ロシアでは、犬の事を俗語的に「@」と呼ぶ事があるそうです。
犬が丸まって寝ている姿が「@」に似てる、だからだそうです。
それにしても、ハバロフスクは犬が多かったです。
ウラジオストクでも結構多いと思ったが、それに輪をかけて多い!!
ウラジオストクで見た犬は、
1) 個人や家庭での飼い犬
2) 使役犬
3) 野良犬
の三種に分かれるなぁ~と思いましたが、ハバロフスクではその境目が、特に2)と3)の境目がかなりゆるやかになってるというか。
こちらは、普通に日本でも見られる、犬の散歩風景。
犬種からみると、かなりバラエティに富む印象です。
ダルメシアン、ミニチャダックス(ロングヘアでなくスムースの方が主流)、チャウチャウ、バゼットハウンド、マルチーズ、トイプードルとかとか。
一方、この犬は、首輪もなく自由に離れているのですが、近くを通りかかるとかなり警戒した様子でじっとこちらを伺っている・・・
というのは、実はこの犬、野良犬といよりは、一応番犬みたいなのです。
いや、このボロボロのトタンの小屋が貸しガレージみたいらしくて、
そこに不審者が近寄るのを予防するために、放し飼いで飼われているみたいなのですね。
ビミョー、という感じです。
一方、こちらは、軍用犬のデモンストレーション。
こういう犬なら、わかりやすい(?)ですがね~。
こちらは、番犬用途ではなく、完全な飼い主のいない野良犬のようです。
日本では、もう野良犬とか野犬とかはほぼ見かける事はありませんが、ロシアではまだ結構います。
日本の街中にもしこんな野良犬がいたら、絶対「危険だ、狂犬病だ」と即排除されるでしょうが、
ロシアではなぜかあまり人々は犬に不干渉のようです。
というか、感じとしては、日本だと「野良猫」というか「地域猫」に近いイメージを受けました。
野良である程度自由にフラフラしてはいるけど、大体縄張りみたいなところがあって、
その範囲内でおなじみさんから食べ物をちょいともらったらり、という感じかな?
この犬は、ずーっとこのキオスクのそばにいて、
お客さんやお店番の人からちょいちょい食べ物をもらっているようです。
こちらの犬も、ご近所(?)の方から何かいただいたようですね。
そーいえば、日本で野良猫にごはんをあげたり、ハトにパンくずをあげたり、って一般的にはどちらかというとマイナスの目で見られる事が多いので、
わりとコソコソ隠れてやる場合が多いように思いますが、(ごはんをあげる事に対して非難される場合も多いし)
ロシアはその点わりとおおっぴらというか、堂々と悪びれずにハトに何か撒いてやったりとかしているケースが多いように見えました。
この間書いた、物乞いの人に対する態度と通じるところがあるのかも。
一方、自力でたくましく、狩をしたらしい犬もいます。
犬ほどではありませんが、ネコもそこそこみかけました。
街一番の大通りを堂々と歩いていたアメショー模様のネコ。
呼び止めたら、かなり愛想がよいやつであった。
これから、寒くなっていくから、何とか元気にみな、がんばれよぉ~!!
で、あまりにも犬と猫の写真ばかり多すぎるので、別にアルバムを作りました。
≪ハバロフスクの犬と猫≫