告知の日からのガン日記(上咽頭がんー丸山ワクチン日記)

08年7月の告知。5年生存率60%の標準治療を断わる。丸山ワクチンを決断。団塊世代、男性。試行錯誤の過程をリアルタイムで

安保徹教授も推薦する「ぬれマスク」療法

2010年08月01日 | Weblog
ぬれマスク療法というのは、夜寝るときにちょっと濡らしたマスクをすること。鼻の部分にはかからないように上部1/3を折り返してその部分を濡らす。こうすることで寝ている間は鼻呼吸がおこなわれ、適度な水分を含んだ空気がのどの奥に吸い込まれる。ちなみに部屋全体を加湿するとカビが生えて健康に悪影響がある。


「ぬれマスク先生の免疫革命」という本を書いたのは、歯科医の臼田篤伸さん。1945年生まれ。歯学博士。ガンの細胞培養学専攻、歯科開業のかたわら、風邪、ガン研究に取り組んでいた。あるとき、風邪を引いたことを感じるのがたいがい朝方であることに気がついた。風邪の菌やウィルスの感染によって発熱や喉の違和感など、風邪の諸症状がうまれるのであれば、日中に多くてもおかしくない。


人は寝ると意識がなくなる。外敵から無防備な状態になる。寝ている間は嚥下がおこなわれない。この嚥下活動が身体の防御活動のひとつで、ばい菌は胃に送り込まれて胃酸により溶かされる。さらに、抗菌物質を含むといわれる唾液も夜間は出ない。寝ている間に唾液が出て、気管に入らないような仕組みが備わっている。これらの仕組みは自律神経が関与している。日中は交感神経が優位、寝ている間は副交感神経が優位になるという。


風邪は夜中に進行する。口呼吸は免疫を低下させ、咽頭部の乾燥は外敵から侵入を容易にさせる。ぬれマスクが効果的という詳しい仕組みについてはさておき。次回はいきなりの実践編となる。理論が納得できたからだ。



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