らないが、
いつの間にか三つ有ったLEDのうち一つが点灯しなくなり、
残る二つのLEDも大分光量を失って、今では純正以下に。
それでもまあいいかとここまで来たけれど、
先日の車検の見積もり以来再び心に火がついて、あの暗さが許せなくなってきた。

そこで、今回はネットでいろいろ探してみると、あるある。
なかなかよさ気なLEDが安い値段でたくさんあるではないか!
その中でもいろいろ吟味して、最もいい感じのものをすぐ注文。
LED32連発のヤツ。

ところが、商品が届いて事件が発覚。
なんと、32連発を注文したのに来たのは40連発のものだったのだ!
これは困った。
ギリギリのサイズがLED32連発のものだったのに、40連発では恐らく納まりきらないだろう。
しかし、返品するのも面倒くさいので、強引に取り付けることに。

結果として、ビスを一本取り去り、カバーも閉まらないので、
アルミテープで固定することにしたが
明るさは凄まじく、まるで蛍光灯のよう。
これこれ!
しばらく忘れてたよこの感じ。

車検は12月。やるべきことはまだまだたくさん有る。

大雄山最乗寺

2010年09月18日 23時51分26秒 | 小さな日記

今年の夏は非常に暑くて、やや「自然不足」気味な今日この頃。
何だか体全体がカチカチになっている気がするのは、
きっと、仕事のせいだけじゃないだろう。
というワケで、3連休初日である今日は、
朝早くから足柄の山奥に有る最乗寺に行ってきた。



最乗寺に来るのは今回で3回目。
パワースポットと言われているだけ有って、その清々しさはハンパじゃない。
感覚としては、先日行った富士山の麓の浅間神社に近いものを感じる。





まだ朝が早いので、参拝に来る人もまだ少ない。
そのせいで、神聖な雰囲気はいつもよりも強く、
空気はキラキラしているみたいな感じだった。



どんどん階段を登っていく。



階段は全部で何段くらい有るのだろうか?
ちょいちょい休憩を挟みながら、「奥之院」目指してどんどん階段を登っていく。



(毎回そうだが)青息吐息でようやく奥之院に到着!!
到着すると何やら尺八の音色がどこからか聞こえてきたので、
周りを見渡してみると、奥之院の脇でお坊さんが尺八を吹いていた。
その音色のキレイなことよ!

お坊さんとは反対の場所に腰掛けてその音色をしばし聞いていた。
森にしみる尺八と木々のざわめき、どこからか漂ってくるお線香のいい香り。
目を閉じれば、まるで大自然の中心にいるというか、
自分と自然が一体化しているような錯覚に支配される。
何とも言えない心地良い一時。

しばらくして、さぁ帰ろうと立った時、
体が随分軽くなっているのに気が付いた。
スッキリしている感じ。

やはり、自然に触れるのはいいものだ。
体にたまった悪いものを浄化するには、
(オレの場合)これ以外方法はないと思う。
昨日痛めた背中も脅威的に回復しているし、
心にも充実感は有る。
これがオレの命の洗濯なのだろう。



車検の見積もり

2010年09月12日 19時39分46秒 | 
月が流れるのは早いもので、もう少しで今の車も丸5年になるため、
ちょうど今年が2回目の車検ということになる。
車検は12月なのでまだ先の話だが、
不当に金がかかるものだし、今回は知り合いのところに出さない予定なので、
事前調査とうそぶいて近くのカー用品店に見積もりをもらいに行って来た。

見積もりは最低で8万チョイ。思っていたよりも安い。
しかし、今回はいろいろな消耗部品をこうかんしてもらおうと思っているので、
結局は結構な金額になりそうだが、それでもまぁ思いの外安い。

いろいろな項目で調べてもらったところ、
今回交換しようかと思っていたブレーキパットは思いの外消耗していなかったので、
今回はスルー。
気になっているファンベルトはもちろん交換。
エンジンオイルもやってもらうつもりだったが、
車検とは別にやった方が何故か安い内容だったので、当然スルー。
エアフィルターは自分でやってもさほど変わらないので、交換してもらう予定。
ブレーキオイルと冷却水交換もお願いする。
ATFはどうするか検討中。

