ゴルゴ１３ Target.7（５．２３放送）

「Ｇ線上の狙撃」
バイオリン奏者のシンプソンがアンコール曲「Ｇ線上のアリア」を演奏中、
バイオリンのＧ線が切れ、観客から大ブーイングを浴びる。
それがトラウマとなり、演奏をキャンセルされたシンプソン。
彼は、ライバルのケルンスキーにも同じ目に遭わそうと、
彼のバイオリンのＧ線を切るよう、ゴルゴに依頼するが・・・

何と、ケルンスキーは切れていない線を使って、演奏を続行したのでした
ゴルゴへの依頼は「Ｇ線を切ること」だけなので、
ゴルゴはそれ以上、線を切ることはしませんでしたね。

ライバルを蹴落とそうと、ゴルゴに依頼をした時点で、
シンプソンはケルンスキーに負けていますね。
シンプソンはアンコールを頼まれても「紅茶の一杯も飲めないのか」と苛つきますが、
ケルンスキーは突然の依頼、それもチャリティーに快諾しているし。
もうこの時点で、どちらが人格者も明らかですね。

演奏者としても、また人格的にもケルンスキーの方が自分より上、
ということを見せつけられた結果、
シンプソンは二度と復活することはないのでしょうね・・・