告知の日からのガン日記(上咽頭がんー丸山ワクチン日記)

08年7月の告知。5年生存率60%の標準治療を断わる。丸山ワクチンを決断。団塊世代、男性。試行錯誤の過程をリアルタイムで

近況

2009年05月09日 | Weblog
ガンを告知されてから10ヶ月が過ぎた。標準の治療は断って丸山ワクチンだけを2日に1回打ち続けている。体調には異常は感じられない。そろそろ、検診にでかけてみたいという気がしてきた。告知を受けた病院は先月、あと3ヶ月経ったら又見せてくださいといわれた。だから今度はセカンドオピニオンを受けた病院に出かけてみようと思う。多分、変化はないと思うが、そのときになってみないと分らない。医師としてのアドバイスがほしい。さらに、今の状態を見て医師がどう思うかについても興味がある。患者である私が理解出来ない状況にあるからだ。丸山ワクチンの効果か、はたまた誤診だったのか、これがガンというものなのか、この先、どうなっていくのだろうという興味がある。すこし余裕が出てきた。

きっと、医師には嫌われている患者だろうと思う。診察だけを受けに来る患者。ガンの標準治療を拒否した患者。わたしも、確信があるわけではないから、ニコニコ笑いながら拒絶する。医師にとっては不気味な印象を与えているのではないかと感じるが、そうせざるを得ない。

現在、ガンは不治の病ではなく、ガンと宣告を受けた患者の5年生存率はトータルで約40%に達しているそうだ。私は、標準治療を受けた時の5年生存率が60%と説明を受けた。ガン患者としての立場からか、80%でも10%でもそれほどの違いがあるという気持ちはない。悪いほうになっても納得してくれという説得の数値に思えた。40%の確率で5年生れないのであれば、悔いの残らない治療法を選択したい(確率が高いというのではなく)と思っただけのことである。

同じことを何回も書いている。つまり、やっぱりガンは間違いなく不治の病だ。ガンは全身病。早期発見で早期がんを摘出することは正しい選択肢だとは感じるが、ガンの本質はその患部だけにあるのではないと思う。


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