以上の項目(ATFを除き)をすべて足すと、
ちょうど10万を少し割るくらい。
まぁそんなモンだろう。
車検はまだ先なので、11月くらいになったらもう一度見積もりをもらいに行って、
さらに煮詰める予定だ。

そうそう。前回は通ったLEDポジションランプは光量不足の指摘が有った。
う~む。
そう言われてみると確かに暗い。
それに、今回特に言われなかったけれど、
ヘッドライトのHIDも光軸関連でかなり怪しい(前回大苦戦)。
というワケで、車検前にコレは自分で交換しておかないとダメ。
面倒だが仕方が無い。






台風9号

2010年09月08日 21時19分36秒 | 小さな日記
台風がこちらへ向かってきていたのは知っていたのだが、
まさか本当に来るとは思っていなかった。
いつも、「関東直撃か?」なんて派手なニュースが流れる時は、
大抵何かに引き寄せられるかのように大幅に進路を変えて、
全く近寄りもしないことがとても多いからだ。

しかし、今回はどういうわけかそのまま来た!
いくら勢力が弱まって熱帯低気圧になったからといっても、やはり威力強烈で、
朝からずっと降り続いた大雨でずぶ濡れになってしまった。
昨日はあんなに暑かったのに、今日は寒い感じ。
何だか体調を崩してしまいそう。

それにしても、この時期に「9号」とは少し数が少なすぎじゃないだろうか?
よくわからないけど、この時期の台風って大体「14号」くらいじゃなかったっけ?
どうでもいいけど、これも異常気象の一部なのかもしれないね。


視覚

2010年09月07日 22時07分18秒 | 小さな日記
毎日変わらぬ暑さで、夏はまだまだ終わらない感じだけど、
ふと気が付けば、日の長さは随分と短くなってきた。
つい最近まで6時半でも明るかったはずなのに、
今ではもう夕闇どころか完全に夜の世界になっている。

そして、アレだけ青々としていた田んぼも、
今では少し黄色味がかっている感じ。
よく見ると、その黄色の発信元は稲穂なのだ。
そう。
コレだけ毎日夏の延長戦が行われているのに、
稲穂は来るべき収穫の時に向けて着実に成長しているのだ。
不思議だねぇ。

いつもそう。
季節の移り変わりを感じるのは体感ではなく視覚。
暑い暑いと言いながらも、その周囲では着実に季節は移り変わろうとしているのだ。
でも、それを体感できるのはまだ先になりそうだが・・・。






記憶のパズル

2010年09月06日 21時13分14秒 | 小さな日記
本日仕事中、オレは細い歩道を歩いていた。
9月に入ったことなどまるで関係ないとでも言うように、
午後の日差しは情け容赦もなく辺り一体を照らしつけていた。
そんな中を汗を拭いながら歩いていると、ある時、
どこからともなく草の匂いが漂ってきた。

草をすりつぶしたような濃い緑の匂い。
遠い昔、どこかでかいだことの有る匂い。
何だっけこの匂い。何か懐かしい感じがする。

強烈な午後の日差しが、
身の丈ほどのブロック塀を照らしている。

その光景を見たとき、思い出した。
そうだ。オレは子供の頃、家の近くでよく草をすりつぶして遊んでいたのだ。
すりつぶして出来たエキスを紙に塗ってみたり、
丸めて「草団子」にしたり。
一体何が楽しかったのかわからないが、よくそうしていた。
午後の日差しが当たるブロック塀の近くで。
すごい懐かしい。
何で忘れていたのだろうか。


記憶は頭のどこかで眠っている。
どんな小さな事でも完全に失っているワケではない。
いろいろな条件が重なった時、暗闇を光が照らすように記憶のトビラが開くのだろう。
まるで、記憶の欠片のパズルみたいものだ。
出来る事なら忘れているいろいろなことを思い出したいが、
それは本当に偶然が重ならないと難しいだろう。
だって、このパズルを完成するのに30年近くもかかっているのだから。







あの富士の山へ 最終章

2010年09月05日 14時56分26秒 | 小さな日記

六合目から五合目に戻って、家から持ってきた弁当を車の中で食べながら考える。
時計はもうすぐ12時を指すところだから、
もうかれこれここに3時間弱いることになるのか。
本当はこの後下界のどこかで昼飯を食べようかと思っていたのだが、
今こんなに食べてしまうとそれも厳しいだろう。
う~ん。どうしようか・・・。
とりあえずもう少し五合目を散歩してみようか。

と、ハッキリと結論が出ないまま回復した体で「小御嶽神社」に行ってみると、
扇子状の変わったおみくじ有ったので、やってみた。
すると見事「大吉」!!
いやはや、こ~ゆ~おみくじで大吉を出すのは何年ぶりだ?
最近はいつも中間的なやつだからいつも気にしなかったけれど、
やはり大吉だ出るとちょっと嬉しいね!

