УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

浮世絵猫づくし

2009-10-31 23:36:51 | 日記


今日は、まず朝刊の広告にムカつくところからスタート(笑)
っていうのは、移動販売式のペットショップの広告がデデーンとデカく出ていたので。
数日間という短期間、イベントみたいに子犬や子猫を連れてきて、展示販売するというのですが・・・
正直、一番止めて欲しいというか、避けるべき購入方法だと思います。
なにせ、移動業者だから責任の所在もあいまいになりがちだし、フォローの程度も怪しい。
衝動買いを煽るような販売方法だし、思うに繁殖に関してもかなり××な所ではないかな?と。
チワワ5万円、ダックス3万円から、みたいにどこか「安さ」を強調しているところもイヤですね~。
さらに、怪しいのは純血種同士の違う犬種を組み合わせたMIX犬も純血種の子犬と同様に販売しているところ。
「両親のいいところどりで、可愛く個性的。デザイナーズ・ドックと言われ、アメリカでは大流行!!」
・・・って、ホントかよぉ~-_-;;
さらに、「血統書が出る種類もいます」って・・・
自分たちで勝手に、作って登録しているだけじゃないの?最近、そーいう柴犬繁殖業者が詐欺罪で逮捕されましたが。

で、ここから本題(?)
今日は、駿府博物館に「浮世絵猫づくし」展を見に行ってきました、ようやく。
そしたら、前期と後期で一部、展示作品を入れ替えているという事で~っ!!もっと早く行けばよかった・・・

で、江戸から明治あたりの浮世絵、その中でネコが出てくる作品を集めています。
しかし、やはり「ネコ」はでてくるけど、どちらかというと、美人画としての人物の方がメインで、その画面の中にネコもいる、というのが多いですね。
そして、現在の冷静な目(笑)から見ると、そーいうネコは目がぎょろっとしていたりして、あまり可愛くない。
浮世絵の美人が現在の美的感覚からすると「・・・・・・???」と思うのと同じく、かもしれません。
でも、冷静じゃないからいいの(爆)
そして、なぜか描かれているネコは三毛とか白黒ブチが圧倒的に多い。
当時でも、白一色とか黒一色、あるいは縞ネコもいると思うけど、三毛か白黒ブチ、時々白茶ブチが多し。
そして、何故か尾が短いまたはダンゴ状のネコばかりでした。
これは、何故かと想像するに・・・
まず、前者の疑問に対しては、あくまでネコが小道具の一つとして、メインではない描き方の場合、浮世絵は版画であるので、あまりネコに凝りすぎるわけにはいかない、けどある程度「絵」にならねばならない、っていうところで、三毛か白黒ブチというタイプに絞っているのでは?というところかな?
ネコがメインというか、ネコが多数出てくるようなタイプの浮世絵だと、ちゃんと縞柄とかいろんな柄のネコが出て来ておりました。
そして、後者に関しては・・・
「化け猫」と関係あるのかな?と。
展覧会に「化け猫」に関するのもありまして、それを見ると、尻尾が二股に分かれたネコが踊っているシーンが多い。
長くまっすぐなしっぽは、この二股の化け猫を連想させるから、あまり好まれなかったのではないだろうか?と。
写実に重点というよりは、縁起物っぽい雰囲気の絵が多かったので。
わりと、「真面目な日本画・芸術」っていうよりも、庶民的な楽しむ絵、っていう感じが多くて、クスっとさせたり、庶民の生活が垣間見えるようなのが多かったかな?
役者がネコの着ぐるみを持って嫌そーな顔してるのとか。
とかとかと、なかなか面白かったです。
お土産に目録画集も買いました~。
しかし、これだけネコが浮世絵にあるなら、犬、特に狆ならなんかあるのでは?と思って調べましたが、あんまりないみたい、あっても「ヘンな狆」が多いらしい(爆)
で、調べているうちに、「狆は当時、犬ではなく「狆」という種類の動物とされていた。」っていうのがありました。
へぇぇ~!!だから、漢字もどこか妙なのか~。

で、夜には外ネコのボランティアに行くが、そのうちの一匹、いっぷく君の前足がちょっと変だった。
人間の手に当る部分の向きがヘンで、20度くらい外を向いている感じ。
本ネコも、歩く時は痛そうな様子で。
見た目に怪我とか、血が出てるとかはないのですが、ひねったとか打撲とか何かかな~?骨折とかしてないといいのですが。
食欲は充分ありましたが・・・



で、その後は、マイケル・ジャクソンの映画を見てきました~。
マイケル・ジャクソンって言えば、キャプテンEO!!という低レベルな知識の私^_^;
しかし、シャイな観客が多い(らしい)静岡なのに、エンドロールでは拍手とか手拍子まで出るという受けっぷり!!
・・・でも、私はやりませんでしたな~。
確かに、50歳であの動きはスゴイけど、あくまでリハの時点というところもあってか、本気ではない(当然ですが)っていうのが見える、一方、周囲のダンサーは若くてピチピチ、第一級クラスの人たち、しかもその人たちはリハでも120%の力で全力で踊ってるので、なおさらその差が見えてしまうというか。
まーそのうち、映画サイトに感想書きたいとは思っています。

で、大道芸ワールドカップが始まって、パフォーマンスがあちこちで繰り広げられておりました。




でも、個人的に人ごみがスゲー嫌いだし、ずーっと場所取りしてまで待って見る気にもならないので、チラっと横目で見る程度です。
そこまでして見るなら、ボリショイ・サーカス見に行きます(笑)
コメント (2)
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