夕刻の神田明神さん。
夕陽の色は無くどんよりしているけれど昼過ぎから降り始めた雨も止み、雲の隙間も見え始めています。
5月11日木曜日から来週17日水曜日の例大祭まで1週間にわたる神田祭が始まりました。
初日の今日は「鳳輦神輿遷座祭」が執り行われます。
太鼓の音に迎えられ境内へ。
まずはお参りです。
この時ばかりは私利私欲にまみれたw願い事はせず、Covid19禍により一度飛ばされてしまった祭が4年ぶりに行われることへのお祝いと感謝の思いをお伝えします。
日の入りから25分。
やっと暗くなり始めた19時に木遣り衆の唄声で幕が開けました。
動画も撮りましたよ。
この時期に流れる龍角散のCMでもお馴染みですね(全国で流れているのか関東限定バージョンなのかは知らないけど)
笙の音が境内に響き渡り雅楽を奏でる神職の方々が続きます。
最後に氏子町の方々が続き社殿に入ります。
社殿の中では神田明神祭神「大己貴命:だいこくさま」「少彦名命:えびすさま」「平将門命:まさかどさま」に出ていただく儀式が始まりました。
特に今回の祭はえびすさま奉祀150年だそうです。
三柱の祭神さまが外に出ると社殿の灯が消え境内が真っ暗になりました。
雅楽の音色が夜の空に響き、松明の光に導かれ粛々と社殿裏手の奉安庫に納まる鳳輦・御輿に向けて祭列が進んでいきます。
絹垣に包まれた三柱の御神霊が一般参拝者の前に現れました。
これから我々の目の前も通るので写真を撮るのはやめて頭を垂れて待ちます。
写真がブレまくっているのは、ストロボを点けるわけにいかないのでシャッター速度1/4以下での撮影となっているからです。
祭列の通過と同時にすぐに社殿横にショートカットして移動。
前回もこの儀式を見たので移動のタイミングを覚えていたのです。
良いポジションを確保する事ができました。
ゆっくりと祭列が進み
祭神三柱が奉安庫に到着しました。
鳳輦・御輿に遷座されると灯りがともり、祝詞と御供えに続き
参拝者全員によるニ礼ニ拍手そして無事祭が執り行われる事を祈願して遷座祭が終了です。
いよいよ平成五年 神田祭が始まりました。
24時間開門していて灯りが消えることのない社殿奥が主が留守になったことで暗くなり、いつもは優しい明神さんがこの時は畏怖する存在に見えます。
明神男坂を下り
神田祭が始まった秋葉原の街に出ます。
今回の神田祭とのコラボはホロライブ。
V-Tuberはロケット打ち上げ実況の宇推くりあちゃんくらいしか見ていないのでホロライブも良くは分からないのですが、
このコは知ってますよ。
YAMAHAエレクトーンを演奏する「姫森ルーナ」ちゃんですね。
キャラデザインは「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の方なので憶えました。
6年前の神田祭 × ラブライブ!コラボでは東條希ちゃん役楠田亜衣奈さんが神田祭公式配信でゲストとして喋っていたけれど、今回はV-Tuber配信もあるのかな?
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