この時思った。
そうだ。浅間神社に行こう。



というわけで、軽く車で昼寝をした後、
一気に富士山を下って麓の浅間神社に到着。

この浅間神社に来るのは今回で2回目。
実は去年の夏にも来ているのだ。
その時も思ったが、ここの空気は他とは違う気がする。
何かこう、腕のいい整体士にゆがんだ背骨をビシッと整えられたかのような感じ。
神聖な雰囲気に満ちていて、どこから来るのかわからない安心感が有る。





この辺りから腕と首の違和感に気が付き始めた。
つまり、露出している部分が日焼けして赤くなっていたのだ。
まさか、こんなに日焼けすることになるとは思わなかった。
標高の高い山は空気が薄い分紫外線が強いのだっけ?
何かそんな話を聞いた事があるようなないような。
次に来る時はもっと気をつけよう。

時計は15時。
心に充実感を感じながら、帰途に就いた。
何という長い一日だろうか。
いつもと同じ長さの一日なのに、全然違う。
このような休日の過ごし方は、
心に安らぎを与えて麻痺してたものを思い出させてくれる。
いい旅だった。

                      おわり




あの富士の山へ 第二章

2010年09月04日 15時09分52秒 | 小さな日記

五合目の広場から「泉ヶ滝」までは結構平坦な道が続いていたのだが、
ここからの道は急に勾配がキツくなり、
ここにきて額に汗が滲み出した。
その上、道はマグマが固まって出来たような小さな軽石で覆われていて、
ザクッと踏んでも下に石が流れてしまうので、全く踏ん張りがきかない。
つまり、サンダルなどで来た人はこれ以上先にはいけないだろう。
これは大変だ。わざわざスニーカーで来たのはよかったが、
富士をなめるなと軽石に言われたような気がした。



道が悪いせいなのか、空気が薄いせいなのか、
それとも早起きのせいなのかわからないけれど、
やたら足が疲れるので、チョコチョコ休憩しながらゆっくり登っていく。



遠くから見ると綺麗な富士山も、近くから見るとおどろおどろしい感じがする。
ここまでくると背の高い木はもう見当たらない。
有るのは昔どこかで習った高山植物というヤツばかりだ。

ザクッ、ザクッと汗を拭いながら一心不乱に登っていくと、
ある時人工的な建造物がチラッと見えた。
アレが六合目か!



六合目に到着!!
想像していたよりもずっと厳しかった。
それにもかかわらず、パッとしない。
五合目までとはいかなくても、多少いろいろな施設が有ると思っていたのだが、
有るのは「安全指導センター」とトイレだけ。
でもまぁ、それは当然か。
ここはもはや観光レベルの場所じゃないのだから。



頂上方面を見上げると、ここからはさらに厳しさが増しそうな道が延々と続いている。
そして、頂上に有るという観測所も見えない。
ウ~ム。
見るからにこれは地獄だ。
明確な目標と強い精神が無ければ登頂は出来まい。



あの水たまりは山中湖か。
ゴツゴツした岩に腰掛けて休憩していると、急に腹が減ってきた。
なるほど、この足の疲れはエネルギー切れということか。



しばらく景色を眺めながらボーっとした後、
今度は五合目の車に置いてきた弁当を目標に、
今来た道を戻っていく。

下りは楽だろうなんて思っていたが、
それは間違いだった。
下りは下りでさっき言った小さな軽石がすぐに崩れるので、
注意をしていても危ないのだ。
行きも怖いし帰りも怖い。
富士に登ろうとしている人には常識かもしれないが、
本当に富士をなめたら大変なことになるだろう。

                          
                         つづく