マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

'10/03/03 489系「ホームライナー鴻巣」を見送る

2010-03-05 01:36:00 | 特急型電車(交直流・交流)
こんばんわ。

昨日の続きになりますが、平成22年3月3日、出張帰りに上野駅にて「ホームライナー鴻巣」の撮影を挙行しています。

霞ヶ関での仕事は早く終らせ、まっしぐらに上野駅に駆けつける予定でしたが、案の定予定時間内には終らず、18時を回ってしまいました。ケツを叩いてさっさと終らせ、銀座線から京浜東北線に乗り換え、上野駅に到着します。
なんとか出発前に間に合いました。

定期「能登」の廃止により、当然にしてこの「ホームライナー鴻巣」も車種が変わってしまいますので、記録しないことには始まりません。この列車の撮影は、今回2度目ですかね。6月で晴れていれば、尾久辺りで走行写真も可能なんですが、この時期はさすがに無理ですから、上野駅だけで片付けることになります。


今日はクハ489-3。
大宮寄りでは、10人くらいのテツが居ましたかね。入れ替わりのサイクルが「北斗星」より早くて、人数は把握できません。どちらかと言えば、年齢層がやや高かったでしょうか。「北斗星」とは違い、かなり落ち着いた雰囲気の中での撮影です。



このアングルでもテツが写っていませんので、張り付き厨が居ないことがお分かりいただけると思います。今まで、あまりこんなアングルから車両を撮ったことはないかもしれません。



サボを撮ってみましたが、「ホームライナー」の表記はないんですね。特急車両として誕生した489系。このような普通列車用のサボが入るとは、本人(車)もさぞや驚いたことでしょう。



グレードアップの際、食堂車の廃止も相まって、ビュッフェサロンのようなスペースを設けたモハ489。これだけの改造をしておきながら、記号も変わらず番代表記も与えられていません。特急車両の中では異質の改造ですね。
窓から車内の様子を撮りたかったのですが、到着が遅かったので、サロン室は既に簡易居酒屋と化していました。一杯飲みたいサラリーマンには、人気のスペースのようです。



改札風景も撮っておこうと待機していたのですが、人通りを見送っていたら、発車間際になってしまい、改札が終ってしまいました。乗車口には何故か鉄板の渡り板を使用しています。他ではないんですが、どうしてなんでしょ。



こちらは東京寄りのクハ489-503。
発車間際なので撮影者は私含めて2~3人。反対側の10番線から狙っている人の方が多かったです。私も反対側へ回ろうと思ったのですが、階段を降り始めたら常磐線の電車が入線。15両編成なので、完全に塞がれてしまいました。



仕方ないので運転台のアップでも撮ろうと思ったのですが、構図を考えているうちに発車してしまいました。
仕方なくタテ位置に変えて流し撮りを強行。なんと、車掌さんにばっちりポイントがあってしまいました。


結局、撮影時間は10分も撮れなかったかな。暗くて1/15秒くらいだったのですが、全て手ブレせずに撮ることができたのは幸いでした。



それにしても、相当くたびれていましたね。もう廃車になってしまうのだから、手入れする気も無いのでしょう。
朗報としては、最終日に上ってきた「能登」の返還回送を利用し、489系「とき」が走るとのことです。ヘッドマークに何を使うのか興味がありますが、時間的にもちょうど良いし、我が家の近所を走るとなれば撮らない手はないですね。

終日を迎えるまであと10日を切りました。とにかく、最後まで頑張って欲しいです。
せめて、我々の手で彼のラストを汚すのだけはやめよう。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道路線・車両研究へにほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道写真へ

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする