УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

『縄文にハマる人々』

2018-07-17 22:52:44 | 土偶・縄文・考古学


三連休の最終日、渋谷でこれ見てきました!

映画「縄文にハマる人々」予告篇


ミニシアター系で、今のところ静岡上映予定ないし、もし上映するとしても当分先だろうし、今、縄文がキテるのに待ってられんわーっ!!ってわけで、現段階で唯一上映している渋谷のアート系ミニシアター・イメージフォーラムさんへ。
渋谷ってミニシアター劇場が多いらしいですね。
そういえば、以前『アズールとアスマール』見た、今は亡きシネマアンジェリカさんも渋谷でありました。

で、前日夜にネットで席指定で予約したら半分くらいの入りでした。
が、当日はほぼ満員!補助席まで出てました!
予約しといてよかった〜っ!!

でもって、本篇。プロローグから始まり、最終章まで15の章にわかれた作りです。
それぞれに縄文にハマった、ハマってる人々が出てきますが、皆、濃くて熱い!
いわゆる専門家も出てきますが、そうでない独自の視点、独自の立場から縄文を語る人々の熱意!
しかし、熱心に自己の考えや推測を語っても、結論的には、
『まあ、わからないけどね』に行き着くところがなんかすごいなあ。
私はこう思うけれど、それは私には正解でもあなたには違うかも。
でも、あなたも私も正解であり、誤答かもしれない、それは結論はつけられない、だってそれが縄文だもん!
みたいな禅問答みたいであり、アバウト、ゆるゆるで誰にでも参加権がある!みたいなとこがいいよね、縄文!
まだまだこれからも新たな発見があり、今までの定説だと思われてた事がひっくり返るかも?というドキドキときめき感を抱く余地があるとこもいいし。
そして、昔昔の知らない人なんだけど、その人達と自分が確実につながっている感も良いですよね。
後半は結構哲学的になりましたが、今とは全く違う価値観、世界観、死生観を持っていたかもしれない縄文人。
何かと行き詰まり感の漂う昨今、彼らに叶わない私たちの理想や夢を妄想する、遠い過去の一見もういない失われた私たちに夢を託す、って妙ですがなんかわかるよーな。
土偶や土器、先日見てきた青森や山梨、國學院とか国立博物館、あるいは民博とか行った場所とか見た土偶もいたし、本とかの写真で見た土偶、まだ見た事ない土偶や土器もかなりアップで見応えありました。
私的には、静岡の川根出身の彼女がワンカットとEDにも出てた事がすごく嬉しかったです。



退化の弥生時代(笑)遺跡の登呂遺跡が有名な静岡ですが、もちろん弥生になってから急にそこに人々が村作ったわけじゃなくて、縄文や旧石器時代からその地で暮らしていた人々はいたはずだがね。



自分土産に、パンフと手ぬぐい、縄文特集の美術系雑誌を買いました。
パンフは、縄文遺跡や博物館案内もあって、とても参考になりました。
まだまだこれから訪ねていきたい場所が色々出てきました。

縄文って、現代人にとっては海みたいな存在かなあ?とも思いました。
母なる海、というよりは、サンダル履きで磯遊びするのも、ボンベ担いでダイビングするのも、潜水艦乗って行くのも結論的には海である。
また、サンゴ礁の海でも砂礫の海でも海藻の海でも海は海。
皆、それぞれに自分が好きな海の場所で自分が好きなように楽しめば良い、みたいな包容力というか懐の深さが縄文にはあるような気がします。
この映画も、縄文・・日本史で昔昔にやったような?からすでにハマって熱くなってる人々まで、幅広く楽しめて新しい発見あり、深いとこの気づきあり、と魅力あふれてる映画でしたねー。
さあ、次は上野の縄文展だ!
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縄文にハマる人々

2018-07-17 19:10:08 | 映画
あーしまった!
縄文にハマる人々の感想消してしまいました!
また、書き直します。
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『ワンダーランド北朝鮮』

2018-07-17 18:35:07 | 映画


またまたハチ公


10時頃でかつ連休中、人手はあんまり無かったなあ、スクランブル。

7月って、アメリカのインディペンデンスデイがあるんだったか?
ポスクロで、アメリカの女性にカードを出すことになったら、彼女は月別にあなたに書いて欲しいテーマがある、と言う。
7月のテーマは、パトリオット!
戦闘機じゃなくて、愛国心について何か語って下さい、と言う事でした。
あ、愛国心ねぇ・・^_^;;;;;
こ、困った。
アメリカ独立記念日を知らないアメリカ人はいないだろうけど、2月11日が日本の建国記念日だとすぐピン!とくる日本人って、アメリカの比じゃないだろうなあー。
単に祝日、休みで嬉しいなー、で、何の日だったか?って言う人が多いのでは?私もその一員だがね。
で、日本人は愛国心を表立って語る事はほとんどない。
もちろん、自分の国は好きだけど、そこまで燃える事はまずない。日本人はシャイだから、もあるだろうけど。
と、書きました。
だいたい、わかってもらえた模様・・

で、その日本人とは正反対な人々の暮らす国・・
それが、北朝鮮!
ってわけで、これを見てきました。

映画『ワンダーランド北朝鮮』予告編 北朝鮮の”普通”の暮らしとその人々。これはプロパガンダか?それとも現実か?

正確には、愛国心よりも金正日とかあの一族に対する愛、というか忠誠、かねー。
とにかく、なんか異様な映画でした。
想像以上に、あの一族に対する信仰宗教の教祖様的な崇拝があの国の普通であり、正義。
太陽が東から昇るような、当たり前の事なんだなー、って感じでした。
この映画の監督は韓国人なんだけど、韓国人だと北朝鮮に入るの難しいので、韓国籍を捨てドイツ国籍をとり、ドイツのパスポートで北朝鮮に入り、現地のコーディネーターの指示に従い、彼らが指定する場所で指定した人々にインタビューし、隠しカメラ等は一切使わず、って事で作ったらしい。
ってわけで、飢餓に苦しんでるとか、遅れてるようなとこはあまり映さない。
平壌なんかは日本のちょっと昔の地方都市みたいな感じだし。
しかし、なんともなんか怖いというかねー。
なーんか、自分の小学生の頃の小学生ならではの価値観、常識がそのまま全てに拡大された感じ。
お友達とは仲良く、親切に、良い行いをしましょう、たくさん友達作れば作るだけ良い、みたいな、なんか理想的なようでどこか胡散臭い世界。
管理してるし、映画に出てきた人達は表向きは自由に自分の意思で語っているみたいし、善良な人々に思える、でもホント?
と、???が浮かぶような世界。
まあ、これが北朝鮮の今のリアルなんかもしれないなあ、たしかに。
北朝鮮の人々は南北統一を心から望んでるみたいだけど、韓国側はどうなのかなー?
なんか『グッバイ!レーニン』を思い出したよ。
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