丸顔おばさんのブログ

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新しいチャイナセブン

2022-10-25 11:01:40 | 中国情勢
久しぶりに外国のことを書いておきたい。

「続く習近平体制」 異例の3期目で台湾統一への意欲 習氏の権力さらに強まる? 【風をよむ】サンデーモーニング|TBS NEWS DIG

内容。赤、こちらで追記。青、わたくしのつぶやき。

世界の富裕層の上位10%は中国人がアメリカを抜いて1位。
昨日(22日)閉幕した中国共産党大会では、
習近平は中国の豊かさを誇示し、さらなる発展を約束。
習主席が党トップの総書記として異例の3期目に入ることが確実になりました。
7人の最高指導部が発表され、ナンバー2の李克強首相など4人が最高指導部から外れた。
前の国家主席、胡錦涛氏が突然、関係者に連れられ、退席する場面も。
理由はわかっておらず、さまざまな憶測を呼んでいる。
閉幕式では習主席の権威をさらに高めるスローガン、「二つの確立」(「党の核心としての地位」と「政治思想の指導的地位」)を党員にも守るよう求めた。
毛沢東に過度に権力が集中し、文化大革命を起こした経験から、鄧小平が主導し、1982年、国家主席の任期を2期10年までと定めた。
ところが、
2018年、習主席2期目のとき、憲法改正し、国家主席の任期を撤廃。
無制限に国家主席にとどまることが可能になった。

拓殖大の先生は、庶民の生活が豊かになっていることと、反腐敗キャンペーンで一般庶民がものすごく溜飲を下げたこと。
それで国民が熱狂して習近平を支えた、と言う。

金持ちやいい思いしてる人はそうかもしれないけど、庶民はそうではないでしょう。

(中略)
党規約に「台湾独立に断固反対する」との文言が、新たに盛り込まれた。
台湾問題や成長に陰りが見える経済問題をかかえながら、習近平体制は異例の3期目に入る。

これが新しいチャイナセブン。



おばさんがおどろいたのは、李強。
驚いたと同時に、予想通りに、こいつが来てしまったか、と思った。
この人は上海の苛烈極まるゼロコロナ政策を主導した人だぞ。
しかも次期首相の見通しではないか。
習近平派だし、これから浮上してくるのではないかと言われていた人物だ。
2022-06-06投稿
記事より)
「次期首相の候補には共青団出身の胡春華副首相(58)が一時は最有力とみられていた。しかし、習氏との距離感から、李強・上海市党委員会書記(61)、李希・広東省党委書記(64)、陳敏爾・重慶市党委書記(60)らの名前が浮上している。」  

ん?李強って、上海のゼロコロナを推進してたトップではないか。
住民に詰め寄られてる動画見たけど。
こいつが李克強さんの次の首相の地位に就く可能性があるのか・・・
習近平続投で・・・
このツートップ、まずいじゃないか!

悪夢のようなツートップが実現目前みたいだ。

そして、中国共産党の派閥のなかでは、少しまともなことを言う「共青団」という共産党エリートたちは、みごとに外された。

胡錦濤胡春華外された4人李克強汪洋栗戦書韓正はみんな共青団。。

それから新しいチャイナセブンに入ったもうひとり、丁薛祥。
(大紀元動画より)
「かつて習近平の秘書長であった丁薛祥が率いる中央弁公庁は、15日の同日突然『退職した幹部が意図的に中央政府について論じ、政治的に否定的なコメントを広めることを禁じる命令』を出しました。」
記事より)
「党中央弁公庁というのは党中央委員会の事務局みたいなもので、総書記ら最高指導部の秘書役が主な仕事だ。現在の主任の丁薛祥という人物は、頭は悪くなく、演説稿などもうまいのだが、習近平のイエスマンというのがもっぱらの評判だ。丁薛祥率いる中央弁公庁の打ち出したこの「意見」が、なかなか不穏である。」

こいつも習近平のイエスマン。
もう始まってるよね、第2の文革。
ゼロコロナで行動の自由を奪って、国民を飢えさせて、
デジタルを駆使して、国民は、すっかり当局の監視のもとに置かれている。
毛沢東にあこがれている、共産党原理主義の習近平さん。
政敵をすぐ粛清しちゃうのも、同じ流儀だ。


李希は、おばさんよく知らなかったんだけど、
新しい最高指導部に序列7位で入った李希氏は、甘粛省出身の66歳。習主席に近い人物とされていますが、直接仕えた経験はありません。

