免疫力をつけるための10か条

ガン難民コーディネーターの藤野邦夫さんは前立腺ガンを克服したあと、ガンに関する書物の翻訳を手がけた。その中の一つ、「ガンに打ち勝つ患者学」という本で紹介されているガンに打ち勝つための共通原則を10項目にまとめた。藤野さんはこれを相談に訪れる患者と家族に渡し、実践することを勧めている。


1 朝起きた時から、1日にコップ8杯（2リットル）の水を飲む。
2 玄米を食べるか、玄米の粉を食後に摂る。
3 野菜、納豆、ナッツ類を食べる。
4 一日何度か散歩をするなど手足を動かす。
5 ぬるめのお湯に20～30分つかる。
6 身体を冷やさない。
7 一日に何度かへそのあたりを温める。
8 どんな時間帯でも眠い時にはしっかり睡眠をとる。
9 ガン細胞を打ち砕くイメージを持つ。
10 医師の発言や検査結果に一喜一憂しない。


ガンを打ち砕くイメージを持つはいわゆる心理療法、アメリカのがんセンターで以前から取り入れられて効果は実証済みだとある。藤野さんはこのほか、第一酵母という研究所の天然酵母の製品とハーバード大学が考案した「野菜スープ」をガン患者に勧めている。

野菜スープの作り方は、かぼちゃ、セロリ、ブロッコリー、人参のような4種類の野菜１００gを切って、1リットルの水で煮込む。煮立ってから弱火に落とし、さらに30分ほど煮込む。塩などの調味料は入れない。これを朝晩200㏄ずつ飲用する。

以上、藤野邦夫著　「ガン難民コーディネーター」より引用させてもらった。