ロドス島の薔薇

Hic Rhodus, hic saltus.

Hier ist die Rose, hier tanze. 

荒川選手の金メダル

2006年02月24日 | 日記・紀行
 

低迷を続けていたトリノオリンピックでようやく荒川静香選手が金メダルを獲得して消えかけていた希望をかろうじてつないだ。すばらしい芸術的ともいえる演技だった。こうした才能は作ろうと思っても作れるものではない。どうしても天賦の素質が必要とされる。一方で、今回のその他の日本チームの不振は問題が大きい。

国内では、民主党がホリエモン氏の「偽メール」をめぐって混乱している。政治における人材の不足、政治家の貧困は、わが国の長年の宿痾である。
その根底には教育と文化の問題がある。
戦後六十年をかけて劣化させてきた教育と文化の「成果」がこれから徐々に蝕み始める。その復興は困難を極める。

中国やロシアの台頭という困難な国際情勢の中で、政党政治の一角を担うべき民主党がこの体たらくでは。
民主党に対する期待と要望についてはこれまでもいくつか述べてきたが、「自由党」と「民主党」の二大政党が日本の政党政治を担ってゆくという政治の理念、自由と民主政治の概念はいささかも揺るがない。

 

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