『いくつになっても、ずっとやりたかったことをやりなさい』
著作ジュリア・キャメロン
リタイアした人に向けて書かれた本とのことだけど、年齢関係なく参考になる本。
あなたは、やりたいことをやっていますか?
今は働いていて、忙しくてやりたいことができないけれど、将来リタイヤしたら旅行でもしてみよう。絵でも描いてみよう。
考えていることはあっても、実際やってみると数週間で飽きるもの。そして、切実な問題が待っている。
●リタイアした人たちが直面する問題
・生活環境が一変、これまでの習慣を失う
・時間はできたが何をしたら良いかわからない
→憂鬱になってしまう
そういう問題から抜け出すために新たなルーティンを身につける必要がある。
その方法として、次のことを実践してみることを本書では勧めている。
●本当にやりたいことをするための四つの行動
・毎朝、考えたことをなんでもいいからノートに手書きで書く。
・やってみたいこと10個のリストを作って、1週間に1度、冒険のつもりでその一つをやってみる。
・一人で散歩(気づきが降りてくる)
・人生を12区分して1区分毎に振りかえる(過去から自分を見つめ直す。)
ざっくりとした内容は上記。
私は定年までは、まだまだ先の話ではあるけど
「自分が、一体何をしたいのか?」を悩むことがある。
朝起きて、仕事に行き、帰って疲れて寝る。
その繰り返し。
それが自分のしたかったことなのだろうか?
もやもやと胸の中にくすぶる不満がある。
そうではない、と体が訴えている気がする。
自分のしたいことを見直すために、本書で紹介されている方法で、「与えられているルーティン」ではなく、自ら「作り出すルーティン」の中で、自分の人生を取り戻したいと思う。