というわけで、やはり習近平に逆らわなそうな人だ。

蔡奇も、
北京市トップの蔡奇(ツァイ・チー)氏も指導部の事務を担う中央書記処書記に就く。習氏の福建省勤務時からの部下。蔡氏も出稼ぎ労働者を追い出す政策が批判されたが習氏の信頼は揺るがなかった。

Wikipedia「蔡奇」より
2004年4月、台州市党委書記を担当し、当時は浙江省党委書記習近平の指導の下で働いていた

こいつも習近平の忠実な部下。

もともと独裁国家だけど、さらに独裁色が強まった。

胡錦涛の退場の様子が話題だ。
中国共産党の報道では体調不良などと言っていて、日本のメディアもそんな感じで言ってるけど、
ロシアのメディアを見たら、
その場面のアップのツイート動画を載せていた。

元中国指導者が突然重要な集会を去る
同国のメディアは、彼の出発は健康問題に関連していると主張している

中国の胡錦濤元国家主席は、中国の新指導部が選出されると予想されていた土曜日に、共産党の主要会議の閉会式を突然去った。
ソーシャルメディアに浮上した動画には、中国の習近平国家主席の隣に座っていた胡氏に近づいた2人の男性が映っていた。
短い会話の後、男性の一人が79歳の彼に立ち去るよう促し、腕をつかんだ。
胡氏はこの要求に従うことに消極的だったようだ。

ツイート翻訳:
胡錦濤は、かなり威厳のない方法で政治の舞台から引きずり出されます。 
彼がどのように習近平のメモを取り上げようとしているかに注目してください。 
彼はまったく元気そうに見えません。

これ見ると、退場前に、習近平から書類を取りあげようとしている。
その後、人がやってきて引きずり出されている。

胡錦涛の心情を察するに、公のみんなが見ている場面で、
最後の抵抗をこころみたように見える。

それを、はいはいと言いながら係員に追い出しをさせる習近平。

そういうふうに見える。

なにか、最後の抵抗をこころみたように見えるんだよな。

日本のメディアは、

中国共産党大会 胡錦涛前総書記が異例の“途中退席”(2022年10月22日)  
一部、引用。
次の最高指導部の候補となる中央委員の選出を終え、メディアが入場を許された直後のタイミングでした。
このあとには、習近平総書記の権威を高める党規約の改正などの決議を控えていました。

タイミングもはかったように見える。だいぶ年取ったな。
老い先短い自分のできる最後の抵抗と思ってやって、追い出されたのかもな。

動画の最後のところ
「胡前総書記は、12月に80歳となり、ある関係者は、医療チームがなんらかの健康問題に気づき、退席を促したのではとの見解を示しています。」

日本メディアはこんな報道だ。

なんと、反中国共産党のユーチューバーの方も、この見解が真実だと言っていて、私はちょっとこわいと思った。
反中共なのに、新華社(中共国営通信社)にちょっと出た報道を真実とするのかと。
幹部の健康問題は絶対秘密なのに、中共通信社が報道している時点で、おかしいのではないか?
※その後、情報を修正されていました。10/25 14:00 追記

習近平がこれだけ権力を持てたのは、
この言葉、あまり使いたくないけど、ディープステートのご意向だろう。

習近平の天敵である江沢民の捨て台詞が少し記事に載っていたけど、

2022/10/23 05:00
党大会に先立ち、党高官や長老らの間では、米国との長期的な対立を見据えた国力強化を訴える習氏の続投自体に強い反対論はなかったとされる。ただ、死去するまで個人独裁を敷いた毛沢東時代への逆行を懸念する考えは党内に根強い。
  江沢民ジアンズォーミン 元国家主席(96)は今回の党大会を欠席した。
党関係者によれば、江氏は先に、習氏に対し「君は党と国家と国際情勢の必要から続投するが、党は個人のものではない」と苦言を呈したとの情報があるという。

中共の長老たちは納得していない。

けれども、習近平に権力を譲らなければならない事情があるということだろう。

海千山千の、長老たちに譲歩をさせるほどの力っていうのは・・・

習近平は、新型コロナウイルスが武漢で感染爆発したときの最高責任者であることを忘れてはいけないと私は思う。

党大会少し前に出ていた記事だ↓

10/4(火) 11:00配信
かつて中国の公安部を牛耳っていた高級幹部の裁判が今月次々と開かれた
元公安部党委員会委員の孫力軍・副部長ら七人「政治団伙(不法活動をするグループ)」のメンバーほぼ全員に重い判決が言い渡された。
  孫力軍副部長が9月23日、元中国司法部長・副傅政華と江蘇省政治法律委員会書記・王立科が9月22日、それぞれ2年の執行猶予つきで死刑を言い渡された。2年が経過し無期になっても、減刑や仮放免の権利は剥奪され一生牢獄にとじ込められる運命だ。 
(中略)
2020年2月、武漢で新型コロナ感染が爆発的に拡大した。
中国政府は現地指揮にあたる数人の「中共中央工作組(政府直属グループ)」を派遣した。孫もそのメンバーだった。
  公衆衛生の専門知識を持ち、また副部長だった彼はWHO調査団も視察することがかなわなかった武漢P4実験室に自由に出入りし、新型コロナに関する資料を入手したと言われる
  正確な感染者数などの重要資料に接することができる権限も持っていた。一方、中国政府は感染人数も含めて感染源に関する情報をすべて公表していない。
  武漢入りの後の4月19日、孫力軍は「重要な紀律違反」の疑いで調査を受け、姿を消した。 
 孫の失脚は武漢のコロナ感染と関係があり、彼が無断隠匿した資料は武漢の新型コロナ状況など政治的に微妙なことと関係があると「RFI」中国語版が報じた
  孫はオーストラリアに機密資料の内容を漏らしたと言われている
モリソン首相がコロナ発生源を国際調査すべきと求めたのは、この資料に基づいたためとされる
結果、中国は報復措置をとり、石炭をはじめ豪産品の輸入を差し止めた。
  ブルームバーグも孫力軍のことを取り上げ,「2020年4月ころにモリソン首相がコロナの発生源を国際独立調査すべきと言った数日後に、中国から大規模なハッキングが豪政府に仕掛けられた」と報じた

あれはそういうことだったか。。
コロナの真相を明るみにしたいオーストラリアと、出したくない中国の熾烈な戦いだったらしい。
数年前の冬の石炭不足とハッキングは。
2020年10月13日 1:51 JST 

中国が、輸入を拒否したんだもんな。中国は、ほんとは石炭が必要なのに。
そのせいで多くの中国国民が凍えながら冬を過ごした。

2020年6月19日
どの国家によるものかわかっているかとの記者団からの質問に、モリソン氏は「公に特定はしない」と述べ、特定の国家を名指しすることは避けた。

その上で、「こうした活動ができる国家的な行為者はそう多くはない」と付け加えた。

サイバー攻撃は過去何カ月間にわたって回数が増えていたという。モリソン氏は、同様の「悪意ある」攻撃はオーストラリアだけでなく、世界中でみられるとした。

専門家は中国との関連を指摘

サイバー情報活動の専門家らはしばらく前から、オーストラリアで起きたハッキングは中国と関連があるとしている。

孫力軍がコロナの証拠をオーストラリアに漏らし、
暴露を阻止したい中国側の抵抗ということだったらしい。

  その後、中豪両国の間で制裁合戦が起こり、関係は凍り付いた。孫が漏らした情報と関係があるとみられている
  孫が外国に流した情報は習政権に不利であった。
さらに、孫が習近平の武漢視察に同行した際の態度が逆鱗を触れたともいわれている。
  「孫が党内で政治派閥を作り、個人の権勢拡大に励み、利権集団を形成させた。その利益集団が政府の主要部門をコントロールし、党の団結を破壊させて、政治の安定を危うくした」と中国中央紀律委員会が通達で公表した。
  その後、孫が習氏の失脚を狙ったと言う噂も流れてきた。
その根拠の一つは「孫氏は無断で二つの銃器を持っている」と中国政府に公表されたことであった。無断というのは政府の許可なしで隠し持ったことで、銃器の個人携帯を禁じる中国では大きな罪になる。
  孫力軍の逮捕後まもなく、孫氏の政治グループの二番目のメンバーで元中国司法部長傅政華は免職、すべての資格を剥奪された。
  傅氏が調査を受けているとの突然の発表で、謎はさらに深まった。
そのあとグループ全員の七名全部摘発されたことで、傅氏も孫氏に加担して、習氏を反対したことで粛清された。 
 一連の裁判で孫力軍が傅政華と手を組んで七人の「政治団伙(不法活動をするグループ」を組み、習氏に牙をむいたことが明らかになってきた。
  孫力軍たちが習を含む政治局常務委員たちを盗聴監視していたと言う噂が流れていたが、今となると単なる噂ではなかったようだ。 
 共産党大会が間もなく開かれる。その前に習が孫力軍一味に判決を下したのは見せしめだろう。裏返せば、習近平が三選を果たしても、安心できないことを意味している。 

コロナ発生当時の幹部のなかには、当然、習近平の味方でない人や政敵も関わっていて、証拠を持っている。
証拠をもって、習近平を失脚させようとすれば、このように逮捕され、死刑判決となる。
党大会前にわざわざ判決を言い渡して、みせしめ。

これができるということは、
コロナの真相を出したくない外国勢力(ディープステートといったほうがわかりやすいな)が習近平の続投を望んでいるということだろう。

それに長老たちも逆らうことができないということだろう。

ディープステートに逆らったらどうなるかは、長老たちが一番よく知ってるはずだからな。
そしてディープステートが味方したならば、中国ではどれだけでも強権をふるえることも、知っている。

今の状況は、おもしろくないはずだ。

その心情が江沢民の捨て台詞や、胡錦涛の退出の際の抵抗にあらわれていると、私は読み取った。


習近平の独裁続投を許したということに、あいつらの今後の展望が見て取れる。

ウイルスをばらまき、ゼロコロナなどというふざけた政策をやってしまう独裁者に、まだ力を与えておく。
そのまま続けろという意味だ。

そんな習近平さん3期目のお祝いに、おばさん渾身の記事を貼っといてあげよう。
古い記事から。
2020-05-23 

2021-04-02 

2021-12-23
(日本のワイドショーから書き起こし)
2014~2016年、バットウーマン石正麗研究員と共同研究。どんな研究かというと、SARSウイルスを強毒化する研究。
バリック氏の持っているノーシーアム方式の知識と技術とSARSウイルス、石正麗研究員のコウモリの糞から採取したスパイクたんぱく質を組み合わせて人工的なキメラウイルスを作った。(2015年のバリック博士の論文に書いてある)
2015年以降、武漢ウイルス研究所で同様の研究が相次いだ。
2020年9月、バリック氏にインタビュー
「何も痕跡を残さずにウイルスを編集することはできる。答えは武漢ウイルス研究所のデータベースの中にしか見つけられないだろう」


(ロバートケネディジュニアの記事より)
イベント201は2019年の10月に行われたのですが、その時にはすでにコロナウイルスが武漢で循環していました。
最良の推定では、2019年9月12日に循環し始めています。 
中国人はすでに知っていて、イベント201の参加者の1人、つまりマンハッタンのピエールホテルで行われているのはジョージ・ガオで、中国のCDCのトップでした。


これをちょっと見ただけでも、中国共産党が、なかでも習近平さんとその手下が、あいつらに実行犯として使われていることが明らかだ。

実行犯のみならず、文化大革命までやってしまって、人々の自由を奪う恐怖社会にしてしまった。
日本も似たような社会になりつつあり、これを目指しているのは明らかだ。
憲法改正して緊急事態条項作ったら、完成だ。

あいつらの実験国家、中国。

ジェイコブ・ロスチャイルドさんの弟子のジャック・アタリが、著書のなかで、
2025年に中国共産党が滅びると言ってるんだよね。
こちらの本みたい↓
『21世紀の歴史――未来の人類から見た世界』 ジャック・アタリ/著、林昌宏 /訳 作品社 2008年発行

ブログにその部分を引用してくださっている↓

中国が抱える数々の問題を列挙し、
「これだけの課題を一党独裁体制でこなすことは事実上不可能である。
2025年には、いずれにせよ中国共産党の76年間にわたる権力に終止符が打たれるであろう(70年以上にわたって権力を握りつづける政権は、世界中どこにも存在しない)。」
と書いてあるそうだ。

私はこの本を読んでいないのだけど、Amazonのレビューにも同様のことが書いてある。

使えるだけ使って、最後こうする計画なのではないか?

昨日、ファイザーのHPが一時アクセスできなくなって、夜逃げか?倒産か?と噂が流れたが、昼頃復旧した。

しかし、こういうふうに使えるだけ使って、やらせるだけやらせて、最後壊す、というふうにして責任をわからなくするってこと、やりそうだ。

政治家なんてまさにそうだ。
今までやったことの責任をちゃんととった政治家なんているんだろうか?

だから、いるうちに責任を突きつけることが大事だと思うし、
そいつが誰に使われているのか?って視点をつねに持っていたいものだと思うんだ。





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