スーパームーン。
今夜は見えましたー。
今夜は見えましたー。
名古屋港水族館の話を書こうかと思ってましたが、夕方に注目ニュースが入ってきたんで、こちらを先に。
患者にわいせつ、医師に無罪=「術後せん妄」で被害幻覚―東京地裁
2019/02/20 19:20時事通信
東京都足立区の病院で2016年、手術直後の女性患者の胸をなめたなどとして、準強制わいせつ罪に問われた男性医師(43)の判決が20日、東京地裁であり、大川隆男裁判長は「女性は幻覚を体験した可能性がある」などと述べ、無罪(求刑懲役3年)を言い渡した。
全身麻酔での手術後、患者が幻覚などを見る意識障害「術後せん妄」を発症することがあり、わいせつ行為の有無が最大の争点だった。
大川裁判長は、女性が乳房手術を受けた際、通常より多量の麻酔薬を投与されたと指摘。「せん妄状態だった可能性が高く、被害証言の信用性には疑問がある」と述べた。
その上で、女性の胸から医師の唾液成分を含むDNAが多量に検出されたとする警視庁の鑑定や検査結果の信用性を検討。結果が鉛筆書きで、書き直された部分もあったことに加え、検出量が争点と知らされた後、鑑定人が残った試料を破棄したことを挙げ、「結果を検証し難く、信用性に疑義がある。会話や触診で汗などが付着した可能性もある」と判断した。
この事件、覚えてますか?
2016年の夏頃で、このブログでも時事ネタとして取り上げました。
これとか、
これとかで。
いやー、私の見解通りじゃーん、ふふん!
って威張る前に、別に私が凄いんじゃなくて、ごくごく普通に考えて「ないんじゃない?」って事なんだがね。
今回の一番の争点は、実はわいせつ行為があったか無かったのか?というよりも警察・検察側の証拠の有効性だと思います。
全身麻酔の後に朦朧となってるとこで色々幻覚やら幻聴やら起こりやすくなってるのは当たり前だしさ。
しかも、それは本人にとっては「真実・事実」である、のはあるし理解するがそれが普遍的な真実として第三者を裁くというのは誤り。
普通なら、そのあたりをきちんと本人にわかるように「あなただけでなく、誰にでも起こりうる事柄だ」と説明すれば笑い話で終わったかもしれんが、自称・被害者女性の周囲にはその妄想を掻き立てて大袈裟にさせる人しかいなかったわけですな、特に警察。
本人はまだ納得してなくて、性被害者に対して云々とまだ言ってるらしいが、控訴はしない方が自分のためですよ、って身近な信頼できる誰かがちゃんと説得してくれるといいなあ。
控訴しても、証拠があれじゃ結果は見えてるが、
しかし、今回の警察の「証拠」に対する扱い、あれこそ追求すべきだと思います、とことんね。
意図的な捏造、廃棄が疑われますから。
そーいう適当証拠しか無い状況に関わらず、当時かなり長期に拘留されていた事も忘れてはなりません。
私は釈放要求署名したよー。
だって、明日は我が身ですよ、